種類別クリーニング

礼服をクリーニングに出すといくらかかる?値段の相場と、正しい保管の仕方を解説!

礼服をクリーニングに出すといくら

※本ページにはPRが含まれます。

  • 今度結婚式に呼ばれたから礼服をクリーニングに出しておきたい
  • 三日後に突然着ることになってしまった

上記のような状況になってしまった人は、クリーニングにどのくらいの値段と時間がかかるのか、気になっていることでしょう。

この記事では、クリーニングにかかる値段からつけるべきオプション、さらに自宅で保管する際のポイントまで紹介しています。

クリーニングに出した後の対処法まで書いているので、参考にしてください!

今回の記事でわかること

  • 礼服のクリーニング料金の相場
  • クリーニングのオプションについて
  • 礼服をクリーニングに出す頻度
  • クリーニングにかかる期間
  • クリーニング店の選び方
  • 礼服のシワ取り方法・自宅での保管方法

礼服のクリーニング料金の相場は?

礼服のクリーニング料金の相場

礼服をクリーニングに出すと、おおよその目安で一式1,500~5,000円かかります。

オプションを利用せずにこの値段なので、これ以上にかかるものと思っていただいて構いません。

もちろん上下合わせた値段なので、「上着だけ」「ズボンだけ」という出し方をすればもっと安くすることができます。

とはいっても、かなり値段に幅がありますよね。この料金の差は何でしょうか?

その理由を、以下に上下別の値段とともに紹介します。

礼服のクリーニング料金の相場
  • 上着
  • ズボン・スカート

上着

上着のクリーニング代の目安は900~3,400円で、非常に価格幅があります。

この価格幅がある理由は、礼服の上着には種類があるからです。

「正礼装」「準礼装」「略礼装」という格式別に分かれており、それぞれによってかかるクリーニング代が変わります。

「略礼装」の上着はビジネススーツのような形になっています。

学生や社会人歴が短い方は「略礼装」を持っていることが多いので、大体900~2000円程度の価格に収まると思います。

ズボン・スカート

ズボンのクリーニング代の目安は550~1,400円、スカートのクリーニング代の目安は700~1000円です。

上着には格式の違いがありましたが、下に着る衣類には格式の差はほとんどありません。

そのため、ズボンにしてもスカートにしても価格幅がないのです。

スーツよりも高価な理由は?

ここまで読んで、意外と高いと感じている人もいるかと思います。

礼服のクリーニングがスーツの時よりも高価な理由は、礼服に使っている素材が特別なものだからです。

具体的に言いますと、スーツより光沢が出ない素材を使っています。

他のものと一緒に洗うと生地を傷めてしまうので、礼服は礼服で洗うしかありません。

そのため手間がかかるので、スーツの料金に比べて割増しになっているのです。

宅配クリーニングなら割安になることもある

クリーニングは、持ち込み型と店舗型の2種類あります。

  • 持ち込み型:街のクリーニング屋さんで、相談しやすくリーズナブル
  • 宅配型:玄関先まで荷物を取りに来てくれて、手軽にクリーニングできる

宅配型の場合には服1枚からの「単品料金制」と、まとめて出せる「パック料金制」のお店に分かれています。

パック料金なら、依頼枚数が増えるごとに1着あたりの料金が安くなる場合がほとんどです。

単品料金制でも、色々な特典がついていてデリケート素材の追加料金がかからないお店もあります。

したがって使い方によっては、宅配クリーニングを利用すると店舗型より安くなることも

クリーニング選びの際には、宅配型のお店も調べてみてくださいね。

礼服クリーニングのオプションの値段と解説

礼服クリーニングのオプションの値段と解説

クリーニングを頼むときに、毎回悩んでしまうオプション。

適当に全部つけるという人や、高くなるから全部つけないという人は多いと思います。

ですが礼服になるとスーツよりも高級ですし、せっかくならばつけるべきオプションを理解してつけたいですよね。

特におすすめされやすい三つのオプションについて解説します。

礼服クリーニングのオプション
  • 防カビ・防虫
  • 撥水
  • 高級コース(プレミアムコース)

オプションに悩んでいる人は参考にしてください。

防カビ・防虫

最も付けた方がよいオプションで、300~500円程度です。

元々のクリーニング代金の中に入っていることもあります。

「防カビ・防虫」はクローゼットにしまっている間にカビや虫食いが起きないように加工するオプションです。

このオプションをおすすめする理由は、礼服は着用する機会が少なく保管期間が長いからです。

長い期間着られるようにするために、クリーニングに出した後に着用する予定がない人はつけておくとよいでしょう。

撥水

使用中の汚れを気にする人にお勧めするオプションで、300~500円程度です。

「撥水」は水がしみこまないように表面にコーティング加工するオプションです。

雨や水汚れから守るだけではなく、汗や泥はねなどの汚れから守ることができるので、クリーニングに出した後にすぐ着用する予定のある人は、つけておくのが無難でしょう。

ただ、ワンシーズンで撥水加工は取れてしまうので、クリーニングに出した後に着る予定のない人は必要ありません。

高級コース(プレミアムコース)

普通のクリーニングより丁寧に洗ってほしい人向けのオプションで、400~800円程度です。

特殊な洗剤を使って、生地を傷めないように洗ってくれます。

礼服を特に大事に使っている人や、できるだけ長期間使っていきたいと考えている人はつけておくとよいでしょう。

礼服クリーニングはオプションまでつけるべき?

礼服は使用頻度が少なく、保管期間が長い衣服ですが、きちんと扱えば10年間は着用できます。

そのため、すぐ着用する予定のある人は撥水加工、クローゼットにしまっておく人は防カビ・防虫加工を最低限つけておくべきでしょう。

礼服を買い替えるとなるともっとお金がかかってしまうので、丁寧にクリーニング加工をしてもらっておいた方が得になります。

礼服をクリーニングに出す頻度は?

礼服をクリーニングに出す頻度

礼服は着用するたびにクリーニングに出しましょう。

一度着ただけでも、埃や汚れ、線香のにおいがついているものです。

汚れやにおいは生地を傷める原因になりますので、一度着た後はクリーニングに出す必要があります。

また、礼服は突然着用することが多い衣類です。

一度着た後にクリーニングに出しておくと、突然着ることになっても困りません。

礼服クリーニングにかかる期間

礼服クリーニングにかかる期間

礼服を着る機会が続いていたりすると、クリーニングに出して間に合うか不安に感じている人もいるかと思います。

急ぎでクリーニングに出しておきたい人のために、クリーニングにかかる期間を紹介します。

実際に店に衣服を持っていく「店舗型」と、衣服を家まで取りに来てもらう「宅配型」に分けて解説します。

どのくらいの日数でクリーニングがされるのか確認しておきましょう。

店舗型

店に直接礼服持っていく場合、クリーニングにかかる期間は即日~三日です。

店によって差はありますが、基本的に宅配型よりも早く洗ってくれます。

急いでいる人は店舗までもっていくとよいでしょう。

店舗型は店員さんと直接話して決めることができるのでオプションについても相談することができるというメリットもあります。

宅配型

家まで収集に来てもらう場合は、二日~七日かかります。

店舗に持ち込むより時間はかかりますが、宅配型は店舗型と違って土日でも祝日でも関係なく出すことができます。

連休が続いていたり、店舗の休日によっては宅配型の方が早くクリーニングができることもありますので、確認してみてもよいでしょう。

また、宅配型は五枚で○○円といったパック料金を設定しているところがほとんどです。

店舗に持っていくよりも料金が抑えることができたり、事前に料金を確認できるというメリットもあります。

時間に余裕がある人は使ってみるとよいでしょう。

礼服クリーニングは自宅でもできる?

礼服の中には、自宅で洗えるものもあります。

礼服の洗濯表示タグを確認してください。

洗濯表示_礼服

✕マークがついているものは自宅での洗濯はできません。

それ以外の礼服は洗えますが、手洗い表示や水温上限などを守って洗ってください。

また、礼服はウォッシャブルであっても、アイロンを使用するとテカリが出やすいので注意してください。

自宅でアイロンをあてる場合は、必ずあて布をしましょう。

テカリ・型崩れなどが心配な場合は、クリーニングにお願いすることをおすすめします。

礼服のクリーニングではこんなトラブルも…

礼服のクリーニングで起こりうるトラブルをまとめました。

礼服のクリーニングで起こりうるトラブル
  • 色あせ
  • カビ
  • 黄ばみ
  • 虫食い
  • シワ
  • 仕上がり日が遅い

料金の安さもお店選びの基準となりますが、きちんと洗えない業者に頼むと取り返しのつかないトラブルが起きることも…。

特に保管サービスを利用したい場合は、口コミなども参考にしてみてくださいね。

また、宅配クリーニングを利用する場合は、仕上がりまでに1週間程度かかることもあります。

必要な時に手元に届かないということにならないよう、自宅に届くまでの日数はしっかりチェックしておきましょう。

礼服に適したクリーニング店の選び方

礼服のようなデリケートな衣類をクリーニングするには、専門知識や技術が必要です。

クリーニング店を選ぶ際には、その店が礼服のクリーニングに対応しているかまず確認しましょう。

ある程度絞り込んだら、下記の点をポイントに比較していきます。

クリーニング店選びのポイント
  • 料金
  • 仕上がりの品質
  • 対応の良さやスピード
  • 再仕上げなどアフターケア

口コミや評価をチェックすることで、その店のサービスの質をある程度把握できます。

自分の予算やニーズに合ったクリーニング店を選びましょう。

礼服をクリーニングに出すときの注意点

礼服をクリーニングに出すときの注意点

クリーニングに礼服を出すときの注意点を紹介します。

礼服をクリーニングに出すときの注意点
  • ポケットの中身
  • 汚れのチェック
  • ボタンやファスナーの確認
  • 宅配型のパック料金は注意

注意しておかないと生地を傷めてしまうことや、礼服に合ったクリーニングをしてくれない可能性があります。

クリーニングに出した意味がなかった、とならないように注意しましょう。

ポケットの中身

一番多いミスが、ポケットの中身を確認していないことです。

店舗に持ち込む場合はその場で確認してもらえることが多いですが、宅配だとミスが起こることがあります。

鍵などの貴重品を入れっぱなしにすると困るのは間違いありませんが、固いものを入れっぱなしにしてクリーニングしてしまうと生地が傷みます。

店舗に持ち込む前、宅配業者に頼む前に自分で確認しておきましょう。

汚れのチェック

クリーニングを頼む前に、自分でどこが汚れているか確認しておきましょう。

汚れている場所が分かれば的確な処置を施してもらえますが、確認していないとただ洗うだけで汚れが取れないということもあり得ます。

礼服のクリーニングは高価ですので、二度手間にならないように注意しましょう。

ボタンやファスナーの確認

ボタンやファスナーの状態も、クリーニング前に確認すべき重要なポイントです。

外れかけているボタンや壊れているファスナーがあれば、事前に自分で修理しておくか、クリーニングに出す際に修理を依頼してください。

店舗によってはボタン付けなど、軽微な修理であれば無料で対応してくれるところもあります。

またリボンなどの取り外し可能な付属品がある場合は、それらを取り外してからクリーニングに出すようにしましょう。

宅配型のパック料金は注意

前述もしましたが、「宅配型」では五枚で○○円といったパック料金制の会社が多いです。

まとめて出せば料金が割安になりますが、このパック料金の場合は礼服の洗い方に対応していない場合があります。

礼服は生地が特殊なので、普通の衣類とは別々に洗わないと傷んでしまいます。

パック料金で頼むときは、きちんと礼服の洗い方に対応しているか確認しましょう。

礼服におすすめの宅配クリーニング

礼服におすすめの宅配クリーニングを厳選して紹介します。

礼服におすすめの宅配クリーニング
  • リネット
  • リナビス
  • ネクシー
  • クリコム

宅配クリーニングには単品料金とパック料金があります。

料金の比較をする際は、一枚あたり何円になるかという点にも注目してくださいね。

リネット

リネット_20250730%OFF
最低料金 495円(税込)/1点
最短仕上げ日数 最短2日
保管サービス 最大8ヶ月
送料 8,800円以上で無料
パック・単品 どちらも可
再仕上げサービス お届け日から30日以内
対応エリア 全国
発送方法 自宅集荷・コンビニ発送
支払い方法 クレジットカード・代金引換

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リネット公式サイトはコチラ

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リネットは初回利用なら30%OFFで利用できますよ。

保証も手厚く相談窓口もあるため、安心して依頼できます。

宅配クリーニングが初めてでも使いやすいのが魅力です。

リネットのクリーニング料金

コース名料金
礼服・ボレロ770円
(贅沢手仕上げ:1,320円)
略式礼服ジャケット1,155円
(贅沢手仕上げ:1,705円)
礼服・タキシード/モーニング2,420円
(贅沢手仕上げ:2,970円)
礼服・スラックス/パンツ/スカート825円
(贅沢手仕上げ:1,375円)
礼服・ワンピース1,375円
(贅沢手仕上げ:1,925円)
一部に革素材が使われている上記料金に+220円
デリケート素材が使われれいる
(カシミヤ・シルク・麻など)

リネットは礼服1点から注文可能な宅配クリーニングです。

贅沢手仕上げコースは職人の手仕上げのため、新品のような仕上がりになりますよ。

さらに、花粉・ホコリがつきにくく・静電気も発生しにくくなる加工剤でコーティングしてくれます。

最後にオリジナルの不織布カバーと防虫剤をつけてくれるため、届いたらそのままクローゼットにしまえるので便利ですよ。

リナビス

リナビス_トップ202505
最低料金7,800円(税込)/3点
最短仕上げ日数最短5日
保管サービス最大12ヶ月
送料無料
パック・単品パックのみ
再仕上げサービス到着後1週間以内
対応エリア全国
発送方法自宅集荷・コンビニ
支払い方法クレジットカード・代金引換※・後払い決済(NP後払い)
※2025年3月17日より、一部のクリーニングサービスに限り、使用できなくなります。

\最大12ヵ月無料保管!/

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リナビスは、毎月のようにキャンペーンを実施しています。

割引クーポンが配られたり、加工が無料になることもあるので、注文前に確認してみましょう。

現在のキャンペーン内容は下のリンクに記載していますので、気になる方は見てみてくださいね。

リナビスのクリーニング料金

コース名料金
衣類3点コース7,800円
(1着あたり:2,600円)
衣類5点コース9,810円
(1着あたり:1,962円)
衣類10点コース14,900円
(1着あたり:1,490円)
衣類15点コース19,800円
(1着あたり:1,320円)
衣類20点コース23,500円
(1着あたり:1,175円)

リナビスは衣類をまとめて洗えるパック料金制をとっているお店です。

1度の依頼枚数が多いほど、1着あたりの料金はどんどん安くなります。

礼服だけでなく、他の衣類も一緒のパックに入れられますよ。

また、どのパックを選んでも最大12ヶ月の保管やシミ抜きなどの6つの無料サービスがついてきます。

保管前にリナビスでクリーニングすると、収納スペースを広く使えますよ。

ネクシー

ネクシー トップ
最低料金430円(税込)/ワイシャツ1点
最短仕上げ日数最短6日
保管サービス最大7ヶ月
送料7,800円以上の利用で無料(プリモ会員なら4,400円以上)
パック・単品どちらも可(保管はパック)
再仕上げサービスお届け後7日以内
対応エリア全国
発送方法自宅集荷・コンビニ集荷
支払い方法クレジットカード・代金引換・後払い決済

\素材・飾りの追加料金0円!/

ネクシー公式サイトはコチラ

ネクシーは高品質で相談もしやすいのが特徴です。

メール・電話で注文前に直接相談ができ、クリーニングの使い方や申し込みなどの質問にもしっかり答えてくれますよ。

保証もしっかりしているので、ブランド衣類でも安心です。

ネクシーのクリーニング料金

クリーニングする衣類料金
礼服ジャケット1,130円
礼服ズボン800円
礼服ワンピース1,450円
礼服ボレロ870円
礼服タキシード・モーニング3,795円

ネクシーは単品料金制で、1着の料金もリーズナブルなのが魅力です。

特に高級素材が使われた礼服をクリーニングするのにおすすめ。

ウール・カシミヤ・アンゴラなどの素材であっても、追加料金がかかりませんよ。

また、フリル・ビジュー・レース・ファーが使われていても料金内で対応してくれます。

細かい追加料金がなく、明朗会計なのがメリットです。

クリコム

クリコム
最低料金330円(税込)/1点
最短仕上げ日数最短5日
保管サービス
送料4,400円以上で無料
パック・単品単体のみ
再仕上げサービス
対応エリア全国
発送方法自宅集荷・コンビニ発送
支払い方法クレジットカード・代引き決済

\4,400円以上利用で送料無料!/

クリコム公式サイトはコチラ

クリコムはシミ抜きに強いお店です。

クリーニングでは無料のシミ抜きが付いているので、汚れがあっても綺麗に落としてもらえますよ。

頑固なシミに特化した特殊シミ抜きもあり、シミ除去率は98%と非常に高いのでおすすめです。

クリコムのクリーニング料金

クリーニングする衣類料金
メンズ・レディーススーツ上下通常1,650円
DX3,300円
ジャケット通常990円
DX1,980円
パンツ・スカート通常660円
DX1,320円
フェイクファー(ボア)付属通常770円
DX1,540円
リアルファー(ボア)付属通常1,650円
DX3,300円

通常・DXの2つのクリーニングコースから選べます。

DX仕上げは、自分のクリーニング品のみ単体で洗ってくれるサービスです。

熟練の職人がハンドアイロンで仕上げてくれるので、礼服が綺麗に仕上がり着心地も良くなります。

高級素材の場合はDX仕上げで依頼してくださいね。

フェイク・リアルファーも別料金で洗えますよ。

自宅で礼服のシワを取る方法

自宅でもできる、礼服のシワを取る方法を紹介します。

クリーニング後、シワが残っていた場合でも対応できます。

【準備するもの】

  • アイロン
  • スチーム

ただしシワ取り方法は、礼服の素材やデザインによって異なりますので注意が必要です。

どちらの方法も使用する前に、必ず素材の取り扱い指示を確認してください。

アイロンでシワを取り除く方法

アイロンは礼服のシワ取りに非常に効果的です。

ただし、適切な温度や圧力は素材によります。

アイロンを使う場合は、低温設定から始めましょう。

試しに目立たない部分で効果を確認しておくと、安心です。

スチームでシワを取り除く方法

アイロンのスチームは繊細な素材や、特殊なデザインの礼服にぴったり

スチームを使用する場合は、直接素材に触れないよう注意してください。

適度な距離を保ちながらシワを伸ばすと、効果的です。

礼服を家で保管する方法

礼服を家で保管する方法

礼服を着てクリーニングに出した後は、家での保管です。

……まさか返ってきた袋のまま、クローゼットにしまっていませんよね?

その保管方法はNGですよ!

以下に礼服の正しい保管方法を紹介しますので、知らなかった人は参考にしてください。

礼服を家で保管する方法
  • ビニールの袋から出す
  • 上着は厚みがあるハンガーにかけよう
  • たまには陰干しする

ビニールの袋から出す

クリーニングから帰ってきたビニールのカバーは、汚れやほこりが付かないようにかけている仮のカバーです。

家のクローゼットなどで長期間保存する場合には気密性が高く、湿気がこもってしまいますので帰ってきたらまずその袋は外しましょう。

保存している間のほこりや虫食いを防ぎたい人は、防虫カバーを別で用意するとよいです。

100円ショップで購入できます。

上着は厚みがあるハンガーにかけよう

男性の上着に限定した話になりますが、上着は肩先に厚みがある専用のハンガーを用いるようにしましょう。

細いハンガーだと型崩れしてしまうことがあります。

専用ハンガーも上着のサイズごとに種類があるので、肩幅に合ったものを使いましょう。

たまには陰干しする

礼服は保管期間が長くついつい放置してしまいがちですが、たまにはクローゼットから取り出して陰干しをしましょう。

クローゼットはどうしても湿気がこもってしまいますので、カビの原因になります。

その際、「陰干し」をするということに注意が必要です。

直射日光が当たる場所に干してしまうと色落ちしてしまうこともありますので、風通しの良い影になっている部分に干すのがポイントです。

礼服クリーニングに関するよくある質問

礼服クリーニングに関するよくある質問をまとめました。

礼服クリーニングに関するよくある質問
  • 礼服のクリーニングは高い?
  • 礼服は毎回クリーニングに出すべき?
  • 礼服をクリーニングに出すときにおすすめのオプションは?

礼服のクリーニングは高い?

A.スーツのクリーニングより割高になることが多いです。

礼服のクリーニングには、仕上がりがテカらないよう、スーツのクリーニングとは違う特別な施術が施されます。

そのためスーツをクリーニングに出す時より割高になることが多いです。

礼服は毎回クリーニングに出すべき?

A.毎回クリーニングに出しましょう。

礼服は、少しでも汚れがついていると生地が傷みやすいです。

また、長い間汚れがついた礼服を着ずに保管していると、カビが生えやすいです。

礼服は1度着たらクリーニングにだすようにしましょう。

礼服をクリーニングに出すときにおすすめのオプションは?

A.防カビ・防虫加工、高級コースがおすすめです。

礼服は着る機会が少なく、長い時間クローゼットにしまったままになる可能性が高いです。

その間にクローゼットの中でカビでしまったり虫の被害にあうことを防ぐために、防カビ・防虫加工をつけておくといいですよ。

また礼服の生地はデリケートで傷みやすいことが多いので、通常よりも高い洗剤を使ってくれたり、より丁寧に仕上げてもらえる高級コースを利用するのもおすすめです。

礼服は毎回クリーニングに出して、正しく保管しよう!

礼服のクリーニング代金はスーツより高くなっていますが、使用頻度も少ないので一度着たとき後はきちんとクリーニングに出しておきましょう。

防カビ・防虫といったオプションや、家での保管方法を工夫すれば、礼服は10年間着用できる衣服です。

クリーニングを活用して、大事に使っていきましょう。