スーツスタイルをもっとお洒落に! ベストの着こなしの基本


 

スーツスタイルをもっとお洒落に! ベストの着こなしの基本

結婚式やパーティなど、フォーマルなシーンで身につけることの多い“ベスト”。
スーツコーディネートの幅をぐっと広げ、お洒落さを格段にアップさせてくれる優れたアイテムです。しかし、ポイントをしっかりと押さえて身につけなければ、逆に野暮ったい雰囲気になってしまうかもしれません。
今回は、覚えておきたいベストの基礎知識と、ベストをお洒落に着こなすためのポイントをご紹介します。

ベスト=ジレ? 着用するメリットとは

日本ではベストと言えば“袖のない前合わせの服”を思い浮かべますが、そもそも「ベスト」とは、下着と上着の間に着る中衣を指す言葉。イタリアやフランスでは、「ジレ」と呼ばれています。そのため、“ベスト”として売られている場合と、“ジレ”として売られている場合があるのです。
ベストを着用するメリットは、防寒や温度調整、スタイル補整、ジャケットを脱いだ際のスマートさなど。
ジャケット・ベスト・スラックスが同じ生地で作られた“三つ揃い(スリーピース)”を身につけるスタイルと、ツーピースに“オッドベスト”を組み合わせるスタイルがあります。

ベストを着こなすポイント

スーツスタイルをもっとお洒落に! ベストの着こなしの基本

ベストをスタイリッシュに着こなすためには、いくつかのポイントを押さえておくことが大切です。ベストを購入・着用する際は、以下のポイントをチェックしてみてください。

・体にフィットするサイズ感のものを!
ベストを着こなすために最も重要なのはサイズ感。
シャツとジャケットの間に着用するものなので、ゆとりを持たせすぎず、なるべく体にフィットするサイズのものを着用しましょう。
ただし、あまりに小さすぎてベストとスラックスの間からシャツやベルトが見えてしまうのはNGです。丈はベルトの少し下くらいで、ベストとスラックスが自然に繋がっているのが最もスマートに見えますよ。

・襟の組み合わせに注意!
ベストを着た際、シャツの襟がベストの上に飛びだしているのはバランスが良くありません。シャツの襟先がしっかりとベストの下に収まっているのが粋な着こなしです。
ベストとシャツの襟の組み合わせに注意し、動いてもシャツの襟が飛び出してこないよう着こなしましょう。

・オッドベストはスーツと素材感を合わせて
ツーピースにオッドベストを取り入れる場合は、組み合わせるスーツと近い素材感のものを選びましょう。
カジュアルな場面であえてベストをはずしに使う場合は別ですが、ビジネススタイルではちぐはぐ感が悪目立ちしてしまいます。

いかがでしたか?
身につけるだけでスーツスタイルを格調高いものにしてくれるアイテム“ベスト”の着こなし術をご紹介しました。
普段はジャケットとスラックスのツーピースをメインに着用している方も、ぜひ今年はベストを組み合わせたスタイルに挑戦してみてくださいね。

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