夏場はジャケットを着用せず、ワイシャツのみで過ごしている男性も増えてきています。ワイシャツだけになると、気になるのは下着がシャツの生地越しに透けて見えることです。かといって素肌の上にワイシャツをそのまま着用するのは、着心地や衛生面からもあまり好ましくありません。そういう時は「透けにくい」下着を選べば解決です。ワイシャツから透けて見えにくい下着の選び方についてご紹介します。
夏のワイシャツの下着にふさわしい形は？
ワイシャツから下着が見えにくい条件には「形」「色」「素材」の3つがあり、それぞれ条件をクリアしている必要があります。まずは形から見ていきましょう。
ネクタイを締める時のワイシャツは第1ボタンまできっちり留めますが、クールビズでは第1ボタンは開けてもいいことになっています。シャツの襟元が開くので、首元まで生地が来る丸首の下着は止めましょう。Vネックなど、首元を深めにデザインしてありシャツの襟元が開いても見えにくいネックデザインの下着がおすすめです。
また同様に、半袖の下着だとワイシャツの生地の上から透けてしまうことがあるので、気になる人はタンクトップやノースリーブなど、袖がついていないデザインの下着を選ぶといいでしょう。
夏のワイシャツに影響しない下着の色は？
ワイシャツの上から下着が見えてしまうのは、下着の色が肌の色と異なるためです。白いワイシャツの下に白い下着を着用すると透けて見えてしまうのはそのため。できるだけ自分の肌に近い色の下着を選ぶと、ワイシャツの上から見えにくくなります。
ベージュや薄いオレンジ、薄いグレーなどが透けにくく目立ちにくいのでおすすめです。淡いモーヴピンクやラベンダーなども透けにくい色なので、ベージュの肌着に抵抗があるという人は試してみてください。
夏のワイシャツの下着に選びたい素材は？
襟が深くベージュ色の下着を選んでも、生地が厚いとワイシャツ越しに下着のラインが見えてしまいます。ワイシャツに使われるシーチングやブロードは薄く下着のラインや縫い目を拾いやすいので、下着はなるべく薄い生地のものを選ぶようにしましょう。素材はコットンでも構いませんが、汗を吸収しやすく乾きやすい機能性下着がおすすめです。特殊な製法で縫い目をなくしたシームレス下着を選べば、ワイシャツに縫い目が響きません。
下着が透けて見えると相手に不快感を与えるため、透けにくい下着を選ぶことが大切です。また、どうしても下着の透け感が気になる場合は、ワイシャツの色を濃い目にするという方法もあります。濃い色の生地は淡い色に比べ透け感が抑えられるので、真っ白ではなくブルーやグレーなど色が入っているワイシャツを検討してみてはいかがでしょうか。下着を上手に選んで夏を爽やかかつ上品に乗り切りましょう。
