次の冬までキレイに保管! ダウンコートを収納する前の必須ケア


 

次の冬までキレイに保管! ダウンコートを収納する前の必須ケア

長い冬が終わって春の雰囲気が感じられる頃は、洋服の衣替えをするタイミングとなります。厚手のニットやダウンコートをクローゼットの奥に収納し、春物の洋服を用意するご家庭も多いでしょう。
また次の冬がやってくるまで大切な冬物の洋服をキレイに保管するためには、収納前にケアをすることが大切です。今回は、長く愛用したいダウンコートに着目して、衣替えの収納前におこなうべき必須ケアをご紹介いたします。

大切なダウンコートを収納する前の必須ケア方法

次の冬までキレイに保管! ダウンコートを収納する前の必須ケア

・生地の汚れがないかを確認する
洗濯をする前に、まずは生地に汚れがついていないかを確認しましょう。
襟元や裾、袖などの部分は汚れがつきやすい部分です。目立つ汚れがついている場合は簡単な洗濯だけでなく、特別なシミ抜きが必要になります。ダウンコート全体をくまなくチェックして汚れを見逃さないようにしましょう。
このとき、ポケットの中に何も入っていないか、チャックはきちんと開閉ができるか、羽根抜けがおこっていないかなどもチェックしておくのがおすすめです。

・専用洗剤で汚れを落とす
襟元や袖などに汚れがついていた場合は、全体的な洗濯をする前にピンポイントでシミ抜きをおこないます。まずは洗濯表示を確認し、家庭で洗濯ができることを確かめましょう。
家庭での洗濯ができるダウンコートであれば、ダウンコートの洗濯に使用できる洗剤を使用してシミ抜きをおこないます。柔らかめのスポンジに洗剤をつけ、シミ部分を軽くこすって落としてください。強くこすると中のダウンや生地にダメージが加わる恐れがあるため、軽くこするのがポイントです。
汚れが落ちたらぬるま湯でしっかりとすすぎましょう。

・ダウンコート全体を手洗いする
シミ抜きが必要ない場合やシミ抜き後は、ダウンコート全体を手洗いしましょう。
大きめの桶などにぬるま湯をたっぷりと注ぎ、ダウンコートの洗濯に使用できる洗剤を溶かします。そしてダウンコートを大きめの洗濯ネットに入れたあと桶の中にしっかりと浸けて、軽く押し洗いをしてください。水の中で浮いてきたら手で押し返し、再度浮いてきたらまた軽く押し返すという工程を繰り返します。
手洗いが終わったら、次は丁寧にすすぎをおこないます。桶の中のぬるま湯を替え、洗剤が残らなくなるまで何度もおこなってください。
すすぎが終わったら軽く絞り、大きなバスタオルなどで水分を拭きとります。その後、ダウンコートの形を整え、直射日光のあたらない風通しがいいところで乾かしましょう。ダウンコートをしっかりと中まで乾かすためには、2~3日の期間が必要になります。その間、ダウンコートを軽く叩いたり形を整えたりして、手をかけながら干しましょう。

・ダウンコートを乾燥剤や防虫剤とともにハンガーにかける
ダウンコートの型崩れやカビなどのトラブルを防ぐためには、ハンガーで保管するのがおすすめです。肩の型崩れを防ぐためにも、肩幅に合った肉厚のハンガーを選びましょう。
ハンガーにかけたあとは不織布のカバーを上からかけてください。
クローゼットの中に収納したあとは、カビを防ぐ乾燥剤と虫食いを防ぐ防虫剤を一緒にかけます。とくにダウンは虫がつきやすいため防虫剤はマストです。保管前に購入しておきましょう。

大切なダウンコートを長持ちさせるためには、収納前のケアが重要になります。
洗濯だけではなく、生地の傷みや型崩れなどにも注意が必要です。丁寧にお手入れをしたあと正しく保管をして、次の冬にも活躍してもらいましょう。

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