毛布は使用頻度が高いものの、洗濯となると後回しになりがちです。
最後に毛布を洗濯した時期を覚えていますか?
毛布は定期的に洗濯しないと、健康被害が出ることもあります。
今回は、毛布の洗濯頻度や自宅での洗い方などをご紹介します。
- 毛布を洗濯しないとどうなるのか
- 毛布の正しい洗濯頻度
- 毛布を洗濯機や手洗いで洗う方法
- 洗濯した後の乾燥のコツ
- 毛布の洗濯に関してよくある質問
毛布を長期間洗濯しないとどうなるの?
まず初めに、毛布を洗濯しないとどうなるのかをご紹介します。
- ダニ・カビが発生する
- 毛布の性能が低下する
- ハウスダストの原因になる
- 雑菌が繁殖する
毛布は元々材質的に汚れやすいので、洗濯頻度が低いとどんどん汚れが溜まって健康によくありません。
以下で詳しく説明していきます。
雑菌が繁殖する
毛布を放置したままだと、雑菌が増えます。
雑菌が増殖すると、毛布から嫌なニオイがするようになります。
一度雑菌が繁殖すると、きちんと殺菌するまではニオイが取れにくくなります。
ダニ・カビが発生する
毛布を洗濯しないと、ホコリ・皮脂・汗汚れ・フケ・雑菌などが溜まっていきます。
これらの汚れは全てダニやカビの餌になりますので、どんどん繁殖してしまいます。
洗濯頻度が低いと、ダニ・カビが住みやすい環境を作ってしまうことになります。
ハウスダストの原因になる
ホコリが溜まったり、ダニ・カビが発生するとハウスダストを引き起こす原因になります。
ダニ自体も有害ですが、ダニのフンや死骸もアレルギー疾患の元になります。
カビは胞子を飛ばすので、毛布以外の部屋中のものにまでカビがうつる可能性があります。
たかがカビ…と思う人もいるかもしれません。
ですがカビが原因で入院になったり、死亡例もあるので、放置するのは大変危険です。
毛布の性能が低下する
毛布の洗濯頻度が低いことのデメリットは、健康被害だけではありません。
長期間洗わないと、毛布自体の暖かさがなくなり重くなります。
肌触りも悪くなり、寝心地や睡眠の質の低下に繋がります。
劣化も早くなりますから、毛布の性能を保つためにも洗濯は必須です!
毛布の洗濯頻度
毛布はきちんと洗濯したほうがいいということをお伝えしました。
では、毛布はどれくらいの洗濯頻度が最適なのでしょうか。
毛布は洗いすぎても劣化を早めるので、適度に洗うのがポイントです。
- 水洗いできない毛布:シーズンごとに1回
- 水洗いできる毛布:1~2ヶ月に1回
できれば1ヶ月に1回、大変な場合はシーズンごとに1回は洗濯しましょう。
毛布を選択する前に確認すること
「今すぐ毛布を洗おう」と思った方、いきなり洗濯するのは危険です。
毛布はデリケートなので、洗濯する前にいくつか注意点があります。
- 洗濯表示タグを確認する
- 洗濯機の容量を確認する
- 洗濯に必要なものを揃える
- 毛布についたゴミをはたき落とす
4つのポイントを確認してから、毛布を正しく洗っていきましょう。
①洗濯表示タグを確認する
毛布を洗う上で一番大事なのが、洗濯表示タグの確認です。
毛布によっては洗濯機に入れられなかったり、水につけられないものもあります。
洗濯表示 | 意味 |
桶に数字 洗濯機のマーク | 洗濯機OK |
桶に手 桶に「手洗イ」 | 手洗いのみOK |
桶に✕ | 水洗いNG |
バツマークがついているものは、自宅での洗濯はできません。
洗濯表示以外の洗い方をすると、毛布が使い物にならなくなる可能性があります!
必ず洗濯表示に従って洗う。
②洗濯機の容量を確認する
毛布に合ったサイズの洗濯機を使うのも大切です。
ぎゅうぎゅうに入れてしまうと、きちんと洗濯できません。
シングル(1枚重ね) | ダブル | |
洗濯機の容量 | 6~10kg | 10~12kg |
2枚重ねのシングル毛布の場合は、ダブルと同じ大きさでOK。
大きな毛布や厚手の毛布の場合は、もう少し大きな容量の洗濯機が必要です。
大きな洗濯機がない場合は、コインランドリーを使うのも手です。
③洗濯に必要なものを揃える
毛布の洗濯に必要なものは、以下の2点です。
- 毛布が入る洗濯ネット
- おしゃれ着用洗剤
毛布を蛇腹状に折り、洗濯ネットに入れて洗うのがおすすめです。
蛇腹に折ると、水や洗剤が毛布全体に行き渡りやすくなります。
毛布を折りたたんだサイズに合うネットを購入してください。
そして、毛布洗濯に使える洗剤は「おしゃれ着用洗剤」です。
生地を柔らかく保つ効果もあるので、毛布を洗う際には用意しておきましょう。
洗濯ネットなしで毛布を洗うと、洗濯機が壊れる可能性があります。
100均などでも手に入るので、必ずネットに入れてから洗濯機に入れてください。
④毛布についたゴミをはたき落とす
洗濯する前に、毛布についたゴミは落としておきましょう。
ベランダにかけ、手で叩いてホコリなどを落とします。
ブラッシングしたり、掃除機で吸うのも効果的です。
毛布の洗濯方法
毛布の洗濯頻度が低いと、健康被害を起こすことが分かりました。
それでは、実際に毛布を洗う方法をご紹介します。
- 毛布を手洗いする方法
- 毛布を洗濯機で洗う方法
洗濯表示を確認し、洗える方法で洗濯してください。
乾燥方法は同じなので、後ほどご紹介します。
①毛布を手洗いする方法
毛布を手洗いする場合に必要な道具は以下の通りです。
- 浴槽
- 30℃程度のぬるま湯
- おしゃれ着用洗剤
- 洗濯ネット
手洗いの場合は、浴槽にお湯を張って洗っていきます。
手順をご説明します!
【手順】
- 浴槽にお湯を張り、洗剤を入れて溶かす
- 毛布を漬けて足で踏む
- 汚れが出てきたら水を替える
- よくすすぐ
- 毛布についた洗剤がなくなるまで繰り返す
- 毛布の水気を足で踏んで落とす
- 浴槽のフチに1時間かけておき、水気を切る
- ネットに入れて、短時間で脱水
柔軟剤が家にある場合は、最初のすすぎの時に入れるとふわふわに仕上がります。
洗剤が残らないように、しっかりすすいでください。
乾燥方法は後ほどご紹介します。
②毛布を洗濯機で洗う方法
洗濯機で毛布を洗う場合は、以下の道具を用意してください。
- おしゃれ着用洗剤
- 洗濯ネット
毛布は蛇腹状に折ってネットに入れてください。
【手順】
- 毛布を蛇腹状に折り、ネットに入れる
- 洗濯機に毛布と洗剤を入れ、優しく洗えるコースで洗濯開始
- 洗濯槽に水が溜まった段階で一時停止し、蓋を開ける
- 毛布を上から抑えて沈ませる
- 洗濯を再開し、終わるまで待つ
毛布は軽くて水に浮いてしまうので、縦型洗濯機の場合は手で沈める必要があります。
この工程を飛ばすと綺麗に洗えないので、注意してください。
ドラム式の場合は、押し込まなくて大丈夫です。
柔軟剤を追加すると肌触りがよくなり、ホコリもつきにくくなるので、家にある場合は入れましょう。
毛布を乾燥させるときのポイント
毛布を洗濯した後、乾燥させる時にもいくつか注意点が必要です。
- 乾燥機NGの毛布に注意
- 干す時間帯に気をつける
- 干し方を工夫する
乾燥機NGの毛布に注意
乾燥機を使いたい場合は、毛布の洗濯表示を確認してからにしてください。
□の中に○が入ってるマークが乾燥機に関する表示です。
洗濯表示 | 意味 |
中央に点が2つ | 80℃までの乾燥機OK |
中央に点が1つ | 60℃までの乾燥機OK |
✕がついている | 乾燥機NG |
バツマークがついている毛布は、乾燥機が使えないので注意してください。
干す時間帯に気をつける
毛布を干す時間帯にも気をつけてください。
湿度が低い時間帯に干すことで、乾燥の時間を短くすることができます。
毛布を干すのに最適な時間は、午前10時~午後2時頃までです。
上記時間帯で、2~3時間だけ干すようにしてください。
あまり長時間干してしまうと、色褪せたり毛布を劣化させる原因になります。
干し方を工夫する
毛布をベランダに干す時は、物干し竿を2本にかぶせて干します。
横から見て、Mの形になるように毛布の真中を下げてください。
毛布に空気が通るようになり、乾くのが早くなります。
毛布のお手入れには宅配クリーニングもおすすめ
毛布を自宅で洗濯するのは手間がかかるし大変…という人はプロに洗ってもらいましょう。
宅配クリーニングなら、自宅まで取りに来てくれて、まとめ割などもありお得です。
毛布の丸洗いにおすすめの宅配クリーニングを3店厳選しました。
- リネット
- クリーニングパンダ
- クリコム
リネット
最低料金 | 495円(税込)/1点 |
---|---|
最短仕上げ日数 | 最短2日 |
保管サービス | 最大8ヶ月 |
送料 | 8,800円以上で無料 |
パック・単品 | どちらも可 |
再仕上げサービス | お届け日から30日以内 |
対応エリア | 全国 |
発送方法 | 自宅集荷・コンビニ発送 |
支払い方法 | クレジットカード・代金引換 |
\初回30%OFF!/
リネットは丁寧なクリーニングが魅力のお店です。
水洗いは合計で3回行い、ダニや汚れを徹底的に落とします。
抗菌・防臭効果がある洗剤を使うので、洗った後も清潔さが長持ちします。
布団と一緒にまとめ洗いするのがお得!
リネットは、毛布1枚だけではなく布団もまとめて洗うとお得になります。
毛布1枚なら3,289円のところ、布団2枚とセットで洗った場合は毛布1枚1,650円で洗うことができますよ!
約半額で洗えるので、家族分の布団も一緒に洗いたい人におすすめです。
クリーニングパンダ

最低料金 | 660円(税込)/ワイシャツ |
---|---|
最短仕上げ日数 | 最短7営業日 |
保管サービス | 最大15ヶ月 |
送料 | 【セットコース】 本州・四国・九州送料無料 北海道2,200円 沖縄4,400円 離島料金は掛かりません 【単品コース】 合計9,000円以上で送料無料、合計9,000円未満の場合は通常送料2,500円がかかります。 ※但し、合計9,000円以上でも北海道2,200円、沖縄4,400円(税込)は別途送料がかかります。 |
パック・単品 | どちらも可 |
再仕上げサービス | 到着後一週間以内で無料 |
対応エリア | 全国 |
発送方法 | 自宅集荷 |
支払い方法 | クレジットカード |
\当サイト限定!新規注文で最大ポイント10倍/
- 新規登録で550円分のすぐに使えるポイントをプレゼント!
■クーポンコード:newpoint10
クリーニングパンダは、「ふとん丸洗い1~10枚パック」で毛布を洗うことができます。
他の寝具などと組み合わせて洗うこともできますが、毛布1枚でも大丈夫です。
ちなみに、毛布・敷パット・ベビー寝具は2枚で1点扱いになり、お得に洗えます。
オプションが豊富
毛布クリーニングのオプションがかなり豊富なのも魅力的です。
- 防ダニ加工
- ニオイ取り
- 首元重点洗い
- ふとんカビ取り
- ふとんしみ抜き
好きなものだけカスタマイズできるので、どんな布団・毛布でも安心して依頼できます。
クリコム

最低料金 | 440円(税込)/1点 |
---|---|
最短仕上げ日数 | 最短5日 |
保管サービス | – |
送料 | 4,400円以上で無料 ※往復送料1,100円(税込) ※北海道、九州は4,400円未満は別途2,200円 |
パック・単品 | 単体のみ |
再仕上げサービス | – |
対応エリア | 全国 |
発送方法 | 自宅集荷・コンビニ発送 |
支払い方法 | クレジットカード・代引き決済 |
\24時間・集荷受付対応/
クリコムの毛布洗いは、種類によって細かく値段が分かれています。
事前に見積もりが出しやすく、1枚からでも気軽に頼めるのが魅力です。
コンビニ受付も可能なので、24時間好きな時に出せます。
高品質なのに毛布1枚からでもリーズナブル
クリコムの毛布クリーニングは、なんとコナヒョウダニの死亡率が100%です。
アトピーや喘息などが心配な方にもピッタリです。
除菌・消臭効果もあって高品質なのに、毛布1枚からでも安いのがメリットです。
毛布の洗濯に関してよくある質問
毛布の洗濯に関してよくある質問をまとめました。
ボタンを押すと回答が見られるので、気になる質問がある方は見てみてくださいね!
- 毛布の洗濯頻度を減らすには?
- 干すだけじゃダメなの?
- 毛布のダニ対策はある?
- 洗濯機にぎゅうぎゅうに入れてもいい?
毛布カバーを使うのがおすすめです。
カバーをつけることで、毛布自体は汚れないので洗う手間が省けます。
毛布特有のもふもふ感はなくなりますが、薄手のカバーなら通常の洗濯でもOK。
乾くのも早いので、毛布の洗濯頻度を減らしたい方には最適です。
干すだけでは、汗・皮脂汚れなどは落とせません。
天日干しをすれば太陽に当たっている面のダニはいなくなりますが、裏面に逃げるため全滅させることはできません。
乾燥機や掃除機を使うのが効果的です。
ダニは高温で死滅するので、乾燥機に入れるのがベスト。
掃除機は、ダニの餌になる汚れや、ダニの死骸を吸い取ることができます。
インテリア用品用の高温スチーム掃除機などもおすすめです。
ぎゅうぎゅうに入れると、汚れがしっかり落とせません。
また、洗濯機が壊れる恐れがあるので、毛布のサイズに合った洗濯機を使用してください。
コインランドリーを使うのもおすすめです。
毛布の洗濯頻度は1~2ヶ月に1回がおすすめ
毛布の洗濯頻度が低いと、ダニやカビが発生しやすくなります。
健康被害が出る可能性があるので、毛布は定期的に洗いましょう。
毛布の最適な洗濯頻度は、1~2ヶ月に1回程度です。
最低でもワンシーズンごとに洗うのがおすすめです。
なかなか洗濯する時間が取れない場合は、宅配クリーニングに出すと楽です。
運ぶ手間がかからず、プロに洗ってもらえるのでしっかりダニ・汚れを落とせます。
まとめ割などもあって、寝具一式をお得に綺麗にできるので、是非活用してみてください。