敷き方ひとつでこんなに変わる!? カーペットの敷き方による違い


 

敷き方ひとつでこんなに変わる!? カーペットの敷き方による違い

お部屋の広い面積を占有するカーペット。色や柄、素材などの選び方でお部屋の雰囲気は大きく変わりますが、実は“敷き方”によっても部屋の印象が大きく異なります。
「オシャレなお部屋に見せたい」「床の傷や足音などを防ぎたい」など、カーペットへのこだわりは人それぞれ変わりますが、上手に活用するためには敷き方の種類を覚えておくのがおすすめです。
カーペットの敷き方の種類はたくさんありますが、その中でも今回は4つの種類をピックアップして、それぞれの特徴などをご紹介します。

 

 

カーペットの敷き方の種類&特徴

敷き方ひとつでこんなに変わる!? カーペットの敷き方による違い

1.お部屋いっぱいに敷く「敷き詰め」
お部屋の広さに合わせて部屋いっぱいにカーペットを敷く方法を「敷き詰め」または「ウォールトゥウォール(Wall to wall)」と呼びます。
敷き詰めでカーペットを敷く場合には、お部屋に合わせたカーペットを発注する他に、大きめのカーペットをカットしたり、小さいカーペットをジョイントしたりする方法があります。カーペットを敷き詰めればお部屋が広々とした印象になり、華やかさも増します。
保温性や防音性が高いのも嬉しいポイントです。

2.気軽にアレンジできる「置き敷き(センター敷き)」
お部屋よりもひとまわり小さめのカーペットを、部屋の中央だけに敷くという方法です。
ソファやテーブルの下に敷いたりベッドサイドに敷いたりと、さまざまなアレンジが考えられます。
あえてお部屋の一部の床材を見せる敷き方なので、木目や石の床とのコーディネートを楽しみたい方にもおすすめ。こだわりの床材をアピールすることもできます。
置き敷きをするときには、床とカーペットの段差でつまづく危険がないか、カーペットが滑ることがないかなどを確認しておきましょう。

3.ポイント使いを楽しむ「ピース敷き」
小さめのカーペットを、テーブル下やベッドサイドなどにワンポイントとして置くことを「ピース敷き」と呼びます。
床面の一部を保護したり、足元がひんやりとするのを防いだりと、小さなカーペットやラグでも大いに役立ってくれます。面積が小さめのカーペットやラグであればインパクトが強すぎないので、丸や楕円の形を選んだり、あえて少し派手な色柄のアイテムを選んだりするのもおすすめです。

4.リッチな雰囲気になる「重ね敷き」
敷き詰めのカーペットの上に、さらに別のデザインのカーペットをピース敷きして重ね敷きを楽しむという方法もありますよ。
「カーペットオンカーペット(Carpet on carpet)」とも呼ばれる敷き方で、華やかでリッチな雰囲気を演出することができます。
重ね敷きをするときには、2枚のカーペットの柄やカラーの相性を考えながら選ぶのがポイント。下のカーペットの毛足が長い場合、上に敷いたカーペットが動いてしまうこともあるので気をつけましょう。

カーペットは、お部屋を明るくオシャレに彩るという役割以外にも、保温や防音、傷を防ぐなどさまざまな役割を担っています。
カーペットを敷くときには、見た目だけではなく役割や効果のことも考えて、お部屋に合った敷き方を取り入れましょう。

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