「羽毛布団を押し入れから出したら、しぼんでいた…」
「シーズンオフの羽毛布団を綺麗に収納するコツは?」
羽毛布団は押入れや収納のスペースを圧迫します。
無理に押し込んだり、圧縮袋に入れて保管していませんか?
間違った収納方法では羽毛を傷めてしまいます。
羽毛布団のふんわり感や、暖かさが損なわれる可能性もあります。
今回の記事では、羽毛布団の収納方法や注意点を紹介します。
【この記事で分かること】
- 収納のポイント
- 収納前にやっておくこと
- 羽毛布団の収納手順
- 収納前に布団を綺麗にできる宅配クリーニング
正しい収納方法を確認して、羽毛布団を長く使いましょう。
収納のポイント
羽毛布団の収納時に気をつけるポイントは2つです。
- 湿気を逃がす
- ホコリ対策をする
どのように気をつければいいのか、詳しく見ていきましょう。
①湿気を逃がす
羽毛を傷めたり布団にカビが生えないように、湿気対策は必須です。
湿気を逃がすためにできることは次の3つです。
- 押し入れの上部に入れる
- 除湿剤を置く
- 定期的に乾かす
湿気をこもらせないために、こまめにメンテナンスしましょう。
押し入れの上部に入れる
湿気は通常下に溜まりやすい性質があります。
このため羽毛布団の収納時は、押し入れの上の方に入れてください。
羽毛を潰さないためにも上には何も置かないようにしましょう。
除湿剤を置く
湿度がこもりやすい収納場所には除湿剤を使うのも効果的です。
羽毛布団の近くに置くか、収納場所のジメジメしているところに置きましょう。
除湿効果のある布団ケースなども便利です。
定期的に乾かす
使わない期間、ずっと収納に入れっぱなしにしていませんか?
風通しの悪い場所に収納したままでは、布団がカビやすくなります。
湿度の高い時期などに定期的に取り出して干すようにしてください。
干す時は、陰干しで乾かしてくださいね。
たまに収納の扉を開けて、扇風機で風を送るのも効果があります。
②ホコリ対策をする
ホコリ対策に圧縮袋を使用している人も多いと思います。
しかし、羽毛布団に圧縮袋を使うのはNGです。
通気性が悪い上に、圧縮により羽毛が潰されてしまいます。
布団の保温性能やボリュームが無くなるので、長く使いたい方は圧縮しないことをおすすめします。
不織布のケースなら通気性がよく、ホコリもブロックできます。
収納前にやっておくこと
羽毛布団を収納する前にやっておいた方が良いことを紹介します。
- 補修
- 汚れ落とし
- 乾燥
- 収納場所の掃除
①補修
布団が破れているところや、キルティングが取れている部分が無いかを確認します。
補修が必要な場合は、布団の修理やリフォームできる業者に頼みましょう。
自分で縫って修理するのは、羽毛布団の場合はNGです。
羽毛布団は羽毛が出ないよう、生地に特殊な加工がついています。
針で縫ってしまうと加工に傷がつき、羽毛が出てきてしまいます。
補修は自分でやらずに、プロに頼む!
②汚れ落とし
長期間収納する前は、必ず汚れを落としてください。
ホコリや寝ている間の汗がついたままでは、カビが生える原因になります。
丸洗いして綺麗にしてからしまいましょう。
【羽毛布団を洗う方法】
- 洗濯機で洗う
- 浴槽で手洗いする
- コインランドリーで洗う
- クリーニング業者に依頼する
洗濯表示を確認して、水洗いOKなら①~③の方法で洗えます。
洗濯機が使えない場合は、手洗いしてください。
水洗いも手洗いもできなかったり、忙しくて洗う時間が無い場合はクリーニングに出しましょう。
③乾燥
収納前に羽毛布団を干して、中の湿気をしっかり飛ばします。
晴れていて湿度の低い日に干しましょう。
干す時間は、湿気の少ない10~15時くらいがベストです。
表と裏それぞれ1時間程度干すと内側まで乾きやすいですよ。
乾かす時は風通しの良い日陰で干してください。
直射日光に当てると布団の生地が傷んでしまいます。
日光が当たる場合はカバーをかけて光をガードしてください。
④収納場所の掃除
意外と見落としてしまいがちなのが、収納場所の汚れです。
いくら布団を綺麗にしても、収納場所に汚れやカビがあれば意味がありません。
布団に汚れをうつさないよう、しまう場所は綺麗に掃除しましょう。
収納場所の掃除方法
荷物を取り出して、掃除機でホコリを吸っていきます。
天井から始めて、壁、床の順で掃除機をかけます。
ホコリを吸ったら消毒用のアルコールスプレーを雑巾に吹きかけ、全体を拭き上げてください。
最後は収納のドアを開けっ放しにしてしっかり乾燥させてください。
扇風機などを使うと早く乾きます。
カビが生えている場合
カビが生えている場合は掃除機を使わないでください。
カビの胞子を撒き散らしてしまいます。
収納場所の荷物を取り出し、固く絞った雑巾で汚れを拭き取ります。
その後、収納場所全体に消毒用アルコールスプレーを吹きかけてください。
扉を開けっ放しにして全体がしっかり乾くまで待ちます。
- カビを吸わないようにマスクをつける!
- ビニール手袋をはめ、換気をしながら作業をする!
- 全体にアルコールスプレーをし、目には見えないカビも取り除く!
羽毛布団の収納手順
羽毛布団の収納手順は大きく分けて3ステップです。
- 羽毛布団を畳む
- ケースにしまう
- 収納場所に入れる
それぞれ注意するポイントを確認していきます。
①羽毛布団を畳む
はじめに羽毛布団を半分に折ります。
長い部分をくるくる巻いて、ケースに入る大きさにしてください。
2つ折りで入らない場合は、ジャバラ状に3つ折りしましょう。
強く押さず、上からギューっと押して空気を抜く!
②ケースにしまう
ホコリ対策のためにケースにしまいます。
圧縮袋は使わず、不織布などのケースを使用してくださいね。
入れ物がない場合は、使わないシーツなどで包みましょう。
③収納場所に入れる
なるべく収納の上の方に羽毛布団をしまってください。
また、布団の上に何か乗せるのはNGです。
羽毛を潰してしまったり、取れにくいシワになってしまいます。
- 除湿剤を一緒に入れるなど、湿度対策も忘れずに!
- 収納スペースがなかったりカビやすい環境の場合は、保管業者なども利用しよう!
羽毛布団におすすめの宅配クリーニング3選
羽毛布団を収納する前には、クリーニングに出すのがおすすめです。
1年に1度は布団を洗ったほうが、清潔に保てて長持ちします。
クリーニングには、店舗型と宅配の2種類あります。
宅配なら重い布団を運ぶ必要がなく、自宅まで取りに来てくれます。
洗う時間が取れない人や、車がない人にも最適です。
ここからは、羽毛布団におすすめの宅配クリーニングを紹介します。
- ふとんリネット
- サマリーポケット
- クリコム
布団を預かってくれる保管サービスがある業者もあります。
クリーニングで綺麗にするついでに預かってもらえるので、収納場所に困っている人は必見です。
ふとんリネット

最低料金 | 10,450円/1枚 |
---|---|
最短仕上げ日数 | 最短10日 |
保管サービス | – |
送料 | 6,600円以上で無料 |
パック・単品 | どちらも可 |
再仕上げサービス | 無料 |
対応エリア | 全国 |
発送方法 | 自宅集荷 |
支払い方法 | クレジットカード・代金引換 |
\4枚まとめて出した場合最大55%OFF/
リネットなら、洗う前にタンパク質を分解する酵素を吹き付け、シミや黄ばみも綺麗に落とせます。
羽毛布団の水洗いは、合計でなんと3回も行います。
ダニや汚れをしっかり落とし、専用の乾燥機で細かいゴミまで取り除いてくれます。
お得な割引!
リネットは、まとめ割でお得にクリーニングできます。
布団1枚9,680円のところ、4枚パックなら1枚あたり4,070円になります。
さらに初めて利用する人は、クリーニング料金が10%OFFになります。
布団2枚パック以上で出す場合は、毛布のクリーニングが約半額になります。
布団を複数枚クリーニングしたい場合におすすめです。
サマリーポケット

衣類クリーニングコース | 【スタンダードコース】 990円/点(税込み) 【プレミアムコース】 1,276円/点(税込み) |
---|---|
最短仕上げ日数 | 最短2週間 |
保管サービス | 82円/月 |
送料 | 取り出し時に発生 |
パック・単品 | 単品のみ |
再仕上げサービス | なし |
対応エリア | 全国 |
発送方法 | 自宅集荷・コンビニ発送 |
支払い方法 | クレジットカード・口座振替 |
\他店より最大60%OFF!/
サマリーポケットは、家にある置けないものを預かってくれる業者です。
セカンドクローゼットとして使える上に、クリーニングオプションも付けられます。
羽毛布団を綺麗に洗ったあと、手軽に預かってもらえますよ。
布団1点からでも受付可能なので、一人暮らしの人にも最適です。
初回保管料が数ヶ月無料
かさばる羽毛布団は、シーズンオフ時に収納場所に困ります。
「保管サービスを利用したいけどちょっと不安…」という人も多いと思います。
サマリーポケットなら、初回の保管料が数ヶ月無料になります。
一度試してみて、よかったら引き続き利用するということもできますよ。
クリコム

クリーニング最低料金 | 5,412円(税込み)/羽毛布団 ※期間限定価格 |
---|---|
最短仕上げ日数 | 最短1週間 |
保管サービス | ー |
送料 | 一律1,650円(税込) ※北海道、九州、四国、及び離島地区は3,300円(税込) |
パック・単品 | 単体 |
再仕上げサービス | ー |
対応エリア | 全国 |
発送方法 | 自宅集荷・コンビニ発送 |
支払い方法 | クレジットカード・代引き決済 |
\4,400円以上利用で送料無料!/
小さなお子様や大切なペットと暮らしている人は、アレルゲンには敏感になりますよね。
クリコムなら、防ダニ加工オプションもつけられます。
防ダニオプションを付ければ、次のシーズンまで安心して布団を使えます。
汚れ・菌・ニオイをしっかり除去!
クリコムのクリーニングは丁寧で高品質と評判です。
布団を洗う時は、他の布団とは分けて単独で洗います。
シミは洗う前に状態を確認し、職人が丁寧に落としてくれます。
さらに銀イオンを使って消臭・除菌を行い、アレルギーの原因になるダニもしっかり除去します。
羽毛布団の収納に関するよくある質問
羽毛布団の収納に関するよくある質問をまとめました。
- 羽毛布団は圧縮して収納できる?
- 羽毛布団の寿命は何年?
- 羽毛布団はどう収納すればいい?
羽毛布団は圧縮して収納できる?
A.羽毛布団は圧縮してはいけません。
羽毛布団を圧縮すると、中に入っている羽が折れたりつぶれたりしてしまうことがあります。
羽毛布団は圧縮袋に入れない注意しましょう。
羽毛布団の寿命は何年?
A.10~15年が一般的です。
もちろん使用頻度によっても異なるので、重くなったと感じたり暖かく感じにくくなっていたら、その羽毛布団は寿命を迎えている可能性が高いです。
寿命を迎えた羽毛布団は買い替えを検討しましょう。
羽毛布団はどう収納すればいい?
A.通気性の良い場所保管しましょう。
羽毛布団を収納する際は圧縮袋などはつかわず、やさしくおりたたんで保管します。
また通気性の悪い場所だとカビが生える原因になるので、ビニールに入れたりせず、通気性の良いところで保管するといいでしょう。
まとめ~羽毛布団を収納する時は湿気やしまい方に注意~
羽毛布団をしまう時は、次の点に注意してください。
- 布団の汚れを落とす
- 収納場所を掃除する
- 湿気を逃がす
- ホコリ対策をする
- 布団の上にものを置かない
収納場所は忘れずに綺麗にしましょう。
湿気やホコリ、汚れに気をつけて収納しないとカビが発生しやすくなります。
収納時に羽毛布団の上に物を置くと、羽毛を潰してしまいます。
布団の寿命も縮めてしまうので、収納の際には注意してください。