カーディガンは型崩れが起きやすく、気がつくと毛玉も発生しやすいのがネックです。
綺麗に保つためにも、カーディガンは正しい方法で洗濯しないといけません。
今回は、カーディガンの洗濯方法や乾かし方について解説していきます。
シミやニオイでお悩みの方向けに、おすすめの宅配クリーニングも併せて紹介しています。
気になる方は、ぜひチェックしてみてください。
- カーディガンの洗濯頻度
- カーディガンの洗濯方法
- カーディガンを収納する時のポイント
- カーディガンをクリーニングするタイミング
- カーディガンにおすすめの宅配クリーニング
- カーディガンが伸びた・縮んだ時の対処方法
カーディガンの洗濯頻度
着用毎にカーディガンを洗うと、劣化が早くなる可能性が高いです。
カーディガンは服の上から着るため、洗濯頻度は4~5回に1回で構いません。
ただし、ニオイや汚れが気になる場合はすぐに洗濯してください。
カーディガンの洗濯可否を調べる方法
カーディガンはウォッシャブルのものとそうでないものがあります。
調べるには、カーディガンの洗濯表示タグをチェックしてください。
カーディガンの洗濯表示をチェックする

水洗いの可否は、洗濯表示タグの洗濯機や桶のマークで確認できます。
✕マークがついている場合は、水洗い自体できませんのでクリーニングに出しましょう。
手のマークが描かれていれば、洗濯機の使用が不可になります。
マーク内に書かれた水温の上限や、洗い方の指示を守って洗濯してください。
カーディガンの素材で選択の可否を判断する
カーディガンの素材でも洗濯の可否は判別可能です。
以下の素材は、水洗いは可能ですがそれぞれ注意点があります。
洗濯前によく確認しておきましょう。
基本的に洗濯できる素材 | |
---|---|
綿 | 洗濯は可能だが型崩れは起きやすいので注意 |
アクリル | ウールに似ているが耐久性は高い 静電気が起きやすい |
ポリエステル | 耐久性が高いが毛玉はできやすいので注意 |
ナイロン | カーディガンなら別素材と混ざっていることが多い 別素材の素材をチェックする |
手洗い推奨の素材 | |
麻 | 水には強いが縮みやすい |
ウール | 水に濡れると固くなり毛玉もできやすい 基本手洗いのみ可能 中には洗濯機で洗えるウールもある |
また、以下の素材は基本的に水洗いはできません。
- アンゴラ
- カシミア
- モヘア
- ヤク
- シルク
- レーヨン
- キュプラ
- アセテート
中には複数の素材が混ざっているものもあります。
上記の素材が30%以上含まれているなら、自宅洗濯は避けてください。
カーディガンを手洗いで洗う方法
洗濯表示タグで手のマークや「手洗イ」と書かれていたら、洗濯機は使用できません。
初めに、カーディガンの手洗い方法から解説します。
使用道具
手洗いする時に揃える道具は以下の通りです。
- 洗面器・バケツなど
- おしゃれ着用洗剤
- 柔軟剤・コンディショナー
- バスタオル数枚
カーディガンが入る洗面器などを用意してください。
栓ができる洗面台などで洗っても構いません。
使用する洗剤は、刺激の少ないおしゃれ着用洗剤になります。
ウールなどの毛製品は、専用の洗剤も売られています。
柔軟剤はコンディショナーでも代用可能です。
手洗い手順
手洗いは手間がかかりますが、カーディガンを長持ちさせるためにも丁寧に洗いましょう!
【手順】
- 目立つ汚れに洗剤をなじませる
- 洗面器にぬるま湯と洗剤を入れる
- カーディガンを浸し、押し洗いする
- 水を入れ替える
- 洗剤がなくなるまでよくすすぐ
- 水を入れ替え、柔軟剤を入れる
- よくすすぎ、軽く水気を絞る
- バスタオルに包み、水気を吸う
- 乾燥させる
手洗いのポイントは、とにかく力を入れすぎないことです。
カーディガンはこすらずに押し洗いしてください。
水気を取る時も強く絞らず、なるべくタオルにうつしてください。
タオルで包んで、軽く叩くだけでOKです。
乾かす方法は、「洗濯機で洗う方法」の後で詳しく解説します。
カーディガンを洗濯機で洗う方法
マシンウォッシャブルのニットなら、洗濯機で洗ってOK。
しかし、気をつけて洗わないと型崩れを起こすので注意してください。
使用道具
洗濯機の場合は、以下の道具を用意してください。
- 洗濯ネット
- おしゃれ着用洗剤
- 柔軟剤
洗濯機で洗う場合は、必ず洗濯ネットを使用します。
そのまま洗濯機に入れてしまうと、服が絡み合ってカーディガンが伸びてしまう可能性が高いです。
折りたたんだカーディガンが入るサイズの洗濯ネットを購入してください。
洗濯機で洗う手順
洗濯機でカーディガンを洗う手順を見ていきましょう。
【手順】
- 目立つ汚れに洗剤をなじませる
- 汚れ部分が外側になるようにカーディガンを畳む
- 洗濯ネットに入れ、洗濯機に投入
- 洗剤・柔軟剤を投入口に入れる
- 優しく洗えるコースで洗濯開始
- 20秒程度で脱水する
洗濯機で洗う場合は、洗濯コースに注意。
「手洗いコース」「ドライコース」などの優しく洗えるコースで洗ってください。
また、カーディガンを長時間脱水するのはNGです。
型崩れの恐れがあるため、長くとも1分で終わらせてください。
洗濯を終えたカーディガンの乾かし方
カーディガンの正しい乾かし方を4通りお伝えします。
- 平干し
- 物干し竿にかける
- 立体的なハンガーを使う
- ハンガーに2つ折りにしてかける
平干し
カーディガンを乾かす際に一番おすすめしたいのは、平干しです。
横にして乾かすことでカーディガンを伸びず、型崩れも起きにくいです。
平干し用ネットがあれば簡単に効率よく干せます。
100均などでも手に入りますし、1つ持っておくと便利です。
物干し竿にかける
物干し竿ならハンガーよりも型崩れしにくいです。
胴部分で2つ折りにしてかけてください。
この時、腕部分も物干し竿にかけると伸びにくいです。
立体的なハンガーを使う
ハンガーを使って干したい場合は、肩に当たる部分が立体的になっているものを使ってください。
肩部分が変形せず、カーディガンの形を保って綺麗に乾かせます。
ハンガーに2つ折りにしてかける
細いハンガーしか持っていない場合は、工夫して干しましょう。
ハンガーの水平部分にカーディガンの胴部分をいれ、斜めの部分に袖をかけて干してください。
ハンガーが3つある場合は、胴・肩・袖に分けて引っ掛けるのもおすすめです。
カーディガンの重さを分散できるので、型崩れが起きにくくなります。
カーディガンを乾かす時の注意点
洗濯を終えたカーディガンを乾燥させる際は、前述した方法で乾燥させましょう。
いずれも、自然乾燥になるので、乾燥するまでに多少の時間を要します。
またカーディガンを乾燥させるときは、以下の3点に気を付けながら乾燥させましょう。
- 乾燥機を使わない
- 直射日光を当てない
- 細いハンガーにかけない
乾燥機を使わない

カーディガンを乾燥機にかけるのは避けたほうが良いでしょう。
洗濯表示タグを見ても、乾燥機NGのカーディガンが多いです。
熱によってカーディガンが縮みやすいためです。
乾燥機が使えるニットであっても、洗濯物が絡み合って伸びる可能性が高いのでおすすめできません。
直射日光を当てない
直射日光をカーディガンに当てると、生地が劣化しやすいので注意してください。
カーディガンは風通しの良い日陰で乾かしてください。
細いハンガーにかけない
カーディガンは水を含むと重みが出やすいアイテムです。
細いハンガーに掛けると重さで伸びたり、肩部分が変形しやすくなります。
干す時に細いハンガーを使用しないようにしましょう。
カーディガンを収納する時のポイント
洗い終わったカーディガンも、気をつけて収納してください。
間違った方法で収納すると、シワ・変形の原因になります。
ハンガーにかける場合・畳んでしまう場合に分けて、正しい収納方法をご紹介します。
ハンガーを使う時のポイント
収納する場合は、以下の手順でハンガーにかけてください。
- カーディガンを縦半分に折る
- ハンガーの斜め部分の1辺にカーディガンの脇部分をかける
- もう1辺に裾部分がかかるように折る
細いハンガーしか無い方は、ハンガーにタオルを巻くと跡がつきにくいです。
畳んでしまう時のポイント
カーディガンを畳む時のポイントは、ボタンを閉めないことです。
- カーディガンのボタンを外す
- 袖を内側に折る
- 肩の縫い目あたりで袖を下に折る
- 裾の縫い目部分で折る
- さらに半分に折る
ボタンを閉めるとシワができやすくなるため、外してください。
ボタンを外すと上手くたためない場合は、1つ飛ばしでつけると良いです。
裾部分は上記のように折ってもいいですし、端からくるくる巻いても跡がつきにくくなるのでおすすめです。
カーディガンによくあるトラブルの解決方法
カーディガンによくあるトラブルと解決方法をご紹介します。
- 伸びてしまったら
- 縮んでしまったら
伸びてしまったときの解決策
カーディガンに水と熱を加えることで元に戻せます。
霧吹きした後にドライヤーで乾かすか、スチームアイロンをかけてください。
ただし、熱に弱い素材の場合は逆効果なので、必ず洗濯表示を確認してください。
縮んでしまったときの解決策
カーディガンの縮みは、トリートメントでほぐして戻すことが可能です。
- ぬるま湯にトリートメントを溶かす
- カーディガンを入れ、優しく引っ張りながらほぐす
- 30分つけ置きする
- 軽く水を切り、バスタオルで水を吸い取る
- 平干しで乾かす
引っ張ったり水を切る時に、力を込めすぎないように注意してください。
また、この方法が使えるのは、水洗いが可能なニットに限られます。
デリケートなカーディガンは、クリーニング店に相談してみましょう。
カーディガンをクリーニングするタイミング
ここまでは、カーディガンを自宅で洗濯する方法を解説しました。
しかしカーディガンをクリーニング出したほうがいい場合もあります。
以下のような場合は、プロに洗ってもらいましょう。
- 洗濯で汚れ・ニオイが落ちない
- 自宅で洗えない
- 毛玉ができてきた
- シーズンオフ時
洗濯で汚れ・ニオイが落ちないとき
自宅での洗濯で汚れやニオイが落ちないなら、クリーニングで洗ってもらいましょう。
汚れ・ニオイを放置すると、カーディガンの寿命を縮めてしまいます。
シミ抜きが得意なクリーニング店に依頼してください。
自宅では洗濯が難しいとき
天然毛素材が使われていたり、装飾がついたカーディガンは水洗いできない場合が多いです。
洗濯表示タグでクリーニングが推奨されているものは、自宅では洗わないでください。
ちなみにカーディガンのクリーニング頻度は、シーズン中に2~3回程度です。
しかし、汚れがついてしまったらすぐに依頼したほうが良いでしょう。
毛玉ができてきたとき
自力で処理できない毛玉ができた場合も、クリーニングがおすすめです。
毛玉取りは有料オプションになることが多いので注意してください。
お店選びの際には、「毛玉取り無料」と明記してあるところに依頼するのと良いでしょう。
シーズン・オフのとき
シーズンオフ時になったら、収納前に汚れをしっかり落としてください。
汚れたまま長期保管すると、黄ばみや虫食いが発生しやすいです。
目には見えない小さな汚れも、収納時にはしっかり落としておくのが長持ちさせるコツです。
また、保管サービスが無料でついてくるクリーニング店なら、自宅の収納スペースを広く使えるのでおすすめです。
カーディガンにおすすめの宅配クリーニング
カーディガンにおすすめの宅配クリーニングを厳選しました。
宅配クリーニングなら、シミ抜きが無料になるお店が多いです。
玄関先まで荷物を取りに来てくれるので、簡単に利用できるのもメリット。
料金などもまとめているので、宅配クリーニングが気になる方はぜひチェックしてみてください。
- リネット
- クリコム
- クリーニングパンダ
サービス名 | リネット | クリコム | クリーニングパンダ |
---|---|---|---|
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![]() |
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|
最低料金 | 880円 | 900円 | 1,364円/1点 9,900円/3点 |
デリケート素材場合の料金 | 1,100円 | 1,600円 | |
保管サービス | 最大8ヶ月 の保管有 |
✕ | ◎最大15ヶ月 無料 |
シミ抜き | 無料 | 無料 特殊シミ抜きも有 |
無料 極美流シミ抜きも有 |
リネット

料金 | 880円(税込)/1点 |
---|---|
最短仕上げ日数 | 最短2日 |
保管サービス | 最大8ヶ月 |
送料 | 8,800円以上で無料 |
パック・単品 | どちらも可 |
再仕上げサービス | お届け日から30日以内 |
対応エリア | 全国 |
発送方法 | 自宅集荷・コンビニ発送 |
支払い方法 | クレジットカード・代金引換 |
\初回送料無料!/
リネットは宅配でありながら、最短2日で仕上がるのが魅力です。
エリア限定で翌日届けや、早朝・深夜の集配もできます。
シミ抜きや1分間の毛玉取りが無料になるので、カーディガンのクリーニングに最適です。
初回限定で30%OFFになり、宅配が初めての方にもおすすめです。
リネットのクリーニング料金
クリーニングアイテム | 料金 | |
---|---|---|
カーディガン | 通常 | 880円 |
手仕上げ | 1,540円 | |
デリケート素材 | +220円 | |
一部革素材 | +220円 | |
装飾品・レース・フリル・プリーツ | +220円 |
カーディガン1着から気軽に依頼可能です。
シルク・アンゴラ・カシミヤなどのカーディガンは、基本料金に+220円で最適な洗い方をしてくれます。
デリケート素材のカーディガンも安心して預けられます。
クリコム

料金 | 900円(税込)/1点 |
---|---|
最短仕上げ日数 | 最短5日 |
保管サービス | – |
送料 | 4,400円以上で無料 |
パック・単品 | 単体のみ |
再仕上げサービス | – |
対応エリア | 全国 |
発送方法 | 自宅集荷・コンビニ発送 |
支払い方法 | クレジットカード・代引き決済 |
\4,400円以上利用で送料無料!/
クリコムのメリットは、多彩な発送方法です。
自宅集荷の場合は、午後2時まで当日集荷に対応しています。
さらに、初回からコンビニ集荷が可能なので、24時間いつでも発送できるのも嬉しいポイント。
宅配キットを待つ時間が惜しい方も、自宅にある箱や袋に入れていいので手軽に利用できます。
クリコムの料金
クリーニングする衣類 | 料金 | |
---|---|---|
カーディガン | 通常 | 900円 |
DX | 1,800円 |
クリコムは、使いやすい料金が魅力です。
一般的なカーディガンなら、1着770円で利用できます。
シミ抜きは無料ですが、かなり頑固なシミの場合は有料シミ抜きコースも選べます。
熟練のプロが丁寧にシミ抜きしてくれるので、他店で落とせなかった汚れがある服にもおすすめです。
クリーニングパンダ

最低料金 | 1,364円(税込)/カーディガン |
---|---|
最短仕上げ日数 | 最短5営業日 |
保管サービス | 最大15ヶ月 |
送料 | 9,000円以上で無料 |
パック・単品 | どちらも可 |
再仕上げサービス | 到着後一週間以内で無料 |
対応エリア | 全国 |
発送方法 | 自宅集荷 |
支払い方法 | クレジットカード |
- 新規登録で550円分のすぐに使えるポイントをプレゼント!
■クーポンコード:newpoint10
\当サイト限定!新規注文で最大ポイント10倍/
クリーニングパンダは、最長15ヶ月の保管が無料になります。
クリーニング後に預かってくれるので、シーズンオフにおすすめです。
さらに、汗抜き・基本のシミ抜き・再仕上げ・静電気防止加工・消臭・抗菌も無料対応になります。
お得にクリーニングしたい方に最適です。
クリーニングパンダの料金
コース(保管付き) | 料金 |
---|---|
カーディガン | 1,364円 |
スタンダード衣類3点パック | 9,900円 (1着あたり3,300円) |
スタンダード衣類5点パック | 10,450円 (1着あたり2,090円) |
スタンダード衣類10点パック | 14,850円 (1着あたり1,485円) |
スタンダード衣類15点パック | 19,800円 (1着あたり1,320円) |
スタンダード衣類20点パック | 23,100円 (1着あたり1,155円) |
クリーニングパンダの最大の特徴は、「単品」「パック」が選べることです。
通常のクリーニングのように1着からでも注文できますが、まとめ洗いに最適な「パック」コースも用意されています。
パックなら色んな服を一緒に洗えて、依頼枚数が増えるごとに1着あたりの料金が安くなります。
他店でクリーニング単価が高くなる冬服も、パック料金なら全て一律料金に。
コートなどと一緒に洗うのがおすすめです。
しかも、子供服なら2着で1点扱いになります。
洗濯できないカーディガンはクリーニングに出そう
カーディガンを洗濯する時は、以下の点に注意してください。
- 4~5回の着用に1回の頻度で洗濯
- 汚れ・ニオイが気になる場合は頻度に関わらず洗濯
- 洗う前に洗濯表示タグをチェック
- 素材に合った方法で洗濯する
- 手洗いの場合は、こすらず力を入れすぎない
- 洗濯機の場合は、洗濯ネットを使う
- 水洗いできないカーディガンはクリーニングに出す
クリーニングに出すなら宅配クリーニングがおすすめです。
毛玉取りやシミ抜きが無料対応になるお店もあります。
素材に合わせたケアをして、カーディガン長く綺麗に保ちましょう!