ダウンコートにやってはいけない消臭スプレーのNG使用法&正しい使い方


 

ダウンコートにやってはいけない消臭スプレーのNG使用法&正しい使い方

真冬の防寒には、軽くて暖かいダウンコートが欠かせません。
冬になると毎日のように着用しているという方は多いでしょう。しかし、毎日着用していれば気になってくるのが、体臭やタバコなどによる臭いです。気軽に洗うことができないアイテムだからこそ、臭いが蓄積されるとお手入れ方法に悩みますよね。
そこで活躍してくれるのが消臭スプレーですが、使用方法によってはダウンコートの生地を傷めたり、さらに臭いが気になったりすることがあります。
ダウンコートを気持ちよく着るためには、消臭スプレーの正しい使用法を知っておくことが大切です。そこで今回は、意外とやってしまいがちな消臭スプレーのNG使用法と正しい使い方をご紹介します。

ダウンコートを劣化させる!? 消臭スプレーのNG使用法

シュッと吹きかけるだけで気になる臭いを消してくれる消臭スプレーは、とても便利なアイテムです。
しかし、いくら便利だからとはいえ、洋服のことを考えずに多用しすぎるのはNG。とくに、ダウンコートは自宅での洗濯が難しく、頻繁にクリーニングするものでもないため消臭スプレーでのケアが主流になりがちです。
毎日のようにシュッシュッとスプレーを吹きかけている方も多いと思いますが、生地によってはシミになってしまうことがあります。
消臭スプレーの液体が乾いたときに輪ジミになってしまうのです。

また、消臭スプレーを吹きかけたあとにクローゼットにしまうと、臭いや湿気がこもってかえって変な臭いになったり、カビが生えたりする可能性もあります。他の洋服にも臭いがついたり、湿気がうつってしまったりする場合があるため注意しましょう。
このように、便利で頼もしい消臭スプレーには意外な落とし穴があるのです。
消臭スプレーを使用するときには、次に紹介する使用法を参考にしてください。

ダウンコートの消臭スプレーの使い方

ダウンコートの消臭スプレーの使い方

シミが目立つ部分にはスプレーしない
消臭スプレーを使用する際、全体的にまんべんなく吹きかける方が多いと思いますが、万が一のことを考えて、シミになったら目立つような部分は避けてスプレーすることをおすすめします。とくに、背中や胸元はシミがつくと目立つもの。これを避けるためにも、消臭スプレーはコートの内側をメインに使用しましょう。

スプレー後は風通しのいいところに保管する
消臭スプレーをかけた直後、湿った状態のダウンコートをそのままクローゼットに収納するのではなく、風通しのいいところに保管することも大切なポイントです。
コートの肩幅に合ったハンガーにかけ、一晩の間干しておきましょう。

消臭スプレーで濡らしたタオルで拭く
どうしてもコートの外側に消臭スプレーをかけたいという場合は、直接吹きかけるのではなく、消臭スプレーで濡らしたタオルで拭き取るという方法がおすすめです。
こうすることで、直接スプレーしたときよりはシミになりにくくなります。
拭き取る方法でケアしたあとも、きちんと風通しのいいところで保管してください。

シュッと吹きかけるだけで気になる臭いを消してくれる消臭スプレー。どの家庭にも1つはあると言っても過言ではないほど、世間に浸透しているアイテムです。
最近では、消臭だけでなくいい香りをつけてくれるものや、衣料専用のものなどもあり、大変便利になっています。
ただし使用法によっては、生地の劣化やシミができる可能性があることもきちんと知っておくことが大切です。万が一シミができてしまったときには自宅でのケアが難しいため、クリーニング店でシミ抜きをしてもらうのが最適な方法です。ダウンコートを長く愛用するためにも、シミを放置せずにきちんとお手入れしましょう。

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