子どもがつけたクレヨンのシミ……落ちにくい場合の対処法とは?


 

子どもがつけたクレヨンのシミ……落ちにくい場合の対処法とは?

「子どもがクレヨンで遊んでいるときに、カーペットや服にまで描いてしまった!」という経験をした方は多いのではないでしょうか? クレヨンの汚れはジュースや食べ物の食べこぼしなどとは異なり、水拭きだけではなかなか落としにくいのが特徴です。また、落としきれずにシミとなって残ると、目立ってしまうのが困りものです。今回の記事では、クレヨンが原因でできたシミの落とし方をご紹介します。

シミ抜きをする前に、クレヨンのシミの特性を知ろう!

クレヨンの主な原料であるロウは、パラフィンや油脂類などで構成されています。
つまり汚れの種類としては「油汚れ」にあたるのですが、油性の汚れは水で拭いてもなかなか落ちません。

また、汚れを落としきらないまま放置すると、クレヨンに含まれる油脂と顔料が原因となり、シミになって残ってしまう可能性があります。
カーペットや洋服をクレヨンで汚してしまったら、なるべく早く汚れを落とし、シミ抜きをするのが鉄則と心得ておきましょう。

クレヨンのシミを落とす方法を知っておこう!

クレヨンのシミ抜きには、クレンジングオイルと台所用洗剤を使う方法がおすすめです。
この2つはどちらも油汚れを落とす力に優れているため、クレヨンのシミを効果的に落としてくれますよ。
掃除を始める前に、クレンジングオイルと台所用洗剤を「1:1」の割合で混ぜて、シミ抜き液を作っておきましょう。
また、1度でシミ抜きができなかった場合は手順の最初から繰り返し、シミが落ちるまで洗ってください。

■用意するもの
クレンジングオイル、台所用洗剤、ぬるま湯、清潔なタオル

■手順
1.クレヨンで汚れた部分に、クレンジングオイルと台所用洗剤を1:1で混ぜたシミ抜き液を馴染ませる
2.手でやさしく揉み洗いをする
3.ぬるま湯ですすぐ(カーペットの場合は捨ててもいい布などにぬるま湯を含ませ、シミ部分を叩き拭きする)
4.清潔なタオルで押さえて水分を取り、干して乾燥させる

クレヨンのシミが付いたのが大判のカーペット等で干せない場合は、シミ抜きをして濡れている部分の下に清潔なタオルを敷き、さらに上にも清潔なタオルを乗せて、押し当てます。
タオルが濡れたら取り換えて、再度押し当てながら水分を吸い取っていきましょう。完全に水気がなくなったら掃除完了です。

対処法を知っておけば、クレヨンのシミも怖くない!

対処法を知っておけば、クレヨンのシミも怖くない!

クレヨンのシミは布製品の生地に浸透しているわけではありませんので、早めに対処をすれば落としやすい汚れだといえます。
お子さんにとってクレヨンでのお絵描きはとても楽しいものですし、親としてものびのびとお絵描きをさせてあげたいですよね。
あらかじめ「シミ抜き液」を準備しておけば、いざ汚してしまったときにもすぐに対処ができて便利ですよ。

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