バターをうっかりこぼしてしまったら、洗濯してもなかなか落ちません。
間違った方法で染み抜きしてしまうと、さらに頑固なシミになってしまうことも。
今回はバターの染み抜きを、状況別に3つの方法で解説していきます。
自宅で頑張って落としてみたものの落ちなかった方向けに、染み抜きに強いクリーニングも紹介していきます。
バターのシミに悩む方の助けになれば幸いです。
- バターの染み抜き方法
- 頑固なシミになったバターのシミ抜き方法
- 外出先でバターシミがついた時の応急処置
- バターの染み抜きに有効なクリーニング
バターの染み抜きは普通の洗濯では難しい
成分のほとんどが油ですので、水に溶けず洗濯しても簡単には落ちません。
油分を落とすためのアイテムを使って染み抜きをする必要があります。
さらに時間が経つと生地に定着し、どんどん頑固なシミになってしまいます。
乳製品ですので放っておくと異臭を放つことも…。
バターが服についたら、なるべく早く対処しましょう。
【状況別】バターの染み抜き方法
前述したように、バターはその成分の大半が「油分」であるため、水性の染み抜きのように簡単に落ちるわけではありません。
もしバターを誤って服に落としてしまったら、すぐに洗濯してしまうのが理想といえますが、外出先でシミ汚れを作ってしまうこともあります。
ここからは、状況別で作ってしまったバターの染み汚れを落とす方法を紹介します。
バターの染み抜き方法①:付いてすぐの場合
バターが服についたことにすぐ気がついたら、以下のアイテムを使うと綺麗に落とせます。
【染み抜きに使うアイテム】
- クレンジングオイル
- 食器用洗剤
- 歯ブラシ
- タオル
クレンジングオイルや食器用の洗剤は、油汚れを浮かせる作用があります。
このため、油分の多いバターの染み抜きにぴったりです。
バターの染み抜き手順
服についてすぐのバターの染み抜き手順は以下のとおりです。
【手順】
- シミの裏側にタオルを敷く
- シミにクレンジングオイルを垂らす
- 歯ブラシでシミの上をトントンと叩く
- シミに食器用洗剤をかけてなじませる
- ぬるま湯で揉み洗いする
- よくすすぐ
- 通常通り洗濯する
タオルに汚れを落とすように、こすらずトントンと叩いてください。
油分は水よりぬるま湯の方が落ちやすいので、40℃程度のお湯で洗うのが効果的です。
ただし、熱湯を使うのは衣類を傷めるのでやめましょう。
洗濯表示タグの指示に従い、服に合った洗い方をしてください。
洗濯表示に水洗い不可のマークがあれば、クリーニングに染み抜きをお願いしましょう。
バターの染み抜き方法②:頑固な染みの場合
時間が経ってバターが頑固なシミになってしまったら、クレンジングオイルだけでは落ちにくいです。
バターの色素沈着もありますから、漂白できるアイテムを使って染み抜きします。
【染み抜きに使うアイテム】
- ドライヤー
- 食器用洗剤
- 酸素系漂白剤
- セスキ炭酸ソーダ
- クエン酸
- 歯ブラシ
漂白作用のある「酸素系漂白剤」と、油分を乳化させる作用がある「セスキ炭酸ソーダ」で染み抜きを行います。
素材によっては色落ちしやすいので、初めに目立たないところで色落ち確認してください。
アルカリ性であるセスキ炭酸ソーダは衣類を傷めてしまいやすいため、中和するために酸性のクエン酸も忘れずにご用意ください。
セスキ炭酸ソーダもクエン酸も、100均などで手に入ります。
頑固なバター汚れの染み抜き手順
頑固なバター汚れの染み抜きは、初めにご紹介した方法よりも少し手間がかかります。
【手順】
- シミの裏側にタオルを敷く
- シミに食器用洗剤をかける
- 歯ブラシでシミの上をトントンと叩く
- セスキ炭酸ソーダをシミに乗せる
- その上に酸素系漂白剤をかける
- ドライヤーで熱を加える
- クエン酸を水に溶かし、シミにかける
- よくすすぎ、通常通り洗濯する
酸素系漂白剤をつけて、ぬるま湯で10分程度つけおきするだけでも落ちる場合もあります。
ただしかなり頑固なシミになっている場合は、上記の方法で染み抜きをしてみてください。
これでも落ちなければ、クリーニングに出すことを検討しましょう。
バターの染み抜き方法③:外出先でついた場合
ここまでは、自宅での染み抜き方法をお伝えしました。
次は、外出先のレストランなどでバターのシミがついた場合の応急処置方法をご紹介します。
【染み抜きに使うアイテム】
- ティッシュ数枚
- ハンドソープ
使うアイテムは上記の2つのみ。
ハンドソープは、飲食店であればトイレに置いてあることも多いです。
それでは、応急処置の手順を見てみましょう。
【手順】
- 取り除けそうな固形物を優しく取り除く
- シミの裏側に乾いたティッシュを入れる
- 濡らしたティッシュにハンドソープをつける
- シミ部分をトントン叩く
- シミの裏側に入れたティッシュを濡らしたものに取り替える
- 水だけをつけたティッシュでシミを叩く
- ハンドソープが取れたら、乾いたティッシュで水分を吸う
応急処置のポイントは、ハンドソープが服に残らないようにすることです。
ハンドソープがついたままでは、新たな黄ばみが発生する可能性があります。
水をつけたティッシュか、ウェットティッシュなどでしっかり取り除きましょう。
また、この染み抜き方法はあくまで応急処置です。
家に帰ったら、初めにお伝えした染み抜きを実践してください。
バターの染み抜きに有効な宅配クリーニング
今回ご紹介した染み抜きは、洗濯が必須です。
服の洗濯表示タグをチェックし、桶のマークや洗濯機のマークに✕がついていたら水洗いができません。
自宅で洗えない服は、クリーニングに染み抜きをお願いしましょう。
中でもおすすめなのが、宅配型のクリーニングです。
自宅まで服を取りに来てくれる手軽さがあり、染み抜き料金が無料の場合もあります。
ここからは、バターの染み抜きにおすすめの宅配クリーニングをご紹介します。
- リネット
- クリーニングパンダ
- クリコム
リネット
最低料金 | 495円(税込)/1点 |
---|---|
最短仕上げ日数 | 最短2日 |
保管サービス | 最大8ヶ月 |
送料 | 8,800円以上で無料 |
パック・単品 | どちらも可 |
再仕上げサービス | お届け日から30日以内 |
対応エリア | 全国 |
発送方法 | 自宅集荷・コンビニ発送 |
支払い方法 | クレジットカード・代金引換 |
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リネットはシミ抜き・毛玉取りが無料の宅配クリーニングです。
バターのシミを落とすついでに、服の毛玉も綺麗にしてくれます。
宅配なので配送時間がかかるものの、最短2日で手元に届くので急ぎの場合にも使いやすいです。
配送エリアによっては早朝・深夜の集荷も受け付けています。
3つの保証が標準装備
クリーニングには、3つの保証が標準でついています。
- お届けから7日間の「再仕上げ」保証
- 再仕上げでも綺麗にならなければ「返金」保証
- 紛失・破損などの万が一の事故に対する「100%補償」
保証が手厚いリネットなら、ブランド衣類や繊細な服でも安心して依頼できます。
お客様窓口も設置されているので、何かあった時に連絡が取りやすいのもメリットです。
クリーニングパンダ

最低料金 | 660円(税込)/ワイシャツ |
---|---|
最短仕上げ日数 | 最短7営業日 |
保管サービス | 最大15ヶ月 |
送料 | 【セットコース】 本州・四国・九州送料無料 北海道2,200円 沖縄4,400円 離島料金は掛かりません 【単品コース】 合計9,000円以上で送料無料、合計9,000円未満の場合は通常送料2,500円がかかります。 ※但し、合計9,000円以上でも北海道2,200円、沖縄4,400円(税込)は別途送料がかかります。 |
パック・単品 | どちらも可 |
再仕上げサービス | 到着後一週間以内で無料 |
対応エリア | 全国 |
発送方法 | 自宅集荷 |
支払い方法 | クレジットカード |
\当サイト限定!新規注文で最大ポイント10倍/
- 6月15日まで期間限定!初回ポイント550円分→1,500円分に増量中!
■クーポンコード:newpoint10
クリーニングパンダは、服1着でもまとめてでも利用しやすいお店です。
お得なパックなら、クリーニング単価が高い冬物衣類もお得に洗えます。
また、単品・パックどちらを選んでも、基本のシミ抜きが全品無料でついています。
さらに、業界最長の15ヶ月無料保管や、静電気防止加工など、他にもたくさんのサービスが無料で受けられるのがメリットです。
他店で断られたシミは「極美流しみ抜き」
基本のシミ抜きで落ちないバターのシミは、有料オプションの「極美流しみ抜き」がおすすめです。
職人が丁寧にシミを取り除いてくれるので、シミ抜き成功率が約90%と非常に高いです。
もし落ちなかった場合は、シミ抜き代は全額ポイント返金になります。
落ちるかどうか分からないシミでも、安心して依頼できます。
クリコム

最低料金 | 440円(税込)/1点 |
---|---|
最短仕上げ日数 | 最短5日 |
保管サービス | – |
送料 | 4,400円以上で無料 ※往復送料1,100円(税込) ※北海道、九州は4,400円未満は別途2,200円 |
パック・単品 | 単体のみ |
再仕上げサービス | – |
対応エリア | 全国 |
発送方法 | 自宅集荷・コンビニ発送 |
支払い方法 | クレジットカード・代引き決済 |
\24時間・集荷受付対応/
服1枚から利用できるクリコムは、リーズナブルで使いやすいのが魅力です。
コンビニ発送にも対応しており、24時間好きな時に発送できます。
仕事や家事で日中は家にいられず、集荷時間に間に合わない方でも簡単にクリーニングできるのがメリット。
洗浄に使う溶剤管理にもこだわっており、クリーニング後の特有のニオイやベタつきがないのも嬉しいポイントです。
頑固な油シミもスッキリ
クリコムのシミ抜きでは、最新の京都式シミ抜き機を使います。
水溶・油溶性のどちらのシミにも対応できる高性能なマシンなので、バターのシミも綺麗に落ちます。
頑固なシミには、有料オプションの特殊シミ抜きコースがおすすめ。
国家資格を持った職人が1つ1つ丁寧にシミ抜きするので高品質です。
大きく分けて4つのコースから選べて、シミによって服の色味が変色してしまった部分の染色にも対応できるコースもあります。
バターの染み抜きは自宅でも可能
バターのシミは自宅でも落とせます。
状態 | 染み抜きのためのアイテム |
---|---|
軽いシミ | クレンジングオイル+食器用洗剤 |
頑固なシミ | 食器用洗剤+酸素系漂白剤+セスキ炭酸ソーダ+クエン酸 |
バターのシミは、ただ洗濯するだけでは落ちにくいので上記のアイテムを使って染み抜きしてください。
また、外出先でついた場合も、ティッシュやハンドソープで応急処置しておくと自宅で落としやすくなります。
自宅で落としにくい場合や、水洗いができない服の場合は、クリーニングに染み抜きをお願いしましょう。
今回ご紹介したリネット・クリコム・クリーニングパンダは染み抜きサービスがついているのでおすすめです。
衣類の状態に合わせた染み抜きをして、バターの汚れをスッキリ落としましょう。