潰れたダウンジャケットは復活する? ふわふわを取り戻す方法とは


 

潰れたダウンジャケットは復活する? ふわふわを取り戻す方法とは

長い間クローゼットに保管していたダウンジャケット、いざ着ようと取り出してみたら潰れてしまっていた……なんてことはありませんか? 処分を考える前に、自宅でできるケアを行ってふんわり感を取り戻しましょう。
今回は、潰れたダウンジャケットを自宅で簡単に復活させる方法をご紹介します。汚れが気になる方は洗濯方法もチェックしてみてください。

潰れたダウンジャケットは手でほぐして日陰干し

潰れてしまったダウンジャケットをクリーニングに出したり諦めて処分したりする前に、ぜひ試したいのが自然乾燥させる方法です。
まずは手でほぐして潰れてしまったダウンジャケットに空気を入れます。
次に天気のいい日に4〜5時間日陰に干して、潰れの原因である湿気を飛ばします。ダウンジャケットは乾くのに時間がかかるので、これを2~3日繰り返し、しっかり乾かすようにしてください。干す時は太めのハンガーにかけると生地を傷めにくいです。
乾燥機にかけて湿気を飛ばす方法もありますが、自然乾燥の方が失敗も少なくおすすめです。

 

 

乾燥機にドライヤーボールを入れてふわふわダウンに!

自然乾燥だけではボリュームが出ない時におすすめなのが、ドライヤーボールと一緒に乾燥機にかける方法です。
方法としては、ダウンジャケットと一緒にドライヤーボールを2〜3個入れて乾燥機を回すだけです。ドライヤーボールがなければ、タオルや靴下を丸めたものでも代用できます。ボールが回転してダウンジャケットを叩き、羽毛をほぐしてふんわりさせてくれます。
ただし、生地を傷めてしまわないように乾燥機は必ず低温でかけてください。時間は5〜6分を目安にしましょう。洗濯をして濡れている場合は時間を長くしてしっかり乾かします。
中には乾燥機がNGのダウンジャケットもあるので、試す前には必ず洗濯表示を確認してくださいね。

 

 

ダウンジャケットが汚れていたら洗濯しても

汚れが気になる場合は、乾燥機にかける前に洗濯をします。洗濯表示を確認して、水洗いOKであれば洗濯が可能です。
手順は、まずダウンジャケットのファスナーやボタンを留めて洗濯ネットに畳んで入れます。次に、洗濯槽に30度以下のぬるま湯を入れ、おしゃれ着用の中性洗剤を溶かします。そこにダウンジャケットを入れて、40回ほどゆっくりと押し洗いをしてください。
洗い終わったら洗剤液を排水し、30秒ほど脱水します。脱水したら再度水を入れ、押し洗いするようにすすぎます。これを水がきれいになるまで2〜3回繰り返しましょう。
この後、上の項目で紹介したように乾燥機にかけるのですが、脱水後は羽根がくっつきやすいので、すぐに取り出すようにしてください。取り出したら、軽くはたいて形を整えてから乾燥機にかけます。

 

 

ダウンジャケットの正しい保管方法は?

カーペットの血汚れを落とすときの注意点

ダウンジャケットは保管方法を間違うと、潰れてしまったりカビが生えてしまったりします。その原因は羽毛に含まれた湿気なので、次のシーズンまで保管する際には、しっかりと乾燥させてから収納するようにしましょう。
ハンガーにかけて収納すると場所を取りますし、湿気を吸ってしまうので、収納袋などに畳んで保管するのがおすすめです。使う時には、干しておくと空気を含み、またふんわりとします。

潰れたダウンジャケットは自宅でも簡単に元に戻すことができます。ダウンジャケットを使う季節が来る少し前に、一度クローゼットから取り出して状態を確認してみてください。
潰れが気になる場合は今回紹介した方法を試し、ふわふわのダウンジャケットで冬を迎えましょう。

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