クリーニングの基礎知識

毛玉取りはクリーニングに任せるべき?料金相場・毛玉対策をわかりやすく解説

毛玉取りクリーニング

※本ページにはPRが含まれます。

クリーニングで見かける、毛玉取りのサービス。

任せるべきか、自分で毛玉取りをするべきか悩むところです。

今回は毛玉取りについて徹底解説!

クリーニングで毛玉取りをお願いすることの重要性、毛玉対策などをわかりやすく解説していきます。

毛玉ができる原因から、毛玉の正しい取り方まであわせて確認していきましょう。

基本的には、毛玉取りはできるだけ自分でやらずにクリーニングに任せるべきです。

お気に入りの服を長く着続けるためにも、手間がかからない宅配クリーニングがオススメですよ。

毛玉取りはクリーニングに任せるべき!

結論から言えば、毛玉取りはクリーニングに任せるべきです。

任せるべき理由は3つ。

毛玉取りはクリーニングに任せるべき理由
  • 失敗するリスクが低い
  • 手間がかからない
  • 補償制度もあるから安心

失敗するリスクが低い

自力で毛玉取りをすると、生地が傷んでしまう可能性が高いです。

プロであるクリーニング業者に頼めば、きちんと綺麗にして返ってきます。

無理やり自分で毛玉を取ろうとして、悪化させては元も子もありません。

初めからクリーニングに任せたほうが安心ですね。

手間がかからない

毛玉の量によっては、自力でやるのが大変です。

クリーニングに任せてしまえば、自分でやることは何もありません。

自力でやろうにも時間がかかりすぎる、家族の衣類もある方はクリーニングに頼むのがオススメ。

時間は無限にあるわけではありませんから、有意義に使いたいですね。

補償制度もあるから安心

クリーニングに任せて毛玉が残った状態で返ってきたらどうしよう…。

そんな心配を抱えている方もいるかもしれません。

ですが、クリーニングには保証制度があるため安心です。

万が一毛玉が残っていたとしても、無料で再仕上げをしてくれる業者がほとんど。

生地が傷ついてしまった時でも、賠償してもらえます。

なぜ毛玉はできるのか?

なぜ毛玉はできるのか?

毛玉ができる原因は、ズバリ生地がこすれて発生する摩擦です。

摩擦により静電気が発生し、繊維同士が絡みやすくなってしまいます。

繊維が絡まってできるのが、毛玉というわけですね。

服を雑に扱えば、それだけ生地もこすれあいやすくなりますから、毛玉もできやすくなるといえます。

毛玉になりやすい素材

素材によって、毛玉になりやすい・なりにくい素材があります。

毛玉になりやすい素材は以下の4種類。

  • ナイロン
  • フェルト
  • ポリエステル
  • アクリル
  • ウール
  • カシミヤ

ウールは時間経過だけでも毛玉になってしまう可能性があるため、しまい込んでいて久々に着ようと思ったら毛玉だらけ…なんてことも。

化学繊維の素材も、強度がある分摩擦も生じやすくなっています。

毛玉になりやすい素材・服の取り扱いには特に注意したいですね。

毛玉になりやすい場所

毛玉が特に発生しやすいのは、脇の下・股下・腕の内側・袖口・腰回りなど、体の一部が頻繁に接触する場所です。

たとえばデスクワークをしているときなどは、腕の内側がテーブルに当たるため毛玉ができやすくなります。

さらにボタンやポケットもよく触れる部分なので、毛玉には要注意ですよ。

洗濯しただけで毛玉が…

洗濯機にたくさん衣類を詰め込めば、それだけ衣類同士がこすれあってしまいます。

毛玉ができやすくなってしまうのです。

雑に扱ったつもりはないのに毛玉ができてしまう…、そんな時は洗濯方法を見直してみてください。

洗濯ネットを使ったり、洋服を裏返すだけでも毛玉が発生しにくくなりますよ。

毛玉の正しい取り方

毛玉の正しい取り方

毛玉を無理やり取るのはよくありません。

出来るだけ衣類にダメージを与えずに毛玉を取りましょう。

クリーニングに頼むのが最善と言いたいところですが、自力でチャレンジしたい方のために毛玉の正しい取り方をご紹介します。

毛玉の正しい取り方
  • 毛玉取りブラシで取る
  • ハサミで切る
  • カミソリで切る
  • 食器用スポンジで取る

毛玉取りブラシで取る

オススメの毛玉取りは、専用のブラシで取る方法です。

ブラッシングで優しく毛玉を取っていけるので、とってもお手軽。

優しくなでるようにブラッシングすることを意識しましょう。

毛玉取りブラシを使っていても、力を入れすぎると生地を傷つけてしまいます。

毛玉取りブラシは、高級なものから100円ショップで手に入るものまでさまざまな種類がありますよ。

ハサミで切る

生地をとにかく傷つけたくないのであれば、ハサミで切る方法がオススメです。

毛玉を優しくつまんで、少しずつ切っていきましょう。

勢いあまって関係のないところを切らないように注意してください。

切りづらい場合は、小さめのハサミを使うと良いでしょう。

カミソリで切る

広い範囲で毛玉ができてしまった時は、カミソリで剃るようにして毛玉を取りましょう。

優しくゆっくり動かすことで、毛玉だけを取っていけます。

強く動かし過ぎると生地が傷む原因になりますから、慎重に行うことが重要です。

T字型カミソリなら、毛玉を取りやすいですよ。

食器用スポンジで取る

スポンジのざらざらした面でも毛玉は取れます。

生地を傷つけないよう、毛玉とこすり合わせるように動かしてください。

毛玉とスポンジの繊維がからまって、毛玉が取れていきます。

とにかく優しくスポンジを当てていくことが、毛玉をうまくとるコツですよ。

簡単にできる毛玉対策

簡単にできる毛玉対策

毛玉の取り方をおさえることも大切ですが、できればそもそも毛玉が出来ないようにしたいですよね。

ここでは自宅で簡単にできる毛玉対策をご紹介します。

簡単にできる毛玉対策
  1. 洗濯ネットに入れて洗濯
  2. 裏返して洗濯
  3. 柔軟剤を使う
  4. 毎日同じ服を着ない
  5. 着た後ブラッシングする

対策①洗濯ネットに入れて洗濯

洗濯ネットに入れることによって、他の衣類との摩擦を防げます。

注意しておきたいのが、洗濯ネットのサイズです。

衣類の大きさにあった洗濯ネットを使用しましょう。

また1つの洗濯ネットに複数の洗濯物を詰め込めば、結局そこでこすれあってしまうため意味がありません。

1つの衣類に1つの洗濯ネットで洗うのがオススメですよ。

対策②裏返して洗濯

裏返して洗濯することでも、毛玉の発生を防げます。

また服の裏側は、肌と直接触れやすく汗や皮脂汚れがつきやすい場所です。

裏返すことで、汚れをより落とせるだけでなく、色落ちや色移りも防げます。

表面に大きな汚れがある場合は別ですが、基本的には裏返して洗濯したいですね。

対策③柔軟剤を使う

柔軟剤を使うことで、繊維がコーティングされ摩擦が起こりにくくなります。

摩擦が減ることで毛玉も減るわけですね。

香りづけとしての効果だけでなく、静電気防止・消臭効果の柔軟剤も多く販売されています。

一度洗剤や柔軟剤を見直してみましょう。

対策④毎日同じ服を着ない

服を休ませてあげることも、毛玉を防止するためには必要です。

毎日同じ服を着ていれば、それだけ生地がこすれあう機会は多くなり毛玉もできやすくなります。

お気に入りの服を長く着続けるためにも、1度着たら2~3日は休ませておきたいところ。

着た後は風通しの良い場所で陰干しをして、湿気を飛ばしてから保管しましょう。

対策⑤着た後ブラッシングする

毛玉は、繊維同士が絡まることによって生まれるものです。

絡まることのないよう、服を着た後ブラッシングして毛並みを整えてあげましょう。

きちんと整えていれば、それだけでも毛玉はできにくくなります。

ブラッシングのし過ぎには注意してくださいね。

絶対にやってはいけない毛玉の取り方

絶対にやってはいけない毛玉の取り方
  • 手でちぎり取る
  • コロコロで取る
  • ガムテープで取る

上記のような方法で毛玉を取るのはNGです。

生地を傷つけることはもちろん、毛玉がさらに増えてしまう可能性があります。

そもそも毛玉を取る行為は、生地をすり減らしていくことと同じです。

毛玉ができた場合は、とにかく慎重に対処することが重要ですよ。

毛玉取りの料金相場は?

毛玉取りの料金相場は?

クリーニングで毛玉取りをする際の料金相場をご紹介します。

街中にある店舗型クリーニングと、自宅まで取りに来てくれる宅配クリーニングでは毛玉取りの料金が大きく異なります。

それぞれいくらかかるのか、分けて解説していきますよ。

街のクリーニングの毛玉取り料金相場

一般的なクリーニング店での毛玉取りは、服の種類で値段が変わります。

ニット・コート・スーツに分けて、毛玉取りの料金相場を見ていきましょう。

ニット

冬には欠かせないニットは、素材の特性により毛玉ができやすいですよね。

クリーニング店でのニットの毛玉取りは、500〜1,000円程度が相場となっています。

素材や毛玉の量によって差はありますが、通常はワンコインで済む場合がほとんどです。

コート

コートは厚手の素材ですので、毛玉ができやすいですよね。

コートの毛玉取りの相場はニットよりも少し高めで、1,000〜1,500円程度となっています。

長い期間使うアイテムだからこそ、きちんとメンテナンスしたいですよね。

スーツ

ビジネスシーンでは欠かせないスーツ。

毎日着用すると毛玉ができてしまうこともありますよね。

スーツの毛玉取りは、パンツとジャケット合わせてだいたい500〜1,500円程度が相場となっています。

それぞれお店によって値段が変わりますが、クリーニング料金にプラスで追加料金がかかる場合が多いですよ。

お店に料金を確認してから依頼するのがおすすめです。

宅配クリーニングの毛玉取り料金相場

毛玉取りを宅配クリーニングで頼むと、いくらぐらいかかるものなのでしょうか。

各業者の料金をまとめました。

業者名毛玉取りの料金
リネット無料
ネクシー無料
リナビス無料
クリーニングモンスター無料
ヤマトヤクリーニング無料
リコーベ無料
クリーニングパンダ無料

なんと、宅配クリーニングではほとんどの業者が毛玉取りを無料で行っています。

毛玉が残った状態で返ってきてしまったとしても、無料で再仕上げも対応可能な業者がほとんど。

通常の店舗型クリーニングであれば、数百円かかるところを無料で済ませられるのは大きなメリットですね。

毛玉取り無料のおすすめ宅配クリーニング

毛玉取りを無料で行ってくれる宅配クリーニングの中でも、特にオススメの3社をピックアップ。

他にもさまざまなサービスが揃っていますから、気になる宅配クリーニングをぜひ探してみてください。

料金で比べるのか、それともサービスの手厚さで比べるのか。

迷ったら、初回特典が豊富なリネットがオススメです。

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リネットでは、毛玉取り以外にもさまざまなオプション加工が用意されています。

折り目長持ち仕上げや銀イオン抗菌抗臭仕上げなど、クリーニングを一段階上にできる有料オプションが豊富。

毛玉取りは無料ですし、何より初回特典が豊富なところがリネットの魅力です。

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まとめ~毛玉取りはクリーニングで~

衣服についた毛玉は、自力で取るのではなくクリーニングに頼むのがオススメです。

取り返しのつかないことになってしまえば、お気に入りの服が着れなくなってしまいます。

また日ごろから毛玉対策を意識しているだけでも、毛玉はできにくくなります。

普段から気をつけつつ、毛玉ができてしまった時は宅配クリーニングを活用しましょう。