夏に大活躍する麻ジャケット! 生地のダメージを防ぐお手入れ方法とは


 

白色のダウンを着た男性

涼しげで軽い着心地の麻ジャケットは、暑い夏の季節に大活躍してくれるアイテムです。しかし、麻というのはデリケートな素材で、水濡れや摩擦が起きると毛羽立ちやシワができてしまうこともあるので要注意。
大切な麻のジャケットを長く愛用するためには、日頃のお手入れを欠かさないことが大切です。麻のジャケットの劣化を防ぐ、正しいお手入れ方法について知っておきましょう。

麻のジャケットのシワを取る方法

柔らかくてサラリと着られるのが麻ジャケットの魅力です。しかし、麻のジャケットにはシワがつきやすいという特徴があるので気をつけたいもの。ジャケットにシワがつくような姿勢を長時間取ったり、クシャクシャにした状態で放置したりするのは避けましょう。
麻のジャケットにシワがついてしまったときには、アイロンをかけてシワを取るようにします。まずは霧吹きをサッと吹きかけて、麻ジャケットのシワを伸ばしましょう。この状態で、縫い目に沿わせるようにして優しくアイロンをかけていけば、シワが取れやすくなります。アイロンがけをしたあとの麻ジャケットは幅広のハンガーに吊って保管すれば、新たなシワを予防できますよ。

麻ジャケットの汚れを落とすお手入れ方法

麻のジャケットに汚れや汗ジミ、黄ばみがついてしまうこともあると思います。麻はお手入れの方法を間違えると布地が傷んでしまうこともあるので、十分に注意しながら汚れを落とす必要があります。
まずは、洗濯表示を見て洗濯OKかどうかをチェックしてから洗うようにしましょう。麻のジャケットは優しく丁寧に洗うことが大切です。汚れ部分を水にひたしたら、優しく揉むようにして汚れを落としていきます。汚れが落ちない場合には水に中性洗剤か漂白剤を溶き、10分程度つけ置きしてから揉み洗いし、すすぎ流しましょう。

麻のジャケットの正しい洗濯方法

麻のジャケットに付いたボタン

麻ジャケットに汗の付着や汚れが目立つときには、おしゃれ着用の洗剤を使って洗濯しましょう。最初に洗い桶か浴槽に中性洗剤と水を入れ、麻ジャケットを水の中で振るようにして洗っていきます。次に綺麗な水で洗剤をすすぎ落としたら、脱水をせずにそのまま幅広のハンガーに干しましょう。
麻ジャケットを絞って脱水するとシワや毛羽立ちが起きてしまうこともあるので要注意。脱水せずに干せば麻のジャケットに水分の重みがかかり、シワが伸びやすくなります。日当たりの良い場所に干せばカラリと乾き、気持ち良く着用できますよ。
自宅で洗濯できない場合にはクリーニングに出すのが安心ですね。クリーニングから戻ってきた麻ジャケットは、ビニールカバーをつけたままだと蒸れて傷んでしまうことがあります。カバーを使うときには、通気性のよい不織布カバーを選ぶと良いでしょう。

オシャレな麻ジャケットは、暑い時期の装いに大活躍してくれるもの。しかし汚れやシワが目立ってしまっては台無しなので、きちんとお手入れをしておくことが肝心です。
正しいお手入れを心がければ、お気に入りの麻ジャケットを長く愛用することができますね。

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