「ダウンはクリーニングすべきなの?」
「クリーニングって高くないの?」
なかなか自宅で洗えないダウン、きちんとクリーニングしていますか?
ダウンの中の羽毛がヘタってしまうと、保温能力が下がってしまいます。
クリーニングはお金がかかるからとダウンをほったらかしにせず、きちんと綺麗にしてあげるべきです。
今回はダウンクリーニングの料金相場、クリーニングすべき頻度をご紹介。
家で洗う方法や、日々のお手入れ・保管方法も詳しく解説していきますよ。
【今回の記事でわかること】
- ダウンジャケットのクリーニング料金の相場は?
- ダウンをクリーニングする頻度は?
- ダウンを家で洗う方法
- ダウンのお手入れ・保管方法
ダウンジャケットはクリーニングする必要がない?
ダウンジャケットはクリーニングする必要があるのでしょうか?
ダウンジャケットはクリーニング料金が高いですし、自宅で洗濯ができるので、目立つ汚れが無ければクリーニングに出す必要はないと感じる人も多いと思います。
しかし、表面上は汚れていないように見えるダウンジャケットでも、内部の綿に見えない汗や皮脂の汚れが蓄積しており、放置するとカビや変色などのトラブルにつながってしまいます。
ダウンジャケットは、年に一回衣替えで仕舞う前か着用前にはクリーニングに出すようにしましょう。
ダウンをクリーニングするメリット・デメリット
ダウジャケットをクリーニングに出すメリット・デメリットについてご紹介します!
クリーニングサービスを利用するか迷った際は参考にしてください。
メリット
ダウンジャケットをクリーニングに出すメリットは以下の通りです。
- ダウンのボリュームを保ち、長持ちさせられる
- シミやカビを防げる
- 素材に合ったクリーニングをしてもらえる
- 自宅で洗濯する手間や時間を省ける
ダウンジャケットはクリーニングに出すことで、素材を傷めずに内部の綿も洗ってもらえるので、シミやカビを防げます。
また、ダウンジャケットをクリーニングに出すことで、ふわふわのボリュームを保てます。
このダウンのふくらみによって保温性が保たれるため、ダウンを長く使いたい方は積極的にクリーニングサービスを活用しましょう。
デメリット
ダウンジャケットをクリーニングに出すデメリットは以下の通りです。
- 失敗される可能性がある
- お金がかかる
- 高級ダウンだと対応してもらえない可能性がある
ダウンジャケットをクリーニングに出す際に、ダウンジャケット専用ではなく通常のクリーニングをしてしまうと、ダウンがしぼんでしまったり型崩れしたりしてしまいます。
特に高級ダウンは素材が繊細なので、高度なクリーニングの技術が必要となります。
このような失敗を防ぐために、ダウンをクリーニングに出す際は実績があり素材に合わせた正しいクリーニングサービスを提供している業者を選びましょう。
ダウンジャケットのクリーニング料金の相場は?

ダウンジャケットが汚れてしまった時、自分で洗うには勇気がいりますよね。
困った時にはクリーニングを頼りにしましょう。
とはいっても料金がいくらかかるのかは気になるところ。
宅配クリーニングにおける、ダウンジャケットの料金をまとめると下記の通りです。
業者名 | ダウンジャケットの料金 |
---|---|
リネット | 2,508円~ |
キレイナ | 8,800円~ |
白洋舎 | 2,530円~(集配サービス) |
ネクシー | 2,950円~ |
ダウンジャケットのクリーニング料金の相場は、3,000円くらいです。
高級なものであれば、6,000~8,000円程度になります。
種類別のダウンクリーニング料金相場
ダウンにもジャケットやコート、ベストなどさまざまな種類がありますよね。
それぞれの種類に料金相場を表にまとめました。
種類 | 料金相場 |
---|---|
ダウンジャケット | 2,000円~3,000円 |
コート | 2,500円~3,500円 |
ベスト | 1,500円~2,000円 |
ブランド品であれば、10,000円を超えてくることもあります。
またファーなどの付属品によってはさらに追加料金が発生することも。
仕上がりにこだわりたい方は、撥水加工や防汚加工といったオプションも必要になるでしょう。
ダウンをクリーニングする頻度は?

ダウンジャケットはどれくらいの頻度でクリーニングすればよいのでしょうか?
メーカーや素材によって変わってはきますが、基本的には「1シーズンに1回」を目安にしましょう。
シーズンが終わると同時にクリーニングに出すのです。
着たのにも関わらず、長時間放置してしまえばカビが発生する原因となります。
出し忘れないようにしましょう。
大きく汚れたらすぐクリーニングへ
飲み物や食べ物をこぼしてダウンが汚れてしまった時は、速やかにクリーニングに出しましょう。
汚れは時間が経てば経つほど落ちにくくなっていきます。
消えないシミとなる前に、早めに対処しましょう。
また着る頻度が高い場合は、汚れたなと感じたらクリーニングしてあげることも大切です。
ダウンのクリーニングサービスを選ぶポイントをチェック!
ダウンのクリーニングサービスを選ぶポイントは以下の通りです。
- 技術や知識が十分か
- オプションがニーズに合っているか
- 仕上がりまでの日数
- 口コミや評判
それぞれについて詳しく説明します!
技術や知識が十分か
ダウンは繊細な素材なので、技術や知識、経験が少ないクリーニング業者だと依頼を断られたり、クリーニングを失敗されたりする可能性があります。
クリーニングの専門コースがある業者やダウンの取り扱いの実績が豊富なクリーニング業者であれば、1点1点丁寧に扱ってくれるので、安心してクリーニングにだせます。
また、技術や知識が豊富な業者には、ブランドごとに適した洗濯方法で対応してくれることもあります。
クリーニング業者を選ぶ際には料金の安さだけではなく技術の高さや知識・経験の量も確認しましょう。
オプションがニーズに合っているか
ダウンジャケットのクリーニングでつけられるオプションには、以下のようなものがあります。
- 撥水加工
- 防カビ・防虫加工
- 染み抜き
- 消臭加工
- 保管サービス
オプションは有料で提供されていることが多いので、料金が想定よりかかってしまった、、、ということにならないように、自分に必要なオプションを厳選しましょう。
仕上がりまでの日数
ダウンジャケットのクリーニングにかかる日数は、店舗型のクリーニングだと1週間前後、宅配クリーニングだと2週間前後です。
ダウンクリーニングはクリーニング方法が特殊だったり中身まで洗う必要があったりするため、一般的な衣類の洗濯よりも日数がかかります。
シーズンオフ中のクリーニングで急いでいない場合は宅配クリーニング、できるだけ早く手元に欲しい方は店舗型のクリーニングサービスを活用しましょう。
口コミや評判
ダウンクリーニングでトラブルを未然に防ぐためにも、事前にクリーニング店の口コミや評判をチェックしておくことは大切です。
今は手軽にSNSなどインターネット上で情報が手に入ります。
すべての情報を鵜呑みにしてしまうのは危険ですが、メリット・デメリットなどを精査したうえで自分が納得できるところを選びましょう。
キャンセル規定や再仕上げの対応期間などもあわせてチェックしておくと、万一のトラブルに備えられて安心です。
ダウンをクリーニングに出す前に確認するポイント
ダウンをクリーニングに出す前に確認するポイントは以下の通りです。
- ダウンの素材
- ダウンの状態
それぞれについて詳しく説明します!
ダウンの素材を確認
ダウンクリーニングの専門コースがある業者や、ダウンジャケットを取り扱った実績が豊富な業者でも、素材によってはクリーニングを対応していないことがあります。
ダウンの素材は主に以下の2種類。
- 合成ダウン
- 天然ダウン
合成ダウンは人工的に作られたダウンで、天然ダウンよりも耐久性がありますが、保温性はやや劣ります。
一方、天然ダウンは鳥の羽から取られ、保温性が高いのが特徴です。
クリーニングに出したいダウンの素材を事前に把握しておくと、業者選びがスムーズにすすみます。
また、革が使われていたり飾りがついていたりする商品は扱いが難しいので断られることが多いです。
ダウンの状態を確認
ダウンの状態で確認してほしいのは以下の4点です。
あまりにも状態が悪いものだとクリーニングを断られるケースがあるので注意してください。
- ポケットの中身が空になっているか
- ボタンがついているか、かけたり剥げたりしていないか
- 破れやほつれがあるか
- 汚れやシミがあるか
クリーニングに出す前にこれらの点を確認していないと、クリーニング中の損傷なのかわからず、クリーニング業者とのトラブルにつながります。
クリーニング業者の方でもクリーニング前に調べてくれますが、自分でも事前にチェックしてクリーニングに出す際に伝えましょう。
ダウンを家で洗う方法
【用意するもの】
- ダウン専用洗剤
- 洗面器
- ぬるま湯
- 乾いたタオル
【手順】
- ダウンのボタンやファスナーを閉めてたたむ
- 洗面器にぬるま湯を張り、専用洗剤を溶かす
- ダウンを入れて優しく押し洗い
- よくすすぐ
- タオルで挟むようにして水分を取る
- 陰干し
ダウンを自宅で洗う場合は、洗濯機ではなく手洗いがオススメ。
極力ダウンに負担をかけないように優しく洗ってあげましょう。
38℃程度のぬるま湯と、専用洗剤を用意してください。
また絞るのではなく、乾いたタオルで水気をふき取ります。
干す場合は、ハンガーにかけるのではなく平干しをすると型崩れが起きにくいですよ。
ダウン専用洗剤
ダウンを家で洗いたいのであれば、専用洗剤は必須です。
通常の洗剤を使ってしまうと、ダウンの羽毛にダメージがいき状態が悪くなってしまいます。
おしゃれ着用ではなく、ダウン専用の洗剤を使ってあげましょう。
ダウンクリーナーはモンベルの商品が人気ですよ。
洗濯表示は要チェック

ダウンを洗う前に、洗濯表示はチェックしておきましょう。
そもそも家で洗うことができるかどうかは重要なポイント。
桶に×マークがついている場合は、家で洗わないことをオススメします。
洗えないダウンは、プロであるクリーニング屋さんに任せてくださいね。
ダウンのお手入れ・保管方法
そこまで着ていないから、クリーニングに出すほどではないダウン…。
家で簡単にお手入れしてあげましょう。
また家での保管方法も、ダウンを長持ちさせられるかどうかを左右します。
正しい保管方法を知っておきましょう。
ダウンの簡単お手入れ方法
【用意するもの】
- タオル
- おしゃれ着用洗剤
【手順】
- タオルを一度濡らし、固く絞る
- おしゃれ着用洗剤をタオルに少し垂らす
- ダウンの汚れ部分をタオルで叩くように拭き取る
- タオルをよくすすぎ、ダウンを水拭きする
- ダウンを陰干しする
ダウンの表面を綺麗にするつもりで、タオルで拭き取ってあげましょう。
ダウンの中の羽毛を濡らさないようにするのがコツです。
クリーニングと比べればあくまでも簡易的ですが、何もしないよりはマシです。
定期的にケアをしてあげれば、クリーニング出す頻度も抑えられますよ。
カビの原因と対策
ダウンジャケットは使わない期間が長いので、カビが発生したまま放置してしまう可能性があります。
ダウンジャケットにカビが発生する原因として、保管場所が高温多湿で汚れていることや、ダウンに汚れが付着したまま保管してしまっていたことがあげられます。
ダウンジャケットにカビを取る場合、比較的除去が簡単な「白カビ」であれば消毒用エタノールで対応できますが、繊維に根を張るタイプの「黒カビ」の場合、プロでも苦労するほど除去が難しいので、クリーニングに出すことをおすすめします。
また、ダウンジャケットにカビを発生させないための対策として、以下の4つがあげられます。
- ダウンジャケットは仕舞う前によく乾燥させる
- ダウンジャケットに付着した汚れは仕舞う前に落とす
- 保管場所の空気を定期的に入れ替えて湿度を下げる
- 保管場所を定期的に掃除する
お気に入りのダウンジャケットがカビだらけで着れなくなった、、なんてことにならないよう、しっかり対策をしておきましょう。
ダウンの正しい保管方法
ダウンをクローゼットで保管するときは、除湿剤と防虫剤を忘れず置いておきましょう。
ダウンの羽毛は動物性たんぱく質ですから、虫食いが起こることもあります。
また狭いスペースに無理やり入れてしまうと、中の羽毛がつぶれて型崩れが起きてしまいます。
余裕をもった状態で保管しておくようにしましょう。
クローゼットは定期的に換気してあげると、湿気がたまらずカビも発生しにくくなりますよ。
またクリーニングのし過ぎも禁物です。
1シーズンに1回を守りましょう。
ダウンは宅配クリーニングへ!
ダウンはクリーニングで定期的に綺麗にしてあげましょう。
なかでも宅配クリーニングは、家にいながら利用できるのでとても便利です。
わざわざお店まで足を運ぶ必要がありませんし、自分の空き時間を有効活用できますよ。
- リネット
- リナビス
- サマリーポケット
リネット

最低料金 | 484円(税込)/1点 |
---|---|
最短仕上げ日数 | 最短2日 |
保管サービス | 最大8ヶ月 |
送料 | 1万円以上で無料 |
パック・単品 | どちらも可 |
再仕上げサービス | お届け日から7日以内 |
対応エリア | 全国 |
発送方法 | 自宅集荷・コンビニ発送 |
支払い方法 | クレジットカード・代金引換 |
\プレミアム会員なら初回送料無料!/
リネット公式サイトはコチラ
リネットは、仕上がりのスピーディーさと料金のお得さが魅力的な宅配クリーニングです。
宅配クリーニングの中でもトップの人気を誇り、その実力は折り紙付き。
プレミアム会員になればさらにお得になりますから、ダウンに限らず他の衣類のクリーニングも任せましょう。
単品から頼めますから、クリーニングしたい衣類を貯めておく必要もありません。
リナビス

最低料金 | 7,590円(税込)/3点 |
---|---|
最短仕上げ日数 | 最短5日 |
保管サービス | 最大12ヶ月 |
送料 | 無料 |
パック・単品 | パックのみ |
再仕上げサービス | 到着後1週間以内 |
対応エリア | 全国 |
発送方法 | 自宅集荷・コンビニ |
支払い方法 | クレジットカード・代金引換・後払い決済(NP後払い) |
\最大12か月無料保管!/
リナビス公式サイトはコチラ
リナビスはクリーニング歴40年の熟練職人が丁寧にクリーニングを行います。
そのため高級なブランドもののダウンジャケットでも、安心して任せることができます。
また、いくつかの衣類をまとめてだすことでオプションが利用できるようになるので、衣類をまとめて出したい方におすすめです。
サマリーポケット

クリーニング最低料金 | 990円(税込)/1点 |
---|---|
最短仕上げ日数 | 最短2週間 |
保管サービス | 月額275〜605円 |
送料 | 取り出し時に発生 |
パック・単品 | 単品のみ |
再仕上げサービス | なし |
対応エリア | 全国 |
発送方法 | 自宅集荷・コンビニ発送 |
支払い方法 | クレジットカード・口座振替 |
\他店より最大60%OFF!/
サマリーポケット公式サイトはコチラ
サマリーポケットはダウンジャケットをシーズンオフ時に保管してほしい方におすすめです。
月額制の保管サービスにクリーニングオプションを追加することで、綺麗に表れた状態で保管することができます。
また、ブランド品を除き服のクリーニングを一律990円で対応しているので一般的な衣類より割高なダウンジャケットをクリーニングに出すのにぴったりです!
まとめ~ダウンは1シーズンに1回クリーニング~

今回の内容をまとめると下記の通りです。
- ダウンジャケットのクリーニング料金の相場は3,000円くらい
- クリーニング頻度は「1シーズンに1回」
- 大きく汚れたらすぐクリーニングへ
- 自宅で洗うならダウン専用洗剤で押し洗い
- 家でお手入れをしてあげる
- 保管にもこだわる
ダウンクリーニングは、1シーズンに1回欠かさずやりましょう。
長く着続けるためにも、湿気や虫食いに気をつけつつ保管しておく必要があります。
宅配クリーニングには保管のサービスもありますから、着ない時期は預けておくのも1つの手です。
自分にあったクリーニング屋さんを探してみてくださいね。