「洗濯機でつけおき洗いってしてもいいの?」
「どうやってやるのがラク?」
気になる汚れやニオイを落としたいときに効果的なつけおき洗い。
洗濯機でもつけおき洗いをすることができ、手間もかけずに簡単にできるところが大きなメリットです。
今回は、洗濯機でするつけおき洗いの正しいやり方と、おさえておきたいコツ・注意点をご紹介。
お気に入りの洋服をきちんと綺麗にするためにも、正しいやり方でつけおき洗いをしてくださいね。
【今回の記事でわかること】
- 洗濯機でつけおき洗いをする方法
- 洗濯機でつけおき洗いをするコツ
- 洗濯機でつけおき洗いの注意点
- つけおき洗いにオススメの洗剤・漂白剤
洗濯機でつけおき洗いができる!
頑固な汚れを落としたいときや、服に染み付いた嫌なニオイを取りたいときに活躍するつけおき洗い。
洗面器やシンクでつけおき洗いをするご家庭が多いかと思います。
ですが、毎回場所を用意するのは面倒ですよね。
実はこのつけおき洗い、洗濯機でやってもOKなんです。
つけおき洗いの場所を用意する必要がないだけでなく、終わったらそのまま洗濯もできて一石二鳥ですね。
また洗濯機によっては「つけおきコース」が用意されているものもあります。
家の洗濯機を確認してみてくださいね。
洗濯機でつけおき洗いをする正しい方法

洗濯機でつけおき洗いをする方法を、「つけおきコース」があるパターンとないパターンでご紹介します。
どちらもとっても簡単にできますから、家の洗濯機にあわせて選んでくださいね。
- 洗濯機でつけおき洗い
- 洗濯機の「つけおきコース」でつけおき洗い
洗濯機でつけおき洗い
【用意するもの】
- 洗剤
- 必要であれば漂白剤
【手順】
- 通常通り洗濯機で洗いはじめる
- 洗いの途中で一時停止ボタンを押す
- そのまま30分ほどつけおく
- 洗濯機を再開させる
より汚れを落としたいときは、水ではなくぬるま湯を使うのがオススメです。
お風呂の残り湯でも問題はありませんが、その場合はあくまで洗いに使い、すすぎは綺麗なぬるま湯を使うようにしてください。
すすぎまでおふろの残り湯を使ってしまうと、洗濯物に残り湯の汚れが付着したままになってしまいます。
洗濯機を一時停止するだけですから、とっても簡単ですね。
洗濯機の「つけおきコース」でつけおき洗い
【用意するもの】
- 洗剤
- 必要であれば漂白剤
【手順】
- 洗濯機のつけおきコースを選ぶ
洗濯機に「つけおきコース」がある場合は、そのボタンを押すだけでOK。
あとは洗濯機に任せれば、きちんとつけおき洗いをしてくれます。
つけおきコースは通常の洗濯よりも時間がかかることを想定しておきましょう。
夜寝る前にセットしておいて、朝起きてから干すのがオススメですよ。
洗濯機でつけおき洗いをするコツ
どうせつけおき洗いをするのであれば、最大限効果を発揮させて衣服をキレイにしたいですよね。
通常より時間もかかるため、やるなら徹底的にやりましょう。
洗濯機でつけおき洗いをするうえで知っておきたいコツは以下の通りです。
- ぬるま湯を使う
- 黄ばみなどには漂白剤を
- 汚れが落ちているか確認する
コツ①ぬるま湯を使う
衣服に付着している汚れは、水で洗うよりもお湯で洗ったほうが落ちやすいです。
熱すぎるお湯だと生地を傷めてしまう恐れがありますから、40℃程度のぬるま湯がオススメ。
ぬるま湯であれば皮脂汚れも浮かせるため、水よりも効果的につけおき洗いができます。
漂白剤を使うのであれば、ぬるま湯のほうがより漂白効果もUPしますよ。
コツ②黄ばみなどには漂白剤を
洗剤だけでは落ちないシミや汚れには、漂白剤を使いましょう。
白い衣類なら塩素系漂白剤を、色柄物なら酸素系漂白剤がオススメ。
汚れにあった洗剤や漂白剤で、的確に汚れを落としてしまいましょう。
もちろん入れる量には注意してくださいね。
コツ③汚れが落ちているか確認する
つけおき洗いをしている最中に、汚れが落ちているか洗濯機の中を覗き込んでみましょう。
水に汚れが浮いているかどうか確認するのです。
どうにも汚れが落ちていない場合は、もう少しつけおきする必要があります。
長くても2時間までにしておくべきですが、水の色が汚れで変わったのを確認してからつけおき洗いを終わらせると確実ですね。
また部分的な汚れを落としたいのであれば、落ちたか確認をして落ちていないようならもみ洗いをしてあげましょう。
洗濯機でつけおき洗いをする時の注意点
なんとなくつけおき洗いをしていると、かえって衣服を汚してしまう可能性があります。
洗濯機でつけおき洗いをする時の注意点を確認しておきましょう。
- 洗濯表示を必ずチェック
- 固形物の汚れは取っておく
- 洗剤や漂白剤は適量を
- つけおきしすぎない
- 洗濯物をつめこみすぎない
- 脱水しすぎない
注意点①洗濯表示を必ずチェック

上記のマークがついている場合は、洗濯機で洗うとしてもつけおき洗いは避けましょう。
また色落ちしやすい衣類も、長時間つけおくことで色まで落ちてしまう可能性があります。
洗濯表示はチェックしておいてくださいね。
注意点②固形物の汚れは取っておく
服に固形物の汚れがついているのならばとっておきましょう。
つけおき洗い時に固形物の汚れが溶けだしてしまい、他の服に汚れが付着する恐れがあります。
出来るだけ固形物を取り除いてからつけおき洗いをすると安心です。
注意点③洗剤や漂白剤は適量を
洗剤を入れれば入れるほど汚れが落ちるわけではありません。
必要以上に洗剤を入れてしまうと、洗った後でも洗剤が残ってしまいそれが汚れにつながってしまいます。
また多すぎる洗剤は、服の色まで落としかねません。
洗剤の規定量をきちんと守ってくださいね。
注意点④つけおきしすぎない
長い時間つけておけば汚れも取れるだろう、と思ってはいませんか?
つけおき洗いをすると、つけている水はどんどん汚れています。
つまり長い時間つけおき洗いをすることは、汚れた水に浸けていることにもなるわけです。
一晩つけおき洗いをすることは避けましょう。
長くてもつけおき洗いは2時間までが理想です。
注意点⑤洗濯物をつめこみすぎない
たくさん洗いたいからといって、つけおきする量には注意してください。
洗濯機に洗濯物を詰め込みすぎれば、汚れもそれだけさまざまな場所にうつりやすくなります。
また脱水時にこすれあって生地が傷んでしまうことも。
つけおきする服の量は洗濯機の大きさに合わせて、少な目に入れてくださいね。
注意点⑥脱水しすぎない
つけおき洗いが終わった後の脱水にも気をつけましょう。
脱水時間が長すぎると、衣服に強い負荷がかかり記事が傷んでしまいます。
通常の脱水時間より少し短めに設定するようにしましょう。
つけおき洗いをするならこの洗剤・漂白剤!
洗濯機でつけおき洗いをする時にオススメの洗剤と漂白剤をご紹介します。
口コミも参考にしてみてくださいね。
つけおき洗いにオススメの洗剤

花王のアタックZEROは、生乾きのニオイを防ぎたい方に特にオススメ。
抗菌作用があるため、洗濯槽の防カビにも効果的です。
部屋干し用の洗剤ですから、梅雨の時期にも使えます。
洗うたびに白さがよみがえります。
今までジェルボールを使っていて、切れたタイミングで切り替えしました。
ジェルボールより、柔軟剤の香りが残る気がします。
プッシュするだけなので、手も汚れないし使いやすいです。
当分定期便でお世話になるつもりです。――Amazon
おしゃれ着ならこの洗剤で

おしゃれ着などのデリケートな衣類には、エマールがオススメです。
選べる香りは「ほのかなリフレッシュグリーンの香り」と「香り長続きタイプアロマティックブーケ」の2種類。
おしゃれ着用洗剤としての売上はNo.1ですから、安心感も抜群ですね。
つけおき洗いに関わらず、デリケートな衣類にはエマールを使いましょう。
もう3年くらい、ほとんどの衣類をエマールで洗っています。
柔軟剤の香りが苦手、
女一人暮らしなので泥汚れなどは無し&
なるべく時短したい&100%部屋干し(防犯のため)。
いろいろ試した結果、エマールが最適でした。
すごく汗をかいた日などは
ワイドハイター併用やお湯洗いしていて、
部屋干しでもニオイはありません。
今は「良い香り」をアピールする洗剤が多いですが、
強い香りが苦手な方・仕事関係でハンドクリームや香水も批判される方、絶対いますよね?
よく仕上がってプンプン香らないからこそ、エマールはオススメです◎
つけおき洗いにオススメの漂白剤

漂白剤を使うのであれば、オキシクリーンがオススメです。
つけおき洗いはもちろん、ペースト状にすれば部分洗いにも効果的。
漂白だけでなく、汚れもきっちり落としてくれるのが嬉しいポイントです。
使い方も洗濯時に1杯付け足すだけと簡単です。
息子の部活汚れ&男子臭が酷いため、友人のすすめもあり、オキシクリーンを購入しました。
直ぐに洗濯をしたいところですが、洗濯槽の汚れにも使える洗剤であることを考慮し、まずは洗濯槽の洗浄をしてから…と教わりました。
いよいよ洗濯。お湯で溶かし、十分泡立てたほうが効果を発揮するようです。見事な汚れ落ちと臭い落ちに感動しました。
また、長年使用したタオルの黒ずみも徐々に白くなってきたように思います。
ただ、届いた時に梱包を開けた際、商品の蓋の固定がずれていて、洗剤粉末がこぼれていたことが残念でした。なので、星1つマイナスさせていただきました。――Amazon
つけおき洗いでも汚れが落ちないときは…
洗濯機のつけおき洗いでも落ちない汚れは、クリーニングで綺麗にしてもらいましょう。
洗濯のプロに任せれば、大切な服でも安心です。
なかでも宅配クリーニングは、スマホから注文して家にいながら発送・受け取りができるサービス。
忙しい方にもオススメです。
よくある質問
洗濯機でのつけ置き洗いに関するよくある質問をまとめました。
- つけ置き洗いとは?
- どのような場合につけ置き洗いが必要?
- 洗濯機でつけ置き洗いをする際の注意点は?
つけ置き洗いとは?
A.つけ置き洗いとは、洗濯機で洗濯する前に汚れた部分に洗剤を塗布して、しばらくそのまま置いておく処理方法です。
頑固な汚れを落としたいときや、服に染み付いた嫌なニオイを取りたいときにおすすめの洗い方ですよ。
どのような場合につけ置き洗いが効果的?
A.つけ置き洗いは特に、タンパク質汚れやコーヒー・紅茶などの汚れ、油性汚れなどに効果的です。
つけ置き洗いは、通常の洗濯では落としきれない汚れを落としやすくしてくれます。
洗濯機でつけ置き洗いをする際の注意点は?
A.洗濯表示を必ずチェックすることです。
水洗い不可・手洗いNGなどの表示がある場合は、つけ置き洗いはできません。
また、色落ちしやすい衣類も長時間つけおくことで色が落ちてしまう可能性があります。
洗濯表示は必ずチェックしておいてくださいね。
まとめ~洗濯機でつけおき洗いしよう~

今回の内容をまとめると下記の通りです。
- つけおき洗いは洗濯機でやってもOK
- つけおきコースがあればそれで
- なくても洗いの途中で一時停止すればOK
- ぬるま湯でやろう
- 洗濯表示を必ずチェック
- つけおきしすぎない
- 落ちなければ宅配クリーニング
洗濯機でもつけおき洗いはできます。
つけおきする時間には気をつけつつ、気になる汚れやニオイをきれいさっぱり落としてしまいましょう。
つけおき洗いをした後は、すぐに干すようにしてください。
洗濯機の中に洗い終わった洗濯物を放置してしまうと、雑菌が繁殖して生乾きのニオイが発生してしまいます。
また洗濯槽のカビを防止するためにも、洗濯機のフタは開けておくようにしておいてくださいね。