仕上がりに差が出る! ぬいぐるみ洗濯の極意教えます


仕上がりに差が出る! ぬいぐるみ洗濯の極意教えます

癒されるかわいいぬいぐるみは、小さなお子様はもちろん大人にも大人気です。
どこのご家庭にも1つくらいはぬいぐるみがあるのではないでしょうか。

ぎゅっと抱きしめたり一緒に寝たり、肌に直接触れる機会が多いぬいぐるみ。いつのまにか汚れが目立つようになっていませんか?
洗濯可能の表示があれば、すっきり自宅で丸洗いしてしまいましょう!
かわいさを損ねずに清潔にできる、ぬいぐるみ洗濯の極意をお教えします。

自宅でぬいぐるみを洗濯! 用意するもの

・手洗いする場合に洗濯用のたらいまたはバケツ・バスタオル
・ぬいぐるみがすっぽり入る洗濯ネット
・ぬいぐるみ洗濯用洗剤またはおしゃれ着用洗剤
・毛並み揃え用ブラシなど

シンプルな作りの中身が柔らかいぬいぐるみ、パーツが縫い込んであり丈夫なもの、皮を使っていないもの、色落ちしないものはネットに入れて弱水流で洗濯機を使用することができます。
心配なら手洗い用たらいなどを使って丁寧に洗いましょう。

パーツが取り外し可能なものは、外して洗濯すれば安心です。
毛足が長いものは乾かす前にブラシ等で整えてふんわり仕上げます。

失敗しないためのチェック

ぬいぐるみを洗う前に必ずやらなければいけないことがあります。
たとえ洗える素材だとしても色落ちの有無を調べることです。

タオルを濡らしてしぼり、ぬいぐるみの目立たない部分を叩いてタオルに色が移るかチェックします。色がついたら色落ちするので水洗いの洗濯はできません。
部分により異なる素材を使っている場合、すべての素材でチェックしましょう。
パーツを接着剤で付けているもの、縫製が弱いもの、洗うと縮むものは水洗いできません。
たとえ優しく手洗いしても簡単に破損してしまいます。

中身によっては水分を含んで変形してしまう可能性があります。
中綿がポリエステルのもの、ビーズやパイプといった素材以外は水洗いしないほうが良いでしょう。

仕上がりに差がつく洗濯法

ぬるま湯に洗剤を溶かしてからぬいぐるみを静かに入れます。
優しく押し洗いをして汚れ水がきれいになるまで十分にすすぎます。
柔らかい風合いを保つため、柔軟剤を入れて少し放置してから水分を切ります。
デリケートなものならタオルドライのみにして日陰に干します。

洗濯機の脱水を使う場合にはネットに入れてごく短く、ドライ用やおしゃれ着洗い用で脱水するとよいでしょう。

洗濯機で洗うなら、ネットに入れて手洗いコースやドライマーク用、おしゃれ着洗い用などの極弱水流で洗います。
すすぎも同じコースでごく短くしてすぐに陰干ししましょう。

干し方も大切! これでかわいいまま清潔に

仕上がりに差が出る! ぬいぐるみ洗濯の極意教えます

せっかく洗うならガンガンに日光消毒したくなりますが、強い日差しに当てると日焼けして色が落ちてしまいます。風通しのよい直射日光が当たらない場所で干しましょう。

干す時は、できるだけ平らに干せる洗濯用品で干したいところです。形を整えて通気のよい場所を作って干すと良いでしょう。
洗濯ばさみ等で一部分をはさんでしまうとそこに跡がついてしまいます。比較的リーズナブルに売っている枕干し用のネットはぬいぐるみをすっぽり入れて干せるので大変便利です。

大きなものになると1日では乾かないので、ぬいぐるみを洗濯する時は、天気が続く時期を選びたいところです。

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