フード付きダウンコートの自宅でのお手入れ方法とは?


 

フード付きダウンコートの自宅でのお手入れ方法とは?

フード付きのダウンコートはデザイン性とともに防寒性も高く、冬のオシャレに欠かせないアイテムです。
真冬になると暖かいダウンコートの使用頻度も多くなりますが、その分目に見えない汚れも蓄積していきます。キレイな状態をキープして長く愛用するためには、きちんと汚れを落としてあげることが大切です。
そこで今回は、フード付きダウンコートの自宅でのお手入れ方法をご紹介いたします。

 

 

フード付きダウンコートのお手入れ方法とは?

フード付きダウンコートの自宅でのお手入れ方法とは?

・お手入れ前の下準備を忘れずに!
フード付きダウンコートは襟元や袖口、裾がとくに汚れがちです。そのため、襟元に当たるフード部分は重点的に洗う必要があります。
フードにファーがついている場合は外し、ダウンコートの洗濯表示を確認しましょう。
「水洗い可能マーク」や「手洗いマーク」がついていれば自宅での洗濯が可能です。
一方、「ドライクリーニング」や「水洗い不可マーク」がついている場合には、自宅での洗濯ができないということになります。無理に自宅でお手入れをすると、ダウンコート特有のふんわりとした風合いがなくなったり、生地が傷んだりする恐れがあるため注意しましょう。
また、フードの部分にファスナーやボタンがついていて取り外しができるようになっているダウンコートもありますが、その場合はフードを取り外しておくとお手入れが簡単になります。丁寧にフードを取り外し、コートと別々にしておきましょう。

・洗濯機で洗う場合は洗濯ネットに入れるのを忘れずに
洗濯機で洗えるダウンコートの場合は、必ず「洗濯ネット」に入れてから洗いましょう。
ダウンコートの型崩れを防ぐためにもファスナーやボタンをすべて閉じ、形を整えます。
両方の袖部分を内側に折りこみ、さらにダウンコートを上下2つに折ったら洗濯ネットに入れます。小さく折り畳みすぎないのがポイントなので、大きめの洗濯ネットを事前に用意しておきましょう。
洗濯ネットに入れたら洗濯機を「手洗いモード」や「ドライコースモード」に設定します。洗いが終わったら脱水を行いますが、脱水時間は短めの1分に設定し、これを3回行いましょう。長時間連続で脱水をすると、ダウンコートの中の羽毛が偏ったり潰れたりする原因になります。ダウンコートのふんわり感をキープするためには、脱水を数回に分けるのがポイントです。

・フード部分についた目立つ汚れのお手入れ方法は?
とくに目立つ汚れがある場合には、やわらかいスポンジに洗濯洗剤や中性洗剤を含ませて目立つ汚れ部分に押し当てます。軽く叩くように汚れと洗剤をなじませ、汚れが浮いてきたらスポンジに水を含ませて洗剤を拭き取ります。
最後は乾いたタオルで水気を吸収し、洗濯機や手洗いで丸洗いをして仕上げましょう。

・フード付きダウンコートを手洗いするときは?
フード付きダウンコートを手洗いするときにも洗濯機が使えます。
まずは洗濯槽にダウンコートがすっぽりと沈むくらいの水を溜めて適量の洗濯洗剤を溶かします。その中に折り畳んだダウンコートを沈め、両手で押し洗いをすればOKです。
フードを取り外した場合には、ダウンコートの前にフードだけを押し洗いしておきましょう。どちらも押し洗いができたら、先述しているように1分間の脱水を3回行い、水分を飛ばしてコートの形を整えてから肉厚ハンガーにかけて日陰干しをしてください。

フード付きダウンコートのお手入れは自宅でも簡単に行えます。
とはいえ、あまりに頻繁に丸洗いをしすぎると型崩れなどが起こることもあるため注意が必要です。汚れが気になるときには部分的に拭き取ったりする程度に留め、全体のお手入れはシーズンに1~2回程度を目安にしましょう。
また、長くダウンコートを愛用したいという場合には、洗濯のプロといえるクリーニング店にお願いするのも1つの方法です。自宅での洗濯とクリーニングを上手に併用して、ダウンコートを長持ちさせましょう。

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