トラブルに要注意! 汚れてしまったシルク製品を手洗いする方法


 

トラブルに要注意! 汚れてしまったシルク製品を手洗いする方法

美しい光沢やなめらかな手触りが特徴的な「シルク」は、下着やパジャマなどに多く用いられる高級素材。
吸湿性や保温性に優れ、着物やドレス、ベッドシーツ、ブラウス、ワンピースなど、さまざまな衣類・ファブリックに用いられています。
見た目・感触・機能性すべてに優れたシルクですが、非常に繊細な素材であるため、扱いには注意が必要です。
シルクの衣類にシミができてしまったら、いったいどのように対処すればよいのでしょうか。今回は、気になる自宅でのシルクのシミ抜き・洗濯方法をご紹介いたします。

取り扱いに注意! シルクの繊細さ

始めにお話しした通り、シルクはさまざまな機能に優れた優秀な素材です。
しかし一方では、“摩擦に弱い”“紫外線を吸収しやすく、日焼けすると黄色く変色してしまう”など、繊細な部分も数多くあります。
また、しっかりと表示を確認せず下手に洗濯してしまえば、縮んだり、シワになったりしてしまうことも。
シルク製の衣類やファブリックを長く使っていくためには、汚してしまわないよう丁寧に扱うことが何より大切なのです。

シルクを自宅で洗う方法は?

トラブルに要注意! 汚れてしまったシルク製品を手洗いする方法

どれだけ丁寧に扱っていても、使用を続けていればいずれは汚れてきてしまうもの。
自宅で洗濯する場合、まずはタグの取り扱い表示をしっかりと確認しましょう。
「洗濯可」の表示がある場合のみ、洗濯機のソフト・手洗いコース、あるいは手洗いで洗うことができます。
手洗いする場合は、以下の手順に従いながら注意して洗濯してあげましょう。

1.水または30度前後のぬるま湯に洗剤をいれて洗濯液を作る
2.衣類を洗濯液に浸し、両端を軽くつまんで洗濯液の中で素早く振るように洗う
3.水を入れ替え、先ほどと同じく振るようにして洗濯液をすすぐ
4.再び水を入れ替えてすすぐ
5.広げた状態でタオルに挟み、水分をタオルに移すようにして脱水する
6.軽く振り、シワを伸ばした状態で陰干しする
7.半乾きになったら、当て布をして中低温でアイロンがけしてシワを伸ばす

洗濯前には、目立たないところに洗剤をつけて色落ちテストをするのも忘れないでください。シミや汚れが目立つ部分は、洗剤の原液を塗布した状態で洗いましょう。

いかがでしたか?
繊細なシルクを自宅で手洗いする方法をご紹介しました。洗濯する際は、中性洗剤を使っても良いですが、できればシルク製品専用の洗剤を使用したほうがより安全です。
心配な場合は、シルク製品を取り扱っているクリーニング店にお願いし、プロの手で洗ってもらうことをおすすめします。

詳しくはこちらから