均一に戻したい! 羽毛布団が偏ってしまったときの対処法


 

均一に戻したい! 羽毛布団が偏ってしまったときの対処法

羽毛布団は、大切に扱うことで長く愛用できる高級アイテムです。
しかし、扱い方によっては布団の中の羽毛が偏ってしまうことがあります。
一部分だけふっくらと盛り上がっているのに対し、ある一部分はペタンコに潰れているというアンバランスな形になってしまうのです。
これでは見た目や使用感がよくありませんよね。一体なぜ羽毛が偏ってしまうのでしょうか。今回は、羽毛布団の羽毛が偏ってしまう原因や予防対処法をご紹介いたします。

羽毛布団の中の羽毛が偏ってしまう原因とは

「羽毛布団を広げてみてみると、一部分だけが凹んでいる」この理由は、羽毛が布団の中を上下左右に移動してしまったことです。
寝ているときは無意識に羽毛布団を押しつぶしたり、蹴飛ばしたりすることもあると思いますが、このような衝撃によって羽毛が布団の中で移動してしまうのです。
一般的な羽毛布団は、マス目状に縫い目がありキルティング加工されていることが多いですが、使用年数が長くなるほどにマスの中で羽毛が移動しやすくなります。

また、羽毛の移動に加えて汗などの汚れにより、羽毛が結びついてしまうこともあります。
羽毛は放湿性に優れている素材ですが、使用年数が長くなるとどんどんとその効果が低下していきます。
すると、汗を羽毛が吸っても放出されにくくなり、その汚れが蓄積して羽毛同士をかためてしまうのです。これによって羽毛布団の偏りが起こることもあります。

羽毛布団の偏りを防ぐ方法は?

羽毛布団の偏りを防ぐためには、毎日きちんと羽毛布団の形を整え、丁寧に扱うことが大切です。
寝相などによって羽毛布団を体の下敷きにしてしまうこともあると思いますが、極力羽毛を潰さないように注意しましょう。
強く引っ張ったり、叩いたりするのもNGです。
起きたあとは羽毛布団をきちんと広げ、ベッドメイキングの要領で形を整えておきましょう。

また、定期的に干してあげることも大切なポイントです。羽毛布団をきちんと干すことで中に溜まった湿気を放出させることができます。
干して乾燥させたあとは布団全体を軽く振って、中のダウンが均一になるようにしましょう。

羽毛布団の偏りを戻すための対処法とは?

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羽毛布団が偏ってしまったという場合は、自宅でのケアにこだわらずにプロにお願いするという方法がおすすめです。羽毛布団は一般的な寝具に比べて高級品。
自分の手でケアをして失敗のリスクを背負うよりも、プロの手によって安心のケアをするほうが適しています。
プロのクリーニングに出すことで、羽毛のふんわり感が戻り、偏りも目立たなくなりますよ。
また、クリーニングに出すことで偏りが改善するだけでなく、保温性が上がったりシミ抜きサービスが受けられたりというメリットもあります。
大切な羽毛布団を長く使うためにも、定期的にクリーニングを利用しましょう。

寒い冬に必須の羽毛布団。ふんわりと軽く暖かい状態をキープするためには、日頃のお手入れと定期的な本格ケアが必要なのです。
羽毛布団の使い方を見直して、ふんわりとした状態をキープしていきましょう。

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