ダウンコートのクリーニングは毎年必要なの?


 

ダウンコートのクリーニングは毎年必要なの?

ワイシャツやスーツなどの衣類と比べると、クリーニング費用が割高になるダウンコート。
家計を考えると、あまり頻繁にはクリーニングに出さないという方もいるでしょう。
しかし、長い冬の間愛用していたダウンコートをそのままの状態で自宅保管していると、劣化しやすくなる可能性があります。ダウンコートを長持ちさせるためにも、クリーニングに出すべき理由や、適切な頻度をチェックしてみましょう。

ダウンコートにクリーニングが必要な理由とは?

食べこぼしや泥はねなど、目に見えるシミがない限り汚れているようには感じないダウンコートですが、実は汗や皮脂、排気ガス、ホコリなどの汚れが付着しています。
これらの汚れを放置すると、知らぬ間に黄ばみのシミに変化したり、イヤな臭いを発したりする可能性があります。頑固なシミや臭いになると、一度クリーニングをしただけでは落とし切れないこともあるため、定期的にクリーニングに出すことが大切です。

1年に一度はダウンコートのクリーニングをしよう

ダウンコートの劣化や汚れの蓄積を防ぎ、長く愛用するためにも1年に一度はクリーニングに出すことをおすすめします。
冬を超えて春になり、ダウンコートの着収めをしたタイミングで出しておきましょう。
春の衣替えシーズンに合わせてクリーニングをすることで、清潔な状態で保管することができます。ダウンコートを保管する際はなるべくハンガーにかけた状態で吊るし、中のフェザーが潰れないよう配慮することが大切です。
また、クリーニングから返ってきたダウンコートにはビニール袋がかかっていますが、そのままの状態で保管すると湿気がこもって生地が劣化しやすくなります。カビが生える原因にもなるため、必ずビニール袋を取ってから保管しましょう。

イレギュラーでクリーニングが必要なときとは?

イレギュラーでクリーニングが必要なときとは?

基本的にダウンコートのクリーニングは1年に一度でOKですが、目立つ汚れがついた場合はクリーニングに出す必要があります。
「雨に濡れてしまった」「落ちにくい食べ物のシミをつけてしまった」「汗を大量にかいた」など、生地の劣化につながる可能性がある場合は、速やかにクリーニング店に手入れしてもらいましょう。
小さなシミであれば自宅でのケアも可能ですが、シミ抜きの方法を間違えるとかえって汚れが広がったり、中のフェザーを折ってしまったりする可能性もあります。
大切なダウンコートは、洗濯のプロであるクリーニング店でお手入れをするのが安心です。

費用や手間などを考えると、ついつい後回しにしてしまうダウンコートのクリーニングですが、長く愛用するためにはシーズン終わりにきちんとクリーニングをすることが重要です。クリーニング代を節約したせいでダウンコートが劣化してしまった……という事態を避けるためにも、定期的にお手入れをしてくださいね。

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