春夏こそきちんとケアすべき! ダウンジャケットと湿気の関係とは?


 

春夏こそきちんとケアすべき! ダウンジャケットと湿気の関係とは?

長い冬の寒い日々が過ぎて春夏の季節になったら、ダウンジャケットをクローゼットなどに収納するのが一般的です。しかし、ダウンジャケットやクローゼット内に湿気が残っていると、劣化を早める原因になることがあります。
大切なダウンジャケットを長持ちさせるためにも、ダウンジャケットと湿気の関係について知っておきましょう。

 

 

ダウンジャケットは湿気を吸収しやすい?

ダウンジャケットは保温性が高いため冬の季節には重宝するアイテムです。しかしその一方で、湿気を吸収しやすいという性質があるので注意したいもの。
とくに、冬の間の雨や雪、着用時の汗はどんどん吸収するため、そのまま収納してしまうとダウンジャケットが傷んで保温性能が損なわれてしまうことがあります。
衣替えでダウンジャケットを収納する前には、湿気を取るケアを行うことが大切です。

クローゼットに入れる前にダウンジャケットの湿気を取ろう!

ワンシーズン使ったあとのダウンジャケットは、クリーニングに出したり、洗濯後に陰干しをしたりしてしっかりと湿気を取ってから収納するようにしましょう。
陰干しをするときに中のダウンが偏っていたりヘタっていたりする場合には、軽くほぐしながら空気を含ませるようにしてパンパンと叩いておきます。こうすることで、干したあとのダウンジャケットがふんわりと仕上がります。
また、自宅に布団乾燥機があるのなら、これを使って湿気を取るテクニックもおすすめです。ハンガーに吊ったダウンジャケットの下から布団乾燥機の熱を送って湿気を取っておけば、翌シーズンも気持ちよく着られます。

保管中のクローゼット内の湿気対策は?

せっかくダウンジャケットの湿気を取ってから収納しても、保管中に湿気が溜まってしまったら意味がありません。とくに、暑い夏の時期になるとクローゼット内が高温多湿になり、ダウンジャケットにも影響が及んでしまいがち。
大切なダウンジャケットを守るためには、シーズンを問わずにクローゼット内の湿度を管理しておく必要があります。衣類を保管するクローゼットに湿気が溜まるのを防ぐために、防虫剤とともに乾燥剤を置いておきましょう。

ビニールのカバーをかけたまま収納するのはNG!

ビニールのカバーをかけたまま収納するのはNG!

ダウンジャケットを守るために、収納するときにはカバーをかけておくというのもひとつの方法です。
しかし、ビニールのカバーは通気性が悪く、かえってダウンジャケットを傷める原因になってしまうことも。カバーをかけるのなら通気性のいい不織布素材のものを選ぶようにしましょう。

ダウンジャケットはとてもデリケートなので、保管方法を間違えると傷んでしまうこともあるため注意が必要です。湿気を取って保管しておけば、来シーズンもふんわりと気持ちよくダウンジャケットを身につけられますよ。
今回ご紹介した方法を実践して、大切なダウンジャケットを湿気ダメージから守りましょう。

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