軽くて暖かいダウンジャケットは冬の必需品ですよね。しかし、寒さを感じるようになってからすぐに着始めてしまうと、暖かすぎてかえって汗ばんでしまったり、暑くて着心地が悪かったりするときもあります。では、一体いつくらいからダウンジャケットを着るのが良いのでしょうか。今回は、ダウンジャケットを着始めるタイミングを見極めるために知っておきたい、ダウンジャケットの特徴や防寒性についてご紹介します。
ダウンジャケットの防寒効果はどれくらい？
ダウンジャケットはダウンやフェザー、ポリエステルなどの素材を詰め物として使用した暖かいジャケットやジャンパーのこと。
見た目からしても暖かそうな点も魅力の1つですが、ダウンジャケットやコートに使用される詰め物にはグレードがあり、ダウンの割合が多いほど軽く暖かな着心地だといわれています。ダウンは、水鳥に生えるきめ細かい胸毛部分の羽毛のこと。フェザーは翼を構成している芯のある羽のことをさしており、ダウンを多く使用しているコートほど高級品に分類されます。
蒸れやすいダウンジャケットの特徴
フェザーは通気性が高いため、暖かさを感じられつつも程よい通気性を確保することができますが、ダウンジャケットの詰め物がポリエステル製の場合は通気性が悪く、蒸れやすいという特徴があります。
電車やバス、室内などの暖房の効いた場所で過ごす時間が長い場合、蒸れやすいダウンジャケットは使い勝手が悪く感じることがあるでしょう。しかし、ポリエステル製のダウンジャケットは手軽に入手可能な価格であるため、デザイン性の高いダウンジャケットや、流行のデザインのダウンジャケットを手軽な価格で欲しいと考える方にとっては便利です。
ダウンジャケットを着始めるタイミングはいつ？
ダウンジャケットを着るために適した気温が分かれば、おのずとダウンジャケットを着るタイミングが見えてくるはずです。
しかし、ダウンジャケットの詰め物の素材や厚みによっても防寒性が異なるため、必ずこのタイミングでとはいえませんが、目安として10度を下回ったときがベストといえるでしょう。とはいえ、寒さや暑さなどの体感温度には個人差があることも注意してください。
もし、ダウンジャケットを着たことで暑く感じることが不安なときには、薄手のものを着るようにすると、出先などで脱いだとしても畳んでバッグなどにしまうことができます。
防寒対策として手軽に持ち運べるタイプのダウンジャケットを一枚用意しておけば、さまざまな気温に対応しやすく便利ですよ。
寒冷地やレジャー地など、本格的に寒さをしのぐ必要があるときは厚手のダウンジャケットを着ていくといいでしょう。
厳しい冬の寒さを乗り切るために欠かせないダウンジャケット。心地よく着るためにも、正しい知識を備えて、冬本番に備えましょう。
また、数万円する高級なダウンジャケットは長く愛用できるアイテムです。保管やケア方法には気をつかって、いつまでも大切に使っていきましょう。
