保育園で布おむつが指定されていたり、節約や慣れてもらうために布おむつにしている方は多いのではないでしょうか?
そこで悩むのが布おむつの洗い方ですよね。
赤ちゃんのことを考えると、どんな洗剤を使っていいのか不安になったり、
布おむつのシミや臭いのことを考えるとどのように洗っていいのか悩むことも多いと思います。
今回は布おむつを赤ちゃんに優しく、シミや臭いが残らないような洗い方をご紹介します。
- 布おむつを穿かせるメリット
- 【汚れ別】布おむつの洗い方
- 布おむつの洗濯で使用する洗剤の種類
布おむつを穿かせるメリット
洗ったりするのが面倒くさかったり冷たかったりする布おむつ、紙おむつと比べ何かメリットはあるのでしょうか?
紙おむつでいいのでは?と思うと思いますが、実は以外にもメリットがあったりするんです。
布おむつが汚れたタイミングが分かる
紙おむつと比べ布おむつは不快感が感じやすくなっているんです。
それの何がいいの?と思った方もいると思いますが、赤ちゃんがおしっこやうんちをした時、不快感で泣いたり、目を覚ましたりして排出したことを教えてくれるようになるんです。
そうなると、おむつを替える時のタイミングがわかりやすくなるというメリットなんかもあります。
タイミングがわかると便利です。
繰り返し使える
紙おむつは1回限りですが、布おむつは繰り返し使えるので経済的に楽になります。
紙おむつを替える頻度にもよりますが、1年で2倍以上のおむつ代を削減できます。
肌のかぶれ防止になる
紙おむつと比べ不快感を覚えやすい布おむつですが、その為赤ちゃんが排出した時がすぐにわかるようになります。
その為、紙おむつとくらべ早く交換ができるのでかぶれにくくなります。
赤ちゃんの為にも布おむつを着けてあげてもいいかもしれません。
布おむつを買う時の注意点として、オーガニックコットンなど、赤ちゃんの肌に優しい素材を使った上げる事がいいでしょう。
赤ちゃんの肌は繊細なので、布おむつだけではなく、洋服は肌に優しい素材の物を買ってあげると赤ちゃんの肌が守られます。
布おむつを洗う時に用意するもの
- つけ置き用のバケツ
- 洗う用のバケツ
- 洗濯板
- 洗剤、洗濯石鹸、セスキ炭酸ソーダ、重曹、(いずれか1つ)
ゴム手袋など、水が入らないものであれば大丈夫です。
バケツは分けて使いましょう。
容量は水をためた時に、布おむつがすべて浸かる容量であれば大丈夫です。
100円ショップにもあるのでお近くの店舗で探してみましょう。
【汚れ別】布おむつの洗い方
おしっこで洗う場合とうんちで洗う場合では少し異なりますが、用意するものは同じです。
正しい洗い方をするためにも道具をそろえましょう。
【布おむつの洗い方】おしっこの場合
布おむつの汚れがおしっこの場合、以下の手順で洗えば綺麗にできます。
- 手洗いで汚れを軽く落とす
- つけ置き用のバケツにお湯を張り、洗剤を入れて洗濯水を作る
- 洗濯水の中に布おむつを入れて3時間~24時間(一晩)漬け置く
- 洗濯機にかける
布おむつをつけておく時は必ずすべて浸かるようにしましょう。
しっかり漬け置きすることで、シミ汚れはもちろん、カビや雑菌の繁殖の防止になります。
湿った状態ではみ出ているとカビなどの原因になります。
【布おむつの洗い方】うんちの場合
布おむつの汚れがうんちの場合、以下の手順で洗えば綺麗にできます。
- 硬いうんちはトイレへ流し、柔らかいうんちはトイレットペーパーでふき取る
- バケツにぬるま湯を張り、布おむつをいれ、揉み洗いで汚れを落としていく
- 汚れを落としたら、湯を捨て、新しいぬるま湯を入れる
- バケツにお湯を張り、洗剤を入れて洗濯水を作る
- 洗濯水の中に布おむつを入れて3時間~24時間(一晩)漬け置く
- 洗濯機にかける
ここでのポイントは、洗濯工程の2つ目で、できるだけうんちを落としてから洗濯しましょう。
また汚れを落としたら、繊維の奥にまで浸透した汚れを落としやすくするため、漬け置きしましょう。
それ以降の手順は、前述した尿染みの落とし方と同じ手順で綺麗にしていきます。
布おむつの干し方
布おむつは赤ちゃんのデリケートな肌に直接触れるため、洗い方だけでなく干し方にも注意が必要です。
布おむつは、できるだけ晴れた日には太陽光に当てて干すのがおすすめです。
太陽の紫外線には、除菌や消臭効果があり、おむつに残った雑菌を自然に除去してくれます。
さらに、日光で乾かすとふんわりとした仕上がりになるため、肌触りが優しくなり、赤ちゃんの肌への負担を減らせます。
また、干す際には風通しの良い場所を選び、できるだけ完全に乾かすようにしましょう。
布おむつの洗濯で使用する洗剤の種類
布おむつを洗濯するとき、一番の悩みどころはどのような洗剤を使用するかでしょう。
しかし、布おむつを洗う際は、以下のような洗剤の中から1つ選べばシミ汚れを綺麗に落とせます。
- 中性洗剤
- セスキ炭酸ソーダ
- 重曹
しかし、洗剤ごとに配合されている成分が異なるほか、汚れの落ちやすさに差があります。
ここからは、布おむつの洗濯で使用する洗剤の効果・特徴・違いについて紹介します。
中性洗剤
赤ちゃん用の布おむつを洗う際には、肌に優しい中性洗剤を使用するのが一般的です。
中性洗剤は他の洗剤に比べて刺激が少なく、敏感な肌でも安心して使用できます。
強い洗剤や漂白剤を使用すると、赤ちゃんの肌にダメージを与える可能性があるため避けましょう。
特におすすめなのは「Rinenna(リネンナ)」の洗剤です。
この製品は、ウイルス対策や雑菌防止に効果があり、もみ洗いを省けるため、感染リスクを抑えつつ簡単におむつを清潔に保つことができます。
汚れや臭いも防げるため、毎日の使用に適した洗剤といえます。
セスキ炭酸ソーダ
セスキ炭酸ソーダは、アルカリ性がやや強めで、油汚れやしつこい汚れに効果的な洗剤です。
重曹よりも水に溶けやすく、しっかりと汚れを落とせるのが特徴ですが、アルカリ性が強いため、繊細な素材や敏感肌の赤ちゃんには適さない場合もあります。
布おむつの場合、セスキ炭酸ソーダを使用すると生地がザラザラすることがあるので、特に肌が弱い赤ちゃんには注意が必要です。
使用する際は、少量をぬるま湯に溶かしてからおむつを浸けると、効果的に汚れを落とせます。
重曹
重曹は、比較的穏やかなアルカリ性の洗剤で、肌への負担が少ないため、赤ちゃんの布おむつを洗う際に安心して使用できます。
使用量の目安としては、水2Lに対して大さじ1杯程度が適量です。
しっかりと溶かしてから布おむつを浸けると、重曹が汚れを落としつつ生地を傷めにくい洗い上がりを実現します。
さらに、お湯を使用するとより効果的に汚れを落とせるのでおすすめです。
布おむつの洗い方を理解し清潔な布おむつを穿かせよう
布おむつの洗濯方法、赤ちゃんに優しく洗浄力のある洗剤から布おむつのメリットまでご紹介させていただきました。
赤ちゃんは敏感で、布おむつは直接肌に触れるものなので、正しい方法でしっかり洗い清潔に保ちましょう。
成長に合わせて、布おむつにしてみるのもいいかもしれませんね。