いつ出せばいい? 羽毛布団のクリーニングの頻度


いつ出せばいい? 羽毛布団のクリーニングの頻度

暑さが和らいでくると、朝晩の寒暖の差も大きくなっていきます。
寝苦しい季節が過ぎると、今度は羽毛布団の出番です。9月頃から羽毛布団を使い始める、という人も多いですが、羽毛布団はいつもきれいな状態で使いたいものです。
しかしどのくらいの頻度でクリーニングに出せばいいかわからない、という人もいるでしょう。
そこで今回は、羽毛布団をクリーニングに出す頻度について紹介します。

【頻繁なクリーニングは羽毛を痛める】

「いつも清潔な状態で眠りたい」というのは誰もが思うことですが、頻繁にクリーニングに出していては中の羽毛が痛み、あたたかさが半減してしまったり、羽毛のカサが減ってしまったりすることもあります。
また羽毛布団の外側の生地の劣化にもつながります。外側の生地が傷んでしまうと、中から羽毛が飛び出してしまうこともあるのです。そのため、クリーニングをするのは5年から7年に1度で十分だと言われています。
目立つ汚れがない限り、クリーニングには出さなくてもよい、ということです。
しかし毎日使うものですから、少しずつ汚れはたまっていきます。2、3年に1度クリーニングに出すことで、清潔さをキープすることができます。

【ただし家庭でのメンテナンスは必須!】

いつ出せばいい? 羽毛布団のクリーニングの頻度

羽毛布団自体は頻繁にクリーニングに出さなくてもいい、とは言われますが、日ごろから家庭でのメンテナンスは必須です。
羽毛布団にはカバーをかけ、こまめに洗濯をしましょう。
天気のいい日には2時間ほど天日干しをして、中の湿気を逃してあげることも大切です。
ダニなどが気になる場合は袋に入れて密閉し、車の中など気温が上昇しやすいところに置いておくと効果的です。
車がない場合は衣装ケースなどでも代用できます。
また布団の場合は毎日あげて、万年床にならないようにしましょう。
ベッドの場合は、二つ折りにして空気を逃すことで湿気がこもりにくくなります。

【羽毛布団のクリーニングの注意点は?】

では、いざ羽毛布団をクリーニングに出そう、と思ったら確認しておきたいことがあります。まず羽毛布団でも洗えるものと洗えないものがあります。
ノンキルトと呼ばれる、羽毛布団に縫い目のないものは中の羽毛が偏ってしまうため、洗うことができません。
クリーニングができる場合でも、生地の光沢がなくなったり、穴やほつれが大きくなってしまったりすることもあるので注意が必要です。
また、クリーニングに出せばどんな羽毛布団でもふっくらとなると思われがちですが、古いものに関してはあまり期待できないこともあります。

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