「カーテンはどれくらいの頻度でクリーニングに出せばいい?」
「クリーニングはいくらくらいかかるもの?」
お部屋に欠かせないカーテン、放置しているとホコリやカビが生えてきてしまいます。
クリーニングに出すべきか迷ってはいませんか?
今回は、カーテンのクリーニング料金の相場や出す頻度を徹底解説。
自宅で洗濯する方法や、日々のお手入れ方法もあわせてご紹介していきますよ。
【今回の記事でわかること】
- カーテンはクリーニングに出すべき?
- カーテンをクリーニングに出す頻度・料金相場は?
- カーテンを自宅で洗濯する方法
- カーテンのお手入れ方法
カーテンはクリーニングに出すべき?

結論からいってしまえば、カーテンはクリーニングに出すべきです。
一見綺麗に見えるかもしれないカーテンには、たくさんの汚れがついています。
カーテンを長く使い続けるためにも、クリーニングに出して、最小限の負担で綺麗にしてあげる必要があります。
定期的にカーテンをクリーニングに出しましょう。
クリーニングに出すべき理由
カーテンをクリーニングに出すべき理由は大きく3つあります。
- 放置するとカビが発生する
- ニオイが染みついている
- 自宅で洗うと生地が傷む
放置するとカビが発生する
カーテンは窓のすぐそばにあるため、高い湿度にさらされ続けています。
そのためカビも発生しやすく、定期的に洗わなければカビが発生してしまいかねません。
カーテンについたホコリは、カビにとっては栄養源。
放置していればカビはどんどん繁殖してしまいます。
ニオイが染みついている
料理やたばこのニオイは、カーテンに染み付いていきます。
日当たりが悪い場所のカーテンだと、雑菌が繁殖して嫌なニオイの原因に。
染みついたニオイは、普通に洗ってもなかなか取れません。
プロであるクリーニング屋さんに頼む必要があります。
自宅で洗うと生地が傷む
カーテンを自宅で洗うと、使う洗剤や漂白剤によっては生地が傷みかねません。
かといって、ただ水洗いをしてもカーテンの汚れは落としきれないというもの。
正しく洗うためにも、自宅ではできない洗い方が出来るクリーニングは必要なのです。
カーテンをクリーニングに出す頻度は?
カーテンをクリーニングに出す頻度は、年に1回でOK。
クリーニングに出し過ぎると、かえって生地に負担がかかりすぎてしまうため出しすぎないようにしましょう。
もちろん、大きな汚れやカビが見つかったらすぐにクリーニングに出すようにしてください。
放置すればするほど、落ちない汚れとなってしまいます。
クリーニングは万能ではありませんから、出来るだけ早めに手を打ってくださいね。
そのカーテン、クリーニングに出せる?
カーテンをクリーニングに出す前に、洗濯表示を確認しておきましょう。
もしかすると、クリーニングできないカーテンである可能性があります。
ドライクリーニングできるかどうか

ドライクリーニングのマークがついていれば、クリーニングに出すことができます。
マルにバツ印がついている場合は、事前にクリーニング店に相談しておきましょう。
水洗いできるかどうか

桶に数字や手のマークがあれば、水洗いが出来る証拠です。
自宅で洗うこともできますが、カビなどが発生しているカーテンはクリーニングに出しましょう。
カーテンクリーニングの料金相場は?

カーテンのクリーニングはいくらで出来るのでしょうか。
店舗によって、クリーニング料金は異なります。
相場を知るために、まずは各社の料金を見ていきましょう。
業者名 | カーテンの料金 |
---|---|
リナビス | 1枚:6,600円 |
白洋舎 | ドレープカーテン裏地なし(㎡):495円~ ドレープカーテン裏地付き(㎡):660円~ レース・ケースメント(㎡):495円~ ローマンシェード(㎡):660円~ |
クリコム | 丈+横幅=~180㎝:1,100円 丈+横幅=~330㎝:3,300円 丈+横幅=~370㎝:4,400円 丈+横幅=~410㎝:5,500円 |
ヤマトヤクリーニング | ドレープカーテン:2,900円~ レースカーテン:1,900円~ |
カーテンのクリーニング料金は、相場3,000円前後です。
サイズや素材によって料金は異なるため一概には言えませんが、数千円で収まる料金だといえます。
クリーニングに出すときは、きちんと見積もりをしてもらいましょう。
とはいえ、カーテンは基本的には複数枚クリーニングしなくてはなりません。
思っているよりお金がかかる点に注意してくださいね。
カーテンのクリーニングにかかる日数
カーテンのクリーニングには、早くても10日前後かかります。
クリーニングしている間は、当然カーテンがなくて不便になってしまうもの。
お店によっては紙カーテンを用意しているところもありますから、忘れず利用するようにしましょう。
店舗によっては、その日のうちにクリーニングしてくれることもあります。
カーテンを自宅で洗濯する方法
【用意するもの】
- 綺麗な浴槽
- おしゃれ着用洗剤
- 洗濯用ネット
【手順】
- 浴槽にぬるま湯を張って、洗剤を溶かす
- カーテンを入れて優しく押し洗い
- よくすすぐ
- 洗濯用ネットに入れて、30秒程度脱水
- 干す
カーテンを手洗いする場合は、浴槽に38℃程度のぬるま湯を張りましょう。
生地が傷まないよう、優しく押し洗いをしてください。
また洗剤は刺激の少ないおしゃれ着用洗剤がオススメ。
脱水もしすぎてしまうと、生地が傷む原因となるため注意してください。
洗濯機でも洗える
洗濯表示をチェックして問題がなければ、カーテンを洗濯機で洗うのもOK。
洗濯用ネットに入れて、弱水流のモードで洗濯しましょう。
カーテンはくしゃくしゃに入れるのではなく、蛇腹状に折りたたんで入れてください。
また一度に洗おうとせず、洗濯機がパンパンにならないようにしましょう。
カーテンのお手入れ方法

カーテンは洗うたびに、生地は摩耗し傷んでしまいます。
少しでもクリーニングや洗濯の回数を減らすためにも、日ごろからお手入れを欠かさずしておきましょう。
カーテンのお手入れ方法は以下の通りです。
- 換気する
- カーテンを掃除機で吸う
- カーテンレールを掃除する
換気する
カーテンは湿気にさらされ続けると、カビが発生してしまいます。
湿気をためないためにも、定期的に換気をするようにしましょう。
またカーテンは閉めたまま・開けたままにするのも、ホコリがたまってしまうためよくありません。
カーテンは定期的に開け閉めをしましょう。
カーテンを掃除機で吸う
カーテンにはホコリがたまっていきますから、掃除機でたまに吸ってあげましょう。
もちろん吸引力が強すぎると、カーテンを傷つけてしまいます。
ブラシタイプの掃除機であれば、少ない負担でホコリを取れます。
デリケートな素材のカーテンには、掃除機を使わないようにしてくださいね。
カーテンレールを掃除する
カーテンレールはホコリがたまりやすい場所です。
放っておけばすぐに汚れがたまり、それがカーテンにも付着してしまうことに。
カーテンレールはハンディモップ等で定期的にお掃除してあげてください。
掃除をした後は、アルコール除菌スプレーをかけるとカビ防止になりますよ。
カーテンのクリーニング中に窓を掃除しよう!
カーテンをクリーニングに出している間は、窓周りを大掃除するチャンス。
窓や窓のサンなど、徹底的にお掃除してしまいましょう。
カーテンがクリーニングされてきた後に、窓も一緒に綺麗にしておけると気持ちが良いですね。
また窓の汚れはカーテンの汚れにもつながります。
定期的に掃除をするようにしましょう。
まとめ~カーテンのクリーニングは年1回~

今回の内容をまとめると下記の通りです。
- カーテンはクリーニングに出すべき
- クリーニングに出す頻度は年に1回
- 大きな汚れやカビが見つかったらすぐにクリーニング
- クリーニングに出す前に洗濯表示を確認
- カーテンのクリーニング料金は相場3,000円前後
- クリーニングには早くても10日前後かかる
- カーテンによっては自宅で洗濯可能
- 日ごろからカーテンをお手入れしておこう
カーテンは定期的にクリーニングしなければ、カビが生えてきてしまいます。
一度生えたカビを落とすことは難しいもの。
それが長年放置したものであればなおさらです。
手遅れになる前に、必ずクリーニングに出してくださいね。