お気に入りのスニーカーを長持ちさせるには、日々のケアが欠かせません。
でも、靴の汚れが気になっても「どんなクリーナーを使えばいいのか分からない」「お手入れが面倒そう」と感じている方もいます。
この記事では、そんな悩みを持つ方に向けて、スニーカーや革靴、キャンバス地の靴など、素材やタイプに合ったクリーナーの選び方と、おすすめアイテムを詳しくご紹介します。
さらに、靴クリーナーを使うべき理由やプロ直伝の簡単なケア手順もお伝えするので、どなたでも気軽に靴のメンテナンスができるようになります。
この記事を参考にして、大切な靴をきれいに長持ちさせましょう
- おすすめのスニーカークリーナー10選
- スニーカークリーナー・洗剤の選び方
- スニーカーについた汚れの落とし方
スニーカーにクリーナーや専用の洗剤を使用する理由
スニーカーは、日々の使用で汚れがたまりやすく、放っておくと見た目だけでなく素材の劣化も早まります。
しかし、専用のクリーナーや洗剤を使ったお手入れをすることで、以下のようなメリットをもたらします。
- スニーカーの寿命が延びる
- スニーカーのデザインをいつまでも綺麗な状態に保てる
- スニーカーそのものの価値を維持できる
また、しっかりとメンテナンスをしているスニーカーは、履く人の自信や満足感を高め、価値あるアイテムとして長く愛用できるでしょう。
ここでは、スニーカーのお手入れが必要な理由とそのメリットについてご紹介します。
スニーカーの寿命が延びる
スニーカーは定期的なケアを行うことで、その寿命を大幅に延ばせます。
- スニーカーの表面に付着した汚れを落とせる
- 繊維や素材の劣化防止
- 新しいスニーカーを頻繁に買い替える必要がなくなる
特に、レザーやスエードなどのデリケートな素材は、放置すると傷みやすくなるため、クリーナーを使用することでしっかりと保護ができます。
また、靴の表面だけでなく、ソールの剥がれや変色も防ぐ効果が期待できるので、スニーカーを購入時の状態で長く履き続けられます。
スニーカーのデザインをいつまでも綺麗な状態に保てる
日々の汚れが蓄積すると、スニーカー本来の色合いや素材の質感がくすんでしまい、デザインの魅力が薄れてしまいます。
よって、スニーカーのデザインやカラーを美しく保つためにも、定期的なクリーニングが効果的です。
- 色褪せや黄ばみの予防
- スニーカーの表面にあるロゴや刺繍といったデザインの細部まで綺麗に維持できる
クリーナーを使うことで、新品のような輝きを維持できるため、お気に入りのスニーカーを長く楽しめます。
スニーカーそのものの価値を維持できる
スニーカーの価値を保つためには、専用クリーナーや洗剤を使用したメンテナンスが欠かせません。
特に、ブランド物や限定モデルのスニーカーは、良好な状態で保管されていると中古市場での価値が高まるケースもあります。
しっかりと手入れを行うことで、価値が落ちにくくなり、いざ手放す際には高値での取引が可能になるケースもあります。
また、コレクターやスニーカー愛好家にとっては、丁寧にメンテナンスされたスニーカーは貴重なコレクションアイテムとしての価値も上がります。
このように、スニーカーを大切に扱うことで、その資産価値を高めることができるのです。
おすすめのスニーカークリーナー・洗剤11選
スニーカー用のおすすめクリーナー11選を紹介します。
クリーナーのタイプ・対応素材・特徴などをそれぞれチェックして、使いやすいものを見つけてください。
- ライオン靴クリーム本舗|エクセレントミニシューケアボックス
- オキシウォッシュつけおき洗剤(スニーカー・上履き用)
- クリーニング屋さんの白さが際立つスニーカーつけおき洗剤
- 8OZ. PREMIUM DEEP CLEANING SOLUTION
- スニーカー前処理剤500
- クレッププロテクト|ペーパークリーナー
- イージーPROドライシャンプー
- M.Mowbray|スニーカークリーニングキット
- デルタ®︎スニケシ|シューズクリーナー
- 泡の力で靴ふきサッサ
- コロニル|カーボンクリーニングフォーム
- メイダイ|shoes SAVON (シューズシャボン) スターターキット
ライオン靴クリーム本舗|エクセレントミニシューケアボックス

- 職人こだわりの「手作り」靴クリーム
- ミニセットだからお試し利用にぴったり
- 桐箱入りで贈答用としても人気
ライオン靴クリーム本舗は、100年以上の歴史を誇る老舗の靴クリームメーカーです。
熟練の職人が1点1点丁寧に作った最高品質の、手作りの靴クリームが強み。
ご紹介するエクセレントミニシューケアボックスは、定番のスニーカーケアアイテムが取り揃っています。
エクセレントミニシューケアボックスの値段は3,850円(税込)。
- エクセレントクリームミニ(ブラック・ニュートラル)
- エクセレントリキッドクリーナー
- 豚毛ブラシ
- 靴磨き用クロス
ミニサイズなため、お試し利用にもぴったりです。
高級感溢れる桐箱入りなため、贈答用としても人気の商品です。
また、東京都墨田区のふるさと納税の返礼品にも選ばれています。
オキシウォッシュつけおき洗剤(スニーカー・上履き用)
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- スニーカー・上履き用
- つけ置き洗いOK
- 頑固な泥汚れもしっかり落ちる
オキシウォッシュつけおき洗剤は、スニーカー・上履き用のクリーナー。
酸素系漂白剤に酵素を配合しているため、頑固な汚れもしっかり落とします。
漂白・除菌・消臭効果で、洗った後の仕上がりも抜群です。
つけ置き洗いができるので、忙しい方でもお手軽にスニーカーを洗えますよ。
粉末タイプのパッケージ商品だから軽くてコンパクト。
保管に場所を取らない点も魅力です。
1袋(120g)はなんと214円(税込)という、リーズナブルな価格で手に入りますよ。
クリーニング屋さんの白さが際立つスニーカーつけおき洗剤

- ブラシじゃ届かない汚れも綺麗に落ちる
- スニーカーや上履きをゴシゴシ洗いしなくて済む
- 汗汚れや黒ずみが簡単に落ちる
白さが際立つスニーカーつけおき洗剤は、手軽につけおき洗いで靴を清潔に保つための洗剤です。
特に、上履きや白い運動靴・スニーカーに最適で、つけおきすることでブラシが届きにくい汚れや黒ずみ、汗汚れにも効果的に働きかけます。

この洗剤は、業務用としてクリーニング店でも使用されており、洗浄力が高いだけでなく、使用方法も簡単です。
- 靴の汚れを軽く水で流す
- 4~5Lの水に8gの洗剤を溶かす
- 靴を約30分浸ける
この手順を行うだけで、スニーカーや上履きについた頑固な汚れを浮かせて落とします。
浸けた後は、必要に応じて軽くこすり洗いし、十分にすすいでから乾かすと、清潔で真っ白な仕上がりが得られます。
また、つけおき洗いのため、ブラシ洗いが難しい部分にも洗剤が行き渡り、手間をかけずに綺麗にできます。
JASON MARKK|8OZ. PREMIUM DEEP CLEANING SOLUTION (ジェイソンマーク 8オンスプレミアムディープクリーニングソリューション)

- 多様な素材に対応している
- 水洗い不要のふき取りタイプ
- レザーやスウェードなど、デリケートな素材でできたスニーカーにも使える※
※デリケート素材は色落ちする可能性があるので、目立たない箇所で試し、色落ちしないかの確認してから使用すること
JASON MARKKの「8OZ. PREMIUM DEEP CLEANING SOLUTION(ジェイソンマーク 8オンスプレミアムディープクリーニングソリューション)」は、98.3%が天然由来成分で構成された環境に優しい洗浄ソリューションです。
この製品は、レザーやスウェード、ヌバック、ナイロン、キャンバス、コットン、ニットなど、さまざまな素材やカラーに対応し、デリケートな素材を傷めることなく効果的なクリーニングができます。

泡立ちが良く、軽いココナッツの香りが心地よい洗剤が汚れをしっかりと落としつつ、繊維をケアします。
スウェードやヌバックのようなデリケート素材に使用する際には、専用のプレミアムクリーニングブラシ(別売り)を使い、ブラシの水気をしっかりと切ることで適切な泡立ちを保ちながら安全に洗浄できます。
また、強い化学薬品や研磨剤を一切使用していないため、デリケートな素材にも安心して使用可能です。
スウェードやヌバックなど繊細な素材には、専用のプレミアムクリーニングブラシと合わせて使用することで、繊維に負担をかけずに汚れを効果的に落とせます。
スニーカー前処理剤500

- 天然素材配合で環境・素材・肌にやさしい
- さまざまな素材に使える
- スプレータイプ
スニーカー前処理剤500は、天然素材が主成分のクリーナー。
1本(500cc)の料金は1,320円(税込み)です。
素材だけでなく、環境や肌にもやさしい点が特徴。
有害な化学物質・研磨剤は使用していません。
そのため、さまざまな素材に使用できる点がメリットですよ。
クレッププロテクト|ペーパークリーナー

- シートタイプのスニーカー用クリーナー
- 1枚ずつ包装されているので持ち運びに便利
- シートの表裏で使い分けができる
クレッププロテクトは世界中のスニーカー愛好者から厚い支持を得ている、英国発のシューケアブランドとして有名。
今回ご紹介するペーパークリーナーは、シートタイプのクリーナーです。
1箱12枚入りで1,870円(税込)。
1枚ずつ個包装されているので、持ち運びに便利です。
外出先で気になる汚れがあっても、シートでさっと拭くだけで綺麗に汚れを落とせます。
シートは下記のように表裏で使い分けられるため、汚れの程度に適しています。
- なめらかな面:軽い汚れ落とし、仕上げの拭き取り
- 凸凹面:しつこい汚れ、ミッドソールの汚れ
こまめにお手入れがしやすいため、スニーカーを綺麗に長持ちさせやすいですよ。
イージーPROドライシャンプー

- 水洗いが不要
- ブラシで軽く擦るだけで汚れが落ちる
- 泡タイプのクリーナー
イージーPROドライシャンプーは、2023年3月にリリースされたばかりの注目のスニーカー用クリーナーです。
価格は1本(200ml)で1,848円(税込)。
高い洗浄力を誇る濃密泡が、汚れを浮かして落とします。
素材の奥まで染み付いた汚れも、水洗いせずに擦って拭くだけで綺麗な仕上がります。
「スニーカーを洗うのが面倒だな…」と思っている方も、気軽に取り組める点が魅力です。
合成皮革・本革・スエード・メッシュなど、対応できる素材が幅広いため1本持っておくととても便利です。
スニーカー好きの方も安心して使用できる商品です。
M.MOWBRAY|スニーカークリーニングキット

- 水洗いができるセット
- コンビネーション素材の汚れ落としに最適
- 初心者でも使いやすい
シューケアブランドとして知名度抜群のM.MOWBRAYの商品が、スニーカークリーニングキットでまとめて手に入ります。
スニーカーのお手入れに必要なものが揃っているため、どの商品が良いのか迷っている初心者におすすめです。
キットの内容は下記の通りです。
- M.MOWBRAYハイパークリーン
- M.MOWBRAYステインリムーバー
- リムーバークロス
- クリーニングブラシ
上記が揃って2,200円(税込)という、お手頃な価格で購入いただけます。
スムースレザー(表革)・起毛皮革(スエード・ヌバック)・人工皮革・布地のスニーカーに使用可能。
汚れが目立ちやすいホワイトソールの汚れも、スピーディーに落とせます。
デルタ®︎スニケシ|シューズクリーナー

- 消しゴムタイプ
- 三角形で自立するので転がらない
- ゴム部分専用のクリーナー
デルタ®︎スニケシは消しゴムタイプのクリーナーで、308円(税込)です。
ゴム部分専用のクリーナーとして、ソール部分の汚れ落としに使えます。
転がりにくい三角形のデザインで、保管もしやすい点が特徴です。
通常の消しゴムとして、鉛筆にもそのまま使えるというメリットも。
なお、消しゴムタイプのため使用すると、消しカスが出てきます。
デルタ®︎スニケシを使用する際は、玄関先・庭・ベランダなど、消しカスが落ちても問題ない場所でご利用ください。
※ゴム部専用汚れ落としです。皮革や布などの汚れには不適です。
泡の力で靴ふきサッサ

- 水洗いがいらない
- 汚れ落ちまでが簡単でスピーディー
- お出かけ前でもさっとできる
「泡の力で靴ふきサッサ」はもっちりした泡の力で、スニーカーの汚れをしっかり除去します。
プロのクリーニング師も使用する、高性能クリーナーです。
水洗いは不要な泡タイプのクリーナーで、下記の手順でスピーディーに汚れ落としが可能。
- スニーカーの汚れ部分に泡を付ける
- ブラシで軽く擦る
- タオルでふき取る
お出かけ前でも、ささっと汚れを落とせて便利。
忙しくてスニーカーを洗う時間を取れない方にも、おすすめです。
革・合皮・化繊・天然繊維・スエードと、対応可能な素材は幅広いです。
洗浄力・スピード・用途の広さの3つを兼ね備えた、人気のスニーカークリーナーですよ。
コロニル|カーボンクリーニングフォーム

- すすぎ不要のクリーナー
- 少量で広範囲をクリーニング可能
- あらゆる素材(シルク・爬虫類を除く)に使える
コロニルのカーボンクリーニングフォームは、泡タイプの人気のスニーカークリーナー。
1本(125ml)で、1,800円(税抜き)です。
きめ細かい濃密な泡が、スニーカー表面に密着して汚れを浮かすので、しつこい汚れも綺麗に落とします。
伸びの良い高密度泡なので、少量の泡でも広範囲を効率良くクリーニングできます。
人気の秘密は、すすぎ不要の手軽さ。
スニーカークリーナーは水ですすいで乾かさなければならない物が主流ですが、汚れに気づいたらすぐに使える手軽さが嬉しいポイントです
スニーカーだけでなく、バッグ・キャップ・ウェアなどにも使用できます。
スウェードやヌバックなど起毛素材に利用する際は、ブラッシングして毛並を整えると一段上の仕上がりとなりますよ。
メイダイ|shoes SAVON (シューズシャボン) スターターキット

- 水がいらないスニーカー用クリーナー
- 上履き・スウェードパンプスにも使用可能
- 幅広い素材に対応
泡クリーナーと専用ブラシがセットになっている、メイダイのshoes SAVON (シューズシャボン) スターターキット。
価格は2,970円(税込)です。
水のいらないスニーカー用クリーナーは、下記のように幅広い素材に対応しています。
- スウェード
- エナメル
- 本革
- キャンバス
- 合成皮革など
普段履き用スニーカー・おしゃれスニーカー・高級スニーカーまで安心してお手入れできるため、スニーカー好きにも好評の人気商品です。
しっかり汚れを落とせる専用ブラシは、こだわりの馬毛混毛なため大切なスニーカーを傷つけません。
スニーカーだけでなく、上履き・スウェードパンプスのお手入れにも活躍します。
水洗い不要の泡クリーナーなので、天気に左右されずいつでも・素早くスニーカーを綺麗にできます。
スニーカークリーナー・洗剤の選び方
スニーカーを長く美しい状態で保つために、適切なクリーナーや洗剤を選ぶことはとても重要です。
クリーナーや洗剤には多くの種類があり、選び方次第で効果が大きく変わります。
自分のスニーカーにぴったりのクリーナーを見つけるためには、以下のポイントを遵守して選びましょう。
- スニーカーの素材にあわせて選ぶ方法
- クリーナーのタイプにあわせて選ぶ方法
- スニーカーの汚れの度合いにあわせて選ぶ方法
ここでは、スニーカークリーナー・洗剤を選ぶ際に考慮したい3つのポイントについて詳しくご紹介します。
スニーカーの素材にあわせて選ぶ方法
スニーカーの素材に合わせてクリーナーや洗剤を選ぶことが、適切なケアをするための第一歩です。
スニーカーは、以下の素材を主に使用して仕立てられており、それぞれに適したクリーニング方法があります。
- キャンバス
- ナイロン
- レザー
- スエードなど
なお、適さないクリーナーを使うと素材が傷ついたり、色が変わったりする可能性があるため、素材に対応しているかを必ず確認しましょう。
加えて、複数の素材が使われているスニーカーの場合は、主要な素材に対応したクリーナーを選ぶと良いでしょう。
レザー用クリーナー・洗剤の特徴
レザー用クリーナーは、革靴のデリケートな素材を傷めることなく汚れを効果的に落とし、同時に革を保護する役割を果たすクリーナーです。
- 革の表面に付着した汚れや油分を取り除ける
- 防水効果を高める成分配合
- 革本来の艶や柔軟性を保つ成分配合
さらに、革の色味を補って復元する作用を持つものも多く、特に愛用している革靴を長く美しい状態で保ちたい方にとっては重要なアイテムです。
レザー靴のケアには、素材に優しい成分のレザー専用クリーナーを使用するのが理想的です。
スエード用クリーナー・洗剤の特徴
スエード用クリーナーは、繊細で柔らかな毛足を持つスエード素材に特化した製品です。
スエード素材は傷がつきやすく、通常のクリーナーでは毛足を傷める可能性があるため、専用のクリーナーを使うのが最適です。
- 汚れを落としつつ毛足を立て直してくれる
- 繊細な風合いを保ちながら清潔さも保てる
- 色落ち防止剤配合
また、水に弱いスエードに対応し、水分を弾く効果を持つ製品も多く、これにより水シミなどを防げます。
色落ち防止の処方がされているものもあり、スエードの色合いを保ちつつメンテナンスができるため、長く美しく履き続けるためには欠かせないアイテムです。
キャンバス用クリーナー・洗剤の特徴
キャンバス用クリーナーは、スニーカーやカジュアルシューズなどに用いられるキャンバス素材を効果的にケアするためのクリーナーです。
キャンバス素材は汚れが目立ちやすいため、特に頻繁に履く靴には専用クリーナーで定期的なケアを行うのが理想的です。
- 頑固な汚れや泥汚れを効果的に落としてくれる
- 素材の色あせや黄ばみ防止成分配合
また、防臭成分が含まれている製品も多く、履いているうちに発生する臭いを抑えて清潔感を保つことが可能です。
キャンバス靴を長く使いたい方は、専用クリーナーで丁寧にケアしましょう。
オールマイティ用クリーナー・洗剤の特徴
オールマイティ用クリーナーは、革、スエード、キャンバスなど多様な素材に対応できる汎用性の高いクリーナーです。
複数の素材を使用した靴やさまざまな靴を持っている方にとって便利な選択肢です。
- 幅広い素材に対応している
- 価格帯も幅広く、コストパフォーマンスに優れている
使い方も簡単で、軽く拭き取るだけで効果があるものや、スプレータイプでサッと使用できるものもあります。
これにより日常的にケアがしやすく、出先でも気軽に使用できるのが魅力です。
クリーナーのタイプにあわせて選ぶ方法
スニーカーや靴の汚れ落としには、さまざまなタイプのクリーナーが販売されており、汚れの種類やシーンに合わせて選ぶことが重要です。
- シートタイプ
- 液体タイプ
- スプレータイプ
- 固形タイプ
外出先での軽い汚れ落としに適したものから、頑固な汚れにしっかり対応できるものまで、それぞれに適した用途があるため、日常の使用シーンや靴の状態に応じて最適なタイプを選びましょう。
ここでは、それぞれのクリーナーの特徴を詳しく解説します。
シートタイプのクリーナー
シートタイプのクリーナーは、持ち歩きに便利で、必要なときにさっと手軽に使える点が魅力です。
シート自体に洗浄成分が含まれており、外出先や急な汚れに対応するために役立ちます。
たとえば、お出かけ前に気づいた汚れや、突然泥水がかかったときなどにさっと拭き取れるため、汚れが気になるときに素早く使える点がポイントです。
小さなパッケージで持ち運びやすく、旅行先や出張時のカバンに一枚忍ばせておくと便利です。
ただし、洗浄力に限りがあるため、頑固な汚れには向いていません。
あくまで表面の軽い汚れやホコリを拭き取るのに適したタイプです。
液体タイプのクリーナー
液体タイプのクリーナーは、洗浄力が高く、特に頑固な汚れにしっかり対応できるのが特徴です。
水とブラシを使って、靴の隅々までゴシゴシと磨くことで、頑固な汚れや泥汚れもしっかりと落とせます。
また、素材を選ばずに使えるタイプも多いため、革靴やキャンバススニーカーなど、さまざまな靴に対応できるのも魅力です。
ただし、液体を使うため、使用後はしっかりと乾燥させる必要があり、時間がかかります。
時間に余裕があるときに、丁寧にケアを行いたい方に向いています。
一本持っておくと、複数の素材に対応できるため重宝します。
スプレー(泡・キリ)タイプのクリーナー
スプレータイプのクリーナーは、気になる部分にピンポイントで吹きかけるだけで、手軽に使えるのが特徴です。水を使わずにすぐに汚れを落とせるため、忙しいときや急いでいる場面で便利です。
泡状のスプレーは、汚れを浮かせて落とす効果があり、頑固な汚れにも対応できます。
また、霧状のスプレーは全体にまんべんなく噴射できるため、表面の軽い汚れをさっと落とすのに適しています。
持ち運びに便利なサイズも多く、出張や旅行のお供に最適です。使い方も簡単で、初心者にも扱いやすいクリーナーです。
固形タイプのクリーナー
固形タイプのクリーナーは、消しゴムのように使い、細かな部分汚れをしっかりと落とすのに適しています。
特にソール部分や目立つ小さな汚れをピンポイントで取り除くことができ、使いやすさが特徴です。
全体の汚れ落としには不向きですが、気になる部分だけをケアする際には非常に便利です。
また、力を入れてゴシゴシとこすることで、しつこい汚れやシミを効果的に消すことができます。
スニーカーの汚れの度合いにあわせて選ぶ方法
スニーカーの汚れの種類に応じて、最適なクリーナーの成分を選ぶことも重要です。
例えば、泥やほこりの汚れには研磨剤が入ったクリーナーが効果的です。
蒸れや汗による臭いが気になる場合は、抗菌や防臭成分が含まれているクリーナーを選ぶと良いでしょう。
また、染みついた色や黄ばみには漂白成分が含まれたものが適しています。
ただし、強い成分を含むクリーナーは肌荒れを引き起こす場合があるため、肌に優しい成分かどうかも確認しましょう。
スニーカーの汚れ具合や使う頻度に応じて最適な成分を選び、しっかりと汚れを落として美しい状態を保ちましょう。
迷っている場合は「セット商品」でお試し利用してみる
スニーカーのクリーナー選びに迷っているのであれば、「セット商品」をおすすめします。
定番のクリーナーなどが手に入るので、最初の商品選びの手間が省けます。
また、ブラシなどクリーニングに必要なや道具も入っているので、別途揃える必要がありません。
基本的にセット商品はお試し利用にちょど良いサイズで、お手軽な値段のものが多いです。
迷っている方はまずはセット商品を試してみて、実際の使用感やスニーカーとの相性をチェックしてみましょう。
スニーカークリーナー・洗剤を使用する前に気を付けること
靴をきれいに保つためにクリーナーを使うことは効果的ですが、適切な使用方法を守らなければ、靴の素材を傷める原因にもなりかねません。
ここでは、スニーカークリーナーや洗剤を使う際に注意すべき3つのポイントを解説します。
- 説明書を読みこむ
- 目立たない部分で試し塗りしてみる
- 定期的にメンテナンスを行う
これらのポイントを押さえて、安全かつ効果的にケアを行いましょう。
説明書を読みこむ
クリーナーを使用する前には、必ず説明書をしっかりと読み込むことが大切です。
製品によって使用方法や注意点が異なるため、説明書を読むことで靴の素材に合った正しい使い方を確認できます。
特に、クリーナーが対応している靴の素材(レザー、スエード、キャンバスなど)や、適切な使用量、推奨される使用頻度を理解しておくことが重要です。
また、説明書には洗浄後のケア方法や保管方法が記載されている場合も多いです。
これらの情報をもとに、靴を傷めずに効果的なケアが可能となります。
使用前の注意事項をきちんと確認して、靴に最適なケアを行いましょう。
目立たない部分で試し塗りしてみる
初めてのクリーナーを使う際には、必ず靴の目立たない部分で試し塗りをおこないましょう。
靴の素材によっては、クリーナーに含まれる成分に対して変色や変質などの予期せぬ反応を示すことがあるからです。
靴の内側や底の一部など、普段見えにくい場所を選び、少量を塗布して色や質感が変わらないかを確認しましょう。
24時間ほど経過を観察することで、問題なく使用できるか判断できます。
また、自然光の下で色の変化を確認すると、細かい違いも見やすくなります。
このような事前のチェックを行うことで、靴の見た目や素材を守りながら、安心してクリーナーを使用することができます。
定期的にメンテナンスを行う
靴を清潔に保つためには、定期的なメンテナンスが欠かせません。クリーナーを使ったケアを習慣にすることで、靴の美しさや耐久性を長く維持できます。
メンテナンスの頻度は使用状況に応じて、週に1回から月に1回程度が目安です。
また、雨や雪などで靴が汚れやすい日は特に丁寧にケアするよう心がけましょう。
季節の変わり目などにも定期的にメンテナンスを行うことで、靴を常に良い状態をキープできます。
さらに、定期的なケアは、靴の状態を見直し、早めに修理や交換が必要かどうかを確認する良い機会にもなります。
スニーカーの汚れを落とす方法とは?
足元はほこりや泥などで、いつの間にか汚れてしまいがちな場所。
また足先や足の裏は汗をかきやすいため、臭いも気になるところ。
汚れや臭いを落とすためにも、定期的なクリーニングは欠かせません。
スニーカーの汚れを落とす方法を、下記4パターンに分けて解説していきます。
- 洗濯機で丸洗いする
- 自宅で手洗いする
- スニーカークリーナーを使って洗う
- クリーニングに出してプロに任せる
自分にとって取り組みやすそうなものから、実践してしていきましょう。
洗濯機で丸洗いする
スニーカーによっては、洗濯機で丸洗いができます。
手順は下記の通りです。
【手順】
- 靴ひもと中敷きを取り外す
- 靴底の汚れは布である程度ふき取っておく
- 靴用の洗濯ネットに入れる
- 液体洗剤を多めにして、通常モードで洗濯機を回す
- 陰干しする
靴底に小石などが詰まっている場合は、歯ブラシなどを使って取り除いておきましょう。
スニーカーをそのまま洗濯機に入れてしまうと、洗濯機の中が傷つく恐れがあります。
靴用ネットは100均でも購入できるため、事前に準備しておきましょう。
自宅の洗濯機で靴を洗いたくない方は、近所のコインランドリーに行くという手もアリですね。
自宅で手洗いする
自宅で手洗いする場合、下記の手順を参考にしてください。
【手順】
- 靴ひもと中敷きを取り外す
- 洗面器にぬるま湯を張る
- 重曹と洗剤(1:1)を加える
- スニーカーを30分ほどつけ置きする
- スニーカーを取り出し、汚れ部分をブラシで擦り落とす
- 水でよくすすぐ
- 陰干しする
靴底に小石が詰まっていれば、歯ブラシを使って取り除いておきます。
スニーカーの素材・汚れの度合いによっては、スニーカークリーナーを使用すると効率良く綺麗にできますよ。
スニーカークリーナーを使って洗う
素材が特殊なおしゃれスニーカーは、スニーカー専用のクリーナーを使うと良いです。
スニーカー専用クリーナーは、シートタイプ・泡タイプなどさまざまな種類があります。
素材に合うものを選んで、大切なスニーカーのお手入れをしましょう。
おすすめのスニーカークリーナーは上述で紹介しているので、クリーナー選びのヒントにしてください。
クリーニングに出してプロに任せる
自力で落としきれない汚れがついたスニーカーは、クリーニングに出すことも検討してください。
自分でなんとか対処しようと、ゴシゴシ強く擦ってしまったり、洗浄力が強いクリーナーを使いすぎると、大切なスニーカーを傷める原因になる場合が。
スニーカーをクリーニングできる、おすすめのクリーニング店を下記の記事でまとめているので参考にしてください。
まとめ~スニーカーの素材に適したクリーナーを選んで汚れを綺麗に落とそう!~
このページでは、スニーカー用のおすすめクリーナー10選を紹介しました。
スニーカーのクリーナーは、下記のようにさまざまなタイプがあります。
- シートタイプ
- 液体タイプ
- スプレータイプ
- 固形タイプ
目的・用途に合わせて適切なクリーナーを選びましょう。
どれにするべきか悩んでいる方は、お試しセットを購入するのもアリですよ。
ブラシなどスニーカーのクリーニングに必要な道具も、セット商品には含まれています。
自力で汚れを落としきるのが難しい場合や、スニーカーの素材が繊細な場合は、無理せずプロのクリーニングに任せてください。
プロの手で大切なスニーカーを綺麗に仕上げてもらえます。