料理中に「食用油」がはねてしまった……! シミ抜き方法とは?


 

料理中に「食用油」がはねてしまった……! シミ抜き方法とは?

「料理をしていたら油が洋服にはねてしまった……」このような経験をしたことがある方は多いでしょう。とくに唐揚げや天ぷらなどの揚げ物は油がとび散りやすく、エプロンをつけていても服にまでシミができてしまうこともあります。
もし、お気に入りの洋服に油のシミをつけてしまったときには、家庭でどのような対処法をすればいいのでしょうか。
今回は、日常的につきやすい食用油のシミ抜き方法をご紹介いたします。

 

 

料理中や食事中についた「食用油」の緊急対処方法とは?

料理中に「食用油」がはねてしまった……! シミ抜き方法とは?

お料理教室や外食中など出先で油のシミを作ってしまい、すぐにシミ抜きができないこともありますよね。
そんなときには、シミがこれ以上広がらないようにティッシュなどで拭き取っておきましょう。このとき、ゴシゴシとこするとかえってシミが広がったり、洋服の生地が傷んだりすることがあります。ポンポンと叩きながら拭き取るのがポイントです。
また、女性のメイクポーチに入っていることが多い「あぶら取り紙」も油のシミの緊急処置に使用できます。洋服のシミ部分にあぶら取り紙を当て、ポンポンと油を吸い取りましょう。

家庭でできる食用油のシミ抜き方法・注意点とは?

・食用油のシミ抜きには「中性洗剤」と「クレンジングオイル」が使える
食用油のシミ抜きには、食器洗いで使用する「中性洗剤」と、メイクを落とすときに使用する「クレンジングオイル」が活躍してくれます。
食器についたベトベトの油汚れを中性洗剤が落としてくれるように、洋服についた油のシミも落とすことができるのです。
また、メイクに使用するファンデーションや口紅の多くには油が使われています。そのメイクを落とすクレンジングオイルも油のシミ抜きに使用できます。

・洗濯表示のタグと色落ちチェックを忘れずに!
食用油がとびはねて洋服にシミができると、慌てて水や洗剤でゴシゴシとこすり洗いをしてしまいますが、まずは家庭で洗濯ができるかをチェックすることが大切です。
洋服によっては、家庭で洗濯をすると生地の風合いが変化したり、型崩れを招いたりする可能性があります。
家庭で食用油のシミ抜きをするときには、洋服の洗濯表示の確認や色落ちチェックをしておきましょう。洗濯表示で「水洗い」ができることを確認したら、洋服の目立たないところにシミ抜きで使用する中性洗剤やクレンジングオイルをつけます。その後、タオルなどでおさえて色移りがしていないかをチェックしましょう。

・油のシミを落とすには「お湯」の使用がマスト!
油のシミを冷たい水で洗い流すと、汚れが固まって落ちにくくなってしまいます。
洋服についてしまった油のシミを落とすためには、お湯を使用して油を溶かすのがポイントです。温度が高いほど落としやすくなりますが、生地が傷んだり火傷をしたりする恐れがあるため、ぬるま湯を使用しましょう。
まずはぬるま湯を洗面器などにたっぷりと入れて、シミがついた洋服を沈めます。そして中性洗剤やクレンジングオイルをなじませて、やさしくこすり洗いをしましょう。
中性洗剤を使用するときには、歯ブラシなどで軽く叩き洗いをするのもおすすめです。汚れをしっかりと洗ったら再度キレイなぬるま湯で洗い流し、洗濯機に入れて通常通り洗濯をすれば完了です。

一見すると頑固そうに見える油のシミですが、実は対処を素早く行うことで家庭でもキレイに落とすことができます。
しかし、ドライクリーニングが必須な洋服や、生地が繊細な洋服の場合は家庭でのシミ抜きが困難なこともあります。そんなときにはクリーニングのプロにシミ抜きをお願いする方法がおすすめです。お気に入りの洋服を長持ちさせるためにも、適切な方法で油のシミ抜きを行いましょう。

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