洗濯お役立ちコラム

おねしょした布団を放置するとどうなる?自宅でできる洗濯方法やおねしょ対策を紹介

おねしょ布団,どうする

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「おねしょした布団はどうすればいいの?」

「対策方法を教えて!」

おねしょは子どもを持つ家庭では避けられないものです。

対策をしていても、布団にシミができてしまうこともあるでしょう。

今回はおねしょ布団の洗い方を徹底解説。

効果的なおねしょ対策もあわせてご紹介します。

おねしょ布団は部分洗いでも十分OKですよ。

【今回の記事でわかること】

  • おねしょ布団の洗い方
  • おねしょ布団を洗う時の注意点
  • 布団のおねしょ対策3選!

おねしょした布団を放置するとどうなる?

おねしょ布団を放置すると、シミや臭いが発生し、布団の品質が損なわれます

特に小さな子どもがいる家庭では、夜中におねしょをすることがよくありますが、朝の忙しい時間に対処するのは大変と思う方もいます。

しかし、おしっこが布団に染み込むと、時間が経つほどにシミが定着しやすくなります。

そのほかにも、時間の経過に合わせて以下のような惨事を招く恐れがあります。

  • 布団の下のカーペットに尿汚れが染み込む
  • 尿に含まれるアンモニアが分解されるにつれて強い異臭を放つ
  • カーペットもクリーニングしなければならず、時間と労力を要して経済的な負担がかかる

布団のおねしょ部分を素早く対処するには、まず尿が染み込んだ部分に水をかけ、尿を薄めて拭き取ることが効果的です。

その後、部分洗いを行い、しっかりと乾燥させることが重要です。

完全に乾燥させることで、カビやその他の菌の繁殖を防ぐことができます。

おねしょ布団の洗濯でやっちゃいけない対処方法

おねしょ布団を洗う時の注意点

おねしょ布団の適切な処理を行うことで、布団を長持ちさせると共に、健康的な睡眠環境を維持できます。

しかし、間違った処理方法は逆効果になり得るため、以下の注意点を守ることが重要です。

  • 絶対に放置しない
  • 何もしないで天日干ししない
  • 熱湯で洗わない
  • 除菌・消臭スプレーは布団を乾かしてから吹きかける

これらの注意点を守ることで、おねしょによるダメージを最小限に抑え、清潔で快適な寝具を保てます。

絶対に放置しない

おねしょが発生した場合、布団を放置することは避けましょう。

尿シミを放置するのが危険な理由
  • 尿のアンモニアが固形化してシーツや敷布団などの繊維に浸透する
  • 凝固したアンモニアを温床に雑菌やカビが繁殖

これらは臭いの原因となるだけでなく、健康を害する可能性もあります。

よって尿汚れができたら、早急に水分を吸収し、適切に処理を行うことが必要です。

何もしないで天日干ししない

汚れたままの布団をそのまま天日干しするのもNGです。

天日干しで布団が乾いたとしても、尿に含まれるアンモニアなどの固形分が布団に残り、臭いや汚れの原因になります。

よって、布団を綺麗にする際は汚れた部分を、ぬるま湯で部分的に洗い流し、その後しっかりと水分を取り除いてから乾燥させましょう。

この処理を行うことで臭いや黄ばみ防止になります。

直接消臭スプレーをかける

臭いが気になるからといって、汚れた布団に直接消臭スプレーをかけるのは効果が薄いだけでなく、逆効果になる可能性があります。

消臭スプレーは布団の表面でしか効果を発揮せず、奥深くまで浸透した尿の臭いを完全に消すことができません。

最も、消臭スプレーを吹きかけることで、汚れが広がり、布団全体がダメージを受ける可能性があります。

よって、尿シミを落とす際は、しっかりと部分洗濯してから、必要に応じて消臭対策を行いましょう。

熱湯で洗う

おねしょ布団を熱湯で洗うのも避けるべき方法です。

尿にはたんぱく質が多く含まれており、これを熱湯で処理すると、たんぱく質が固まってしまい、布団に染みつく原因となります。

その結果、臭いや汚れが残りやすくなります。

おねしょ布団を洗う際は、40度以下のぬるま湯を使って優しく洗うのが適切です。

これにより、たんぱく質が固まらず、汚れを効果的に取り除けます。

おねしょ布団を綺麗にする応急処置方法

おねしょ布団の適切な応急処置は、シミや臭いを防ぎ、布団を清潔に保つ上で重要です。

  • 水分をふき取る
  • クエン酸スプレーを吹きかける
  • しっかり乾かす

これらの手順により、おねしょ布団の応急処置を効果的に行うことができ、布団を清潔で快適な状態を保てます。

以下にその手順を詳細に説明します。

なお、この方法は、丸洗いできない布団におねしょしたときにもできる対処方法です。

水分をふき取る

おねしょをした布団を発見した際は、最初に水分をしっかりと除去することが重要です。

水分を拭き取るときに使うアイテム
  • タオル
  • トイレットペーパーなど

特にタオルや吸水性の高い布を使って、濡れた部分にしっかりと押し当て、できるだけ多くの水分を吸い取ります。

布団を絞る行為は避けるべきですが、ペットシートやおむつを使うと、より効率的に水分を吸収できます。

クエン酸スプレーを吹きかける

水分を取り除いた後、クエン酸スプレーを作成します。

異臭防止の手順
  1. 水200mlに、クエン酸小さじ1~2杯をスプレーボトルに入れる
  2. おねしょ部分に、クエン酸スプレーを吹きかける
  3. タオルなどで水分を取る

このスプレーをおねしょ部分に吹きかけることで、臭いの元となるバクテリアの活動を抑えられます。

使い終わったら余ったクエン酸スプレーは捨てましょう。

しっかり乾かす

クエン酸スプレーを吹きかけた後は、布団をしっかりと乾燥させることが必要です。

可能であれば布団を天日に晒し、定期的に裏返しにして両面を均等に乾燥します。

天日干しが難しい場合は、室内で扇風機や布団乾燥機を利用しても良いでしょう。

特に室内干しの場合は、事前にしっかりと水分を取り除いておくことが重要です。

これにより、布団の中にカビや悪臭を発生させる菌の増殖を防ぎます。

おねしょ布団を自宅で丸洗いする方法

おねしょ布団の丸洗いは、家庭での正しい手順を知ることで、簡単かつ効果的に洗えます。

特に広い範囲に渡ってのおねしょや、繰り返しのおねしょによる黄ばみがある場合、以下のような方法を試しましょう。

おねしょ布団を自宅で丸洗いする方法
  1. 浴槽に40℃以下のぬるま湯を張る
  2. おねしょ布団をタオルで叩いて水分を拭き取る
  3. 浴槽におねしょ布団を入れて足踏みしながら洗う
  4. シャワーですすぐ
  5. 水分をしっかり切って日向で乾かす

これらのステップにより、おねしょ布団を自宅で効果的に丸洗いすることができ、清潔で快適な睡眠環境を維持できます。

浴槽に40℃以下のぬるま湯を張る

布団を洗うためのぬるま湯を浴槽に準備します。

水温は40℃以下が適切で、これにより布団の素材を傷めることなく、効果的に汚れを落とせます。

高温のお湯はたんぱく質を含む汚れを固めてしまうため避けましょう。

おねしょ布団をタオルで叩いて水分を拭き取る

おねしょがあった部分にタオルを使って優しく叩き、表面の水分を取り除きます。

これにより、洗浄効果を高めると共に、洗浄時の水の汚れを減らせます。

浴槽におねしょ布団を入れて足踏みしながら洗う

ぬるま湯を張った浴槽に布団を入れた後、足踏みをして洗います。

この方法で布団全体に均一に力がかかり、汚れを効果的に落とすことができます。優しく踏み洗いを行い、布団を傷めないよう注意しましょう。

シャワーですすぐ

足踏み洗いの後は、シャワーを使用して布団から洗剤と汚れをしっかりと洗い流します。

これにより、洗剤の残留を防ぎ、後の乾燥プロセスで問題が生じることを避けられます。

水分をしっかり切って日向で乾かす

すすぎ終えたら、布団から水分をしっかりと切ります。

これは、布団を浴槽のフチにかけて自然に水を落とすか、軽く絞って行います。

その後、布団を天日でしっかりと乾かします。天気の良い日を選び、可能であれば「M字干し」で通気性を確保しながら乾燥させましょう。

おねしょ布団をコインランドリーで洗う手順

コインランドリーを利用しておねしょ布団を洗う方法は、家庭での洗濯が困難な場合や速やかに乾燥させたいときに特に有効です。

おねしょ布団をコインランドリーで洗う手順
  1. おねしょの水分を拭き取る
  2. 洗濯機に布団を入れる
  3. 乾燥機に入れて乾かす

これらの手順に従うことで、おねしょ布団をコインランドリーで効果的に洗い、清潔で快適な状態に保つことができます。

予備の布団がない場合や干す場所が限られている場合に特に便利な方法です。

ここでは、その手順を詳しく解説します。

おねしょの水分を拭き取る

おねしょ後の布団から水分を効果的に取り除くことは、洗濯の効率を高めるために非常に重要です。タオルや使い捨てのオムツを使って、布団から余分な水分を吸収しましょう。これにより、洗濯機での洗浄がより効果的になり、洗濯時間の短縮とエネルギーの節約にもつながります。

洗濯機に布団を入れる

コインランドリーの大型洗濯機を使用する場合、布団が洗濯機の中で均等に洗われるように、適切に折りたたむことが重要です。

掛け布団は布団用ネットに、敷布団は洗濯バンドで固定し、洗濯機に入れます。

これにより、洗濯中の布団のダメージを防ぎつつ、洗浄効果を最大限に引き出せます。

乾燥機に入れて乾かす

洗濯が終わった布団は、コインランドリーの大型乾燥機を使用してしっかりと乾燥させます。

乾燥機を使う際は、「タンブル乾燥可」のマークが布団にあることを確認してください。

最初の乾燥サイクル後に布団の内部がまだ湿っている場合は、さらに時間を追加して完全に乾くまで乾燥させることが重要です。

これにより、カビや悪臭の発生を防げます。

布団のおねしょ対策3選!

おねしょはどう頑張っても予測できません。

今日したからといって明日しないとは限らないのです。

毎回布団を丸洗いしないためにも、きちんと対策を練っておきましょう。

布団のおねしょ対策3選
  1. 丸洗いできる布団に寝かせる
  2. 防水シーツを敷く
  3. おねしょズボンを履かせる

対策①丸洗いできる布団に寝かせる

洗えないタイプの布団におねしょをしてしまえば、取り返しがつきません。

いざという時のために、布団は丸洗いできるタイプを選んでおきましょう。

自宅で洗えるか洗えないかで、かかる手間は大きく違います。

おねしょする前提で行動したいですね。

対策②防水シーツを敷く

おねしょシーツとして、防水シーツを敷いておきましょう。

赤ちゃん用のものであれば、綿100%で肌触りも心地よいです。

おねしょをしっかり弾いてくれますから、後の対処もラクラクに。

一枚は常備しておきたいですね。

対策③おねしょズボンを履かせる

オムツとまではいかないまでも、おねしょズボンを履かせるのも1つの手です。

サイズ調整も可能ですから、お腹周りもキツくなく子供も快適。

見た目もかわいらしいですから、子どももオムツと違って恥ずかしがることはありません。

3枚セットなどで買えば、洗い替えに便利ですね。

手に負えないなら宅配クリーニングへ

おねしょ布団のシミやニオイが消えないときは、宅配クリーニングに出すのがオススメ。

自宅では落とせない汚れもキッチリ落としてくれます。

また家から発送するだけですから、持ち運ぶ手間もかかりません。

受け取りも家でOKであり、便利なサービスとして人気を集めています。

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ふとんリネットなら、色々な種類の布団を1枚から丸洗いできるのでおすすめです。

掛け布団・敷き布団・こたつ布団・肌掛け布団なら、複数枚まとめて依頼すると1枚あたりの値段がかなり安くなります。

それ以外の毛布・ベビー布団・敷きパッド・シーツなどは、単品料金で料金が細く別れていますよ。

自分の洗いたい布団がいくらでクリーニングできるのか、事前に分かりやすいのがメリットです。

合計3回の丁寧なウェットクリーニング

ふとんリネットなら、おねしょのシミやニオイをしっかり落とせますよ。

「タンパク質分解酵素」を使用して洗うので、布団についた汚れを分解してシミもスッキリ。

汚れを落としやすいウェットクリーニングを3回繰り返し、ニオイの元になる汚れを徹底的に洗い流してくれます。

よくある質問

おねしょ布団に関するよくある質問をまとめました。

よくある質問
  • おねしょをした布団はどうやって乾燥させる?
  • おねしょの臭いを取る方法は?
  • おねしょを繰り返す場合どうしたらいい?

おねしょをした布団はどうやって乾燥させる?

A.早急に水分を取ることが大切です。

おねしょ汚れは放っておけばおくほど染みついてしまいます。

乾いたタオルなどを使っておねしょ布団のシミ部分に押し当てましょう。

この際、こすってしまうと汚れが広がってしまうので注意が必要です。

洗った後はしっかり乾かすことも忘れないでくださいね。

おねしょの臭いを取る方法は?

A.おねしょ汚れの部分を中性洗剤で軽く洗い、その後クエン酸やお酢などを使用しましょう。

おねしょ汚れの嫌なにおいの原因はアルカリ性のアンモニアです。

そのため、酸性であるクエン酸やお酢などが有効なのです。

なるべく早く対処して臭いが残らないよう気を付けましょう。

おねしょを繰り返す場合どうしたらいい?

A.おねしょの原因を探るために、小児科や泌尿器科に相談してみましょう。

また就寝前の水分摂取を控える、トイレトレーニングを行うなどの生活習慣の見直しも効果的です。

おねしょをしてしまったことに目くじらを立てすぎず、しっかりトレーニングしてあげましょう。

まとめ~おねしょ布団はすぐ対処~

今回の内容をまとめると下記の通りです。

  • 丸洗いではなく部分洗いでも良い
  • おねしょ布団の対処はスピード勝負
  • クエン酸でニオイを落とす
  • ぬるま湯で洗い流す
  • 絶対に放置しない
  • 除菌・消臭スプレーは乾かしてから
  • おねしょ対策も忘れずに
  • どうしようもない汚れは宅配クリーニング

おねしょはいつ起こるかわからないものです。

綺麗な布団を守るためにも、対策を忘れずしておきましょう。

気持ちよく寝るためにも、定期的に布団は丸洗いしておくのがオススメ。

宅配クリーニングで、ふんわり綺麗に仕上げてもらいましょう。