洗濯お役立ちコラム

衣類やシンクのサビ汚れの落とし方!サビ汚れの原因やサビ汚れの防止・予防策を紹介

衣類やシンクのサビ汚れの落とし方

※本ページにはPRが含まれます。

いつの間にかついているサビ汚れに頭を抱えていませんか?

サビ汚れは見た目もよくありませんし、普通の洗剤では落とせないので困ります。

しかも、放置しておくとどんどん悪化するので早めの対処が必要です。

この記事では、シンクや衣類のサビ汚れを落とすために効果的な対策や注意点などを詳しく解説します。

また、衣類についた頑固なサビを落とせるおすすめクリーニングなども併せてご紹介します。

サビ汚れにお困りの方は、ぜひチェックしてみてください。

この記事を読んでわかること

  • サビ汚れが起こる原因
  • シンクのサビ汚れの落とし方5選
  • 衣類のサビ汚れの落とし方3選
  • サビ汚れを落とすときの注意点
  • 衣類のサビを落とせる宅配クリーニング
  • サビ汚れを防ぐ方法

サビ汚れが付きやすいものと原因

シンクや作業着などの衣類は、いつの間にかサビがついていることが多いです。

まずは、シンクや衣類にサビ汚れが付く原因をお伝えします。

シンクにサビ汚れができる原因

シンクは水滴が残りやすく湿度も高いため、サビができやすい条件が整っています。

シンクでよく見られるサビの原因は主に2つです。

もらいサビを起こした

もらいサビとは、他のサビた物からシンクにサビが移ってしまう現象です。

シンクの場合は、鉄製の鍋やフライパンや調理器具などを使用していると、もらいサビが発生することがあります。

移ったサビは落とすのが難しいため、早めの対処が重要です。

シンクの保護膜が剥がれた

シンクの表面には、サビや傷からシンクを守る保護膜が施されています。

しかし長年使用していると、保護膜が剥がれてサビ汚れが付きやすくなってしまうのです。

特に掃除の際に強い洗剤や研磨剤を使うと、膜が剥がれる可能性が高いので注意してください。

衣類にサビ汚れができる原因

衣類のサビの原因は主にもらいサビになります。

もらいサビは、以下のような場所で起こりやすいです。

  • 物干し竿
  • 自転車
  • 作業場

特に雨天後の物干し竿や自転車は、サビが発生していることが多いので注意してください。

工場や工事現場などで働いている人は作業場に鉄製品があることが多く、どうしてもサビ汚れがつきやすいです。

サビが付いた後に放置すると落としにくくなるので、汚れに気づいたらすぐに落としましょう。

シンクにできたサビ汚れの落とし方

まずはシンクのサビの落とし方から確認していきましょう。

汚れの程度に合わせて、以下の5つの方法で落としていきます。

シンクのサビ汚れの落とし方5選
  1. メラミンスポンジでのサビ落とし
  2. 重曹でのサビ落とし
  3. クエン酸+重曹でのサビ落とし
  4. サビ取り剤でのサビ落とし
  5. シンク用のサビ用アイテムでサビ落とし

1.メラミンスポンジを使ったサビ落とし

メラミンスポンジなら100均などでも手に入るので気軽にサビ落としができます。

軽いサビなら、水をつけて軽くこすることで綺麗に落とせます。

ゴシゴシこするとシンクの傷の原因になりますので、優しくこすりましょう。

2.重曹を使ったサビ落とし

メラミンスポンジで落とせないサビは、重曹を使って落としていきます。

重曹でのサビ落としの手順は以下のとおりです。

【手順】

  1. シンクを軽く濡らす
  2. サビ部分に重曹をかけ、10分放置
  3. メラミンスポンジで優しくこする
  4. キッチンペーパーなどで拭き取る

重曹はお掃除でもよく使われるほど洗浄効果も高いです。

シンクのサビ落としのついでに、汚れも落としてピカピカにしましょう。

3.クエン酸+重曹を使ったサビ落とし

重曹を使っても落とせなかったサビは、クエン酸も併用しましょう。

クエン酸と重曹を合わせて使うことで、サビ落としの効果が上がります

クエン酸+重曹でのサビ落とし手順は以下のとおりです。

【手順】

  1. シンクを軽く濡らす
  2. 重曹をサビ部分にかける
  3. 水100mlに対しクエン酸小さじ1/2を入れて混ぜる
  4. 重曹の上にクエン酸液をかける
  5. 汚れが浮いてきたらメラミンスポンジで優しくこする
  6. キッチンペーパーなどで拭き取る

水気が残っているとサビやすくなるため、しっかり拭き取りましょう。

4.サビ取り剤を使ったサビ落とし

重曹やクエン酸でも落とせなかったサビには、専用のサビ取り剤を使用しましょう。

作業する際は、ゴム手袋をつけて換気をしながら行ってください。

【手順】

  1. サビ部分にサビ取り剤をかける
  2. メラミンスポンジで優しくこする
  3. 水でサビ取り剤を洗い流す
  4. キッチンペーパーなどで水気を取る

サビ取り剤はかなり強力なので、ステンレスの保護膜を剥がしてしまうことがあります。

なるべくサビ以外にはかからないようにし、使用後にサビ取り剤が残らないようによく洗い流してください。

5.シンクのサビ用アイテムでサビ落とし

サビ取り剤以外にも、ステンレスシンク用のサビ取りアイテムがあります。

シンク用のこすって落とすサビ取りアイテムなら、手軽にサビ落としできます。

ステンレス専用なので安心ですし、サビ落とし効果はもちろん水垢も綺麗に落とせます。

ただし研磨効果が高くシンクに細かい傷ができやすいため、ゴシゴシこすらず軽い力でサビ落とししてください

シンクにできたサビ汚れを落とす際の注意点

シンクのサビ汚れを落とす際には、注意すべきポイントがあります。

シンクのサビ汚れを落とす際の注意点
  • 長時間つけ置きしない
  • クエン酸使用時は周囲の鉄製品に注意
  • 力を入れすぎない

長時間つけ置きしない

つけ置きするとサビを落としやすくなりますが、リスクも高いです。

長時間つけ置きは、シンク表面の塗装がはがれる可能性があります。

なるべくつけ置きする際は短時間で、サビ落とし後はしっかりとすすぐことが大切です。

クエン酸使用時は周囲の鉄製品に注意

クエン酸を使ってサビ落としする際は、周りの鉄製品につかないように注意してください。

クエン酸が鉄に触れてしまうと、酸化が起きてサビてしまいます。

サビ落としを始める前に、周囲にサビそうなものが無いかをよく確認してください。

力を入れすぎない

頑固なサビがあると、ついつい力いっぱいこすってしまいたくなります。

しかし強くこすると、シンク表面が傷ついてしまいます。

シンクの傷はサビの原因になるため、せっかくサビを落としても再発するリスクが高くなります。

サビ落としの際は優しくこするようにしてください。

衣類のサビ汚れの落とし方

衣類のサビ汚れを落とす方法は、以下の3つです。

衣類のサビ汚れの落とし方
  1. クエン・レモン果汁でのサビ落とし
  2. 重曹でのサビ落とし
  3. 酸素系漂剤でのサビ落とし

1.クエン・レモン果汁を使ったサビ落とし

クエン酸やレモン果汁は酸性なので、サビを溶かす効果があります。

ただし色落ちする可能性が高いため、目立たないところに少量付けて変色しないかどうかを確認してください。

クエン酸・レモン果汁でのサビ落としの方法は以下のとおりです。

【手順】

  1. クエン酸かレモン果汁をキッチンペーパーにつける
  2. 汚れ部分に貼り付けて少し置く
  3. 歯ブラシで叩く
  4. 通常通り洗濯する

歯ブラシを使う時は、ゴシゴシこすらないようにしてください。

最後に洗濯が必要なので、水洗い不可の衣類にはこの方法は使えません。

2.重曹を使ったサビ落とし

家のお掃除で重宝する重曹ですが、衣類にも使えます。

重曹を使った衣類のサビ落とし手順は以下のとおりです。

【手順】

  1. 重曹:水を2:1の割合で混ぜてペーストを作る
  2. サビ部分に塗り、数時間放置する
  3. 歯ブラシで軽くこする
  4. 重曹を手洗いで洗い流す
  5. 通常通り洗濯する

重曹ペーストでつけ置きすることでサビを浮かせます。

繊細な素材の服の場合は、歯ブラシでこする際に力を入れすぎないように気をつけてください。

頑固なサビの場合は、重曹の割合を増やしてもOKです。

3.酸素系漂剤を使ったサビ落とし

酸素系漂白剤なら、変色した部分を漂白して元通りにすることが可能です。

ただし服の色が取れてしまうことも考えられますので、目立たない部分で色落ち確認を行いましょう

手順は以下のとおりです。

【手順】

  1. 40℃程度のぬるま湯と漂白剤を洗面器に入れて混ぜる
  2. 衣類を洗面器に入れて、しばらくつけ置きする
  3. サビ汚れが薄くなったらお湯を流し、よくすすぐ
  4. 通常通り洗濯する

つけ置き時間はサビ汚れの程度によって変わります。

一定時間ごとにサビが落ちているかを確認してみてください。

衣類のサビ汚れを落とす際の注意点

衣類のサビ汚れを落とす際のポイントを3つご紹介します。

衣類のサビ汚れを落とす際の注意点
  • 洗濯表示を確認する
  • 塩素系漂白剤は使用しない
  • 無理に落とそうとしない

洗濯表示を確認する

サビ落としをする前に、衣類に付いている洗濯表示を確認しましょう。

衣類が水洗い不可の場合は、今回ご紹介したサビ落としはできません。

クリーニングに出して、プロにサビ汚れを落としてもらいましょう。

また、酸素系漂白剤を使ってサビ落としをする前には、特によく確認してください。

△マークに✕がついている場合は、漂白剤が使用できませんので注意が必要です。

塩素系漂白剤は使用しない

漂白剤には「酸素系」と「塩素系」の2種類があります。

塩素系は強力な洗浄効果があり、お風呂のカビ取りなどによく使われます。

サビ落としに有効ではあるのですが、塩素系は強力すぎて衣類の繊維にダメージを与える可能性が高いです。

特に色の付いた服は、必ず色落ちします。

基本的にサビ落としには「酸素系」を使うことをおすすめしますが、真っ白の白い服であれば「塩素系」でも良いでしょう。

ただし、服が傷む可能性が非常に高いので、塩素系でサビ落としをする際は自己責任で行ってください。

無理に落とそうとしない

強くこすったり高温で洗ったりすると、衣類の繊維が傷み劣化する可能性が高いです。

また、サビ汚れが広がる可能性もありますので、無理に落とそうとするのはNG。

頑固なサビで汚れが落とせない場合は、クリーニングに出すのが一番です。

衣類を長持ちさせるためにも、繊維に優しい方法で対処しましょう。

衣類のサビ汚れを落せる宅配クリーニング

自宅でサビ落としをしてもどうしても落ちない汚れがある場合は、プロに頼りましょう。

宅配クリーニングなら高品質な汚れ落としができ、さらに自宅から一歩も出ずに受け渡しが完了します。

サビ汚れに有効なシミ抜きが無料のお店や、特殊シミ抜きができるお店もあります。

今回は、シミ抜きが高品質で利便性が高いお店のみを3店厳選しました。

衣類のサビ汚れを落せる宅配クリーニング
  • リネット
  • クリコム
  • クリーニングパンダ

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最新の京都式しみ抜き機を使用しているため、色々なタイプの汚れに対応でき、さらにシミ抜きは全て無料。

20,000件以上のクリーニング実績があり、サビ汚れがついた服でも安心して預けられます。

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頑固なサビ汚れがついている場合でも、国家資格を持つプロによる有料シミ抜きコースが選べます。

シミの大きさや状態に応じて、細かいコース分けがされているので、衣類に合ったものを選べるのが魅力です。

高度な技術力があるため、特殊な汚れや服の変色部分の染色にも対応できます。

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サビ汚れを防ぐ方法

サビ汚れはいつの間にか発生してしまうものですが、予防策を講じれば最小限に抑えることが可能です。

サビ汚れを防ぐための方法は、以下の4つです。

サビ汚れを防ぐ方法
  • 防汚加工をつける
  • 水気を取る
  • 漂白剤使用時はよく流す
  • 金属製品を置きっぱなしにしない

防汚加工をつける

衣類であれば、防汚加工をつけると良いでしょう。

水や汚れを弾き、サビが発生や衣類にサビが移るのを防げます。

市販の防水スプレーでも防汚効果がありますが、より高い効果を求めるならクリーニングの防汚・撥水オプションをつけることをおすすめします。

防水スプレーは洗濯すると効果がなくなりますが、クリーニングの防水加工は効果がしばらく続きます。

水気を取る

サビ汚れは、水分と酸素によって鉄が酸化することで発生します。

シンク使用後はしっかりと水気を拭き取りましょう。

水気をそのままにしないことが大切です。

漂白剤使用時はよく流す

漂白剤を使ってシンクを掃除することもあると思います。

しかし漂白剤を長時間つけたままにすると、酸が金属を傷めてシンクの保護膜を剥がしてしまう可能性が高いです。

漂白剤を使用したあとは、使用後には必ずよく流すようにしましょう。

金属製品を置きっぱなしにしない

金属製品は、湿気や乾燥に弱いため、置きっぱなしにしないようにしましょう。

湿気や乾燥の強い場所に置いておくと、サビ汚れがつきやすくなります。

使い終わったらきちんと片付ける、保管場所の湿気を避けるといった習慣をつけるようにすると良いです。

サビ落としは自宅にあるものでもできる

衣類やシンクのサビ汚れは、自宅にあるもので落とすことができます。

クエン酸や重曹などの酸性洗剤、サビ取り剤などを活用しましょう。

衣類の頑固なサビは、無理に落とそうとせずプロに頼むことをおすすめします。

また、サビが発生しないようにすれば、サビ汚れも防げます。

今回ご紹介した予防方法を参考にし、サビ汚れがつかないような習慣をつけましょう。