ぬいぐるみやセーターの毛玉を取る3つのテクニック


ぬいぐるみやセーターの毛玉を取る3つのテクニック

ぬいぐるみやセーターにいつの間にかできててしまう毛玉、厄介ですよね。
お気に入りの衣類ほど頻繁に着用するため、摩擦によって毛玉はできやすくなります。

新品の頃のふわふわ感は、もう戻ってこないのでしょうか?新品同様とはいわないまでも、できるだけ毛玉をきれいに取り除きたいですよね。そこで、効果的に毛玉を取る方法を3つご紹介します。

T字カミソリを使う

「カミソリを使う」と聞くと、布地を切り刻んでしまうのでは?と不安になる人もいるかもしれません。
もちろんカミソリは刃物であるため、使用方法を間違えれば大切なセーターに穴が空いたり傷ついたりして取り返しのつかないことになる可能性はあります。
しかし、使い方さえ正しければ、カミソリは非常に有効な道具です。

まず、毛玉が気になる部分をアイロン台のような平らな場所で広げます。
凹凸のある場所で使用すると、失敗しやすくなりますので必ず平らな面の上で行ってください。
肌にカミソリをあてるときのようなイメージで繊維をピンと引っ張り、毛玉がある部分だけをそぎ落とすようにカミソリを繊維と平行に動かします。
女性用T字かみそりのように、肌を傷つけにくいタイプのカミソリの使用がおすすめです。毛玉を全部そぎ落とした後は、粘着シートを使用してセーターの上に残った毛玉を除去するといいでしょう。

ぬいぐるみのように凹凸が激しいものにできた毛玉を取る際には、平らな面にできた毛玉を除去するよりも慎重に行う必要があります。

スポンジのざらっとした面を使う

ぬいぐるみやセーターの毛玉を取る3つのテクニック

キッチン用スポンジのやわらかい面ではなく、固い面を使用します。
ポリウレタン製のスポンジは表面に無数の穴があいており、この穴に毛玉の先がひっかかるため毛玉を除去しやすいという特徴があります。
水を含ませていない新品のスポンジを使用するのがポイントです。

しかし、穴に毛玉をひっかけて引っこ抜くという除去方法にはリスクもあります。
穴にひっかけて繊維を引きちぎるために、まだ毛玉になっていない部分の繊維を毛羽立たせてしまいやすく、次回の毛玉を作りやすくなってしまう場合があります。

そのため、理想をいえば毛玉の部分だけにピンポイントでスポンジを当てたいところです。「来年も着るかどうかわからない」あるいは「より早く毛玉を除去できさえすればいい」と、考えているならおすすめの方法です。
凹凸が多いぬいぐるみにも使用できるため、できるだけ毛玉ができていない部分を巻き込まないように配慮しながら使用するといいでしょう。

クリーニング店の毛玉とりオプションを活用する

アンゴラやモヘアのように毛足の長いニット、取扱いが難しい高級なニットにできてしまった毛玉は、クリーニング店で毛玉とりオプションを使用することをおすすめします。
自己流で処理をして穴をあけてしまっては取り返しがつきません。

毛玉とりオプションは数百円で利用できることが多いので、長く着続けたいニット製品だけでも頼んでみると良いかもしれませんね。

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