夏場は、家族や友人同士で海や山、川などにレジャーに出かける機会が多くなる季節ですよね。屋外レジャーの醍醐味と言えば、大自然を楽しみながら豪快に味わうバーベキュー。
ついつい遊びや食事に夢中になり、焼き肉のたれを衣類にこぼしてシミを作ってしまった……という経験がある方も多いのではないでしょうか。
淡い色合いのものが多い夏服では、より一層シミが目立ってしまいますよね。焼き肉のたれのシミは落ちないから……とあきらめてしまう前に、自宅でできるシミ抜きの方法を試してみましょう！
焼き肉のたれのシミには○○が効果的？！
シミ抜きのために使うアイテムと言えば、市販の酸素系漂白剤ですよね。
しかし、たれをこぼしてすぐにあるモノを使って応急処置を施せば、シミを残すことなくすぐにキレイにすることができちゃいます。
そのあるモノとは、どのご家庭にも必ず一つは常備している「食器用洗剤」のこと！
バーベキューの際は、使用後の網や鉄板を洗うために食器用洗剤を持っていく場合も少なくありませんよね。たれを衣類にこぼしたことに気が付いたら、すぐに上から食器用洗剤を塗りましょう。デリケートな衣類の場合は、洗剤を水で少し薄めたものをティッシュに含ませ、軽くとんとん叩くようにつけるのがおすすめです。
時間がたっていなければ、食器用洗剤を揉みこんでから水で洗い流すだけで、キレイにシミを落とすことができますよ。水で洗った部分も夏場の気温や風ですぐに乾くので、シミの落とし残しがないようしっかりと洗いましょう。
ただし、色落ちが心配な場合は、目立ちにくい裾部分の裏側などで一度試してから行うようにしてください。
たれをこぼしてから時間がたったシミには……
水溶性・油性が混合した焼き肉のたれのシミ抜きには、一度油分を取り除いてあげることが欠かせません。そのため、焼き肉のたれをこぼしてすぐに応急処置ができなかった場合でも、食器用洗剤はシミ抜きに大いに効果を発揮してくれます。
先ほどご紹介した方法と同様、まずはシミが気になる部分に食器用洗剤を塗り伸ばし、軽くもみ洗いしてから水で洗い流しましょう。
続いて、シミが残っている部分に酸素系の漂白剤を塗り伸ばし、下にタオルを敷いた状態で、歯ブラシでポンポンと叩いていきます。
シミがタオルに移ったのを確認したら、最後に再び水で洗い流して完了です。
それでも落ちない頑固なシミには、漂白剤に重層を加えたものを塗り伸ばし、ぬるま湯に一晩浸しておくと落とすことができますよ。
夏のレジャーでバーベキューを行った際は、衣類に焼き肉のたれが付くのは珍しいことではありません。特に小さな子どもの場合、どれだけ注意しても衣類を汚さずに食べるのは難しいものです。
今回ご紹介した方法なら、ほとんどの場合でたれによるシミを落とすことができます。
服の汚れを気にしすぎず、存分に夏のレジャーを楽しんでくださいね。
