『手わざ』でフワフワ!ダウンジャケットの洗濯のコツ


『手わざ』でフワフワ!ダウンジャケットの洗濯のコツ

ここ数年で家で手洗いできるダウンジャケットが増えています。
気温も上がってきたこの時期を利用して、ダウンジャケットを洗って内側までしっかり乾かそうという方も多いでしょう。
しかし、ただ洗って乾かしただけではダウンの偏りや表布のシワなどで見栄えが悪くなってしまうかもしれません。
活躍する期間の短いダウンは、次のシーズンになってもきれいでフワフワな状態で着たいですよね。
それにはちょっとしたひと手間、『手わざ』が必要になってきます。
そこで今回は、ダウンジャケットの洗濯のコツをご紹介します!

やさしく押し洗いしよう

ダウンジャケットはとてもデリケートな衣類です。
洗濯機のドライコースよりも、たっぷりの水でやさしく押し洗いしましょう。
押し洗いをすることで、中のダウンの偏りを防ぐことができます。
脱水は洗濯機で行いましょう。このとき、短時間で済ませることがポイントです。
また、カラカラになるまで脱水してしまうと、シワやダウンの偏りの原因になるので注意してください。
水分がしたたり落ちないくらいの加減が理想です。

脱水後は素早く手わざでシワと飛ばす

脱水が終わったら、素早く洗濯機から取り出します。
取り出したらダウンジャケットをバサッとひと振りして大きなシワを飛ばしましょう。
まずは肩のところを持って振りさばきます。
次に裾のところを持って逆さにし、もう一度振りさばいてからハンガーにかけて干しましょう。

陰干しをして、手わざでボリューム復活させる

ダウンジャケットは陰干しが基本です。
「天気のいい日に天日干しして早く乾かそう!」と思われがちですが、2~3日かけてゆっくりと乾かすことでフワフワの仕上がりになります。
ダウンジャケットを陰干しにしたら、袖や襟まわりなどシワがよりやすい部分を指でしごきながら伸ばしていきましょう。
中のダウンが偏っている場合もあるので、力を入れずに軽くもみほぐすようにして形を整えることも大切です。

外側が乾いてきたらもう一度ダウンをほぐしてあげると、仕上がりに違いが出てきますよ。このとき、両手で挟んで軽くたたきながら中の毛をほぐすようにしましょう。

完全に乾いてから保管しよう

『手わざ』でフワフワ!ダウンジャケットの洗濯のコツ

ダウンジャケットは表面が乾いたと思っても、まだ中に湿気が残っていることも少なくありません。
完全に乾いた状態になってから保管することが重要です。まだ湿気が残った状態で片づけてしまうと、カビや異臭の原因になってしまいます。
目安としては、ダウンジャケットを両手でぎゅっと挟んで、手に水分がつかなければOKです。
そして「大丈夫かな」と思ってからさらに1日干すのが失敗しないためのコツです。
乾いた後に大きなシワが気になる場合は、霧吹きで水分を与えてシワを伸ばしてあげましょう。
ほんのひと手間で、仕上がりに大きな違いが出ますよ!

ただでさえ着るシーズンが短いダウンジャケット。とくにお気に入りであればいつまでも長く着続けたいですよね。自宅で洗濯しても、羽毛の偏りが直らなかったり、大きなシミなどがある場合はクリーニング屋さんに相談してみましょう。

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