「革ジャンにできたカビは、クリーニングで落とせる?」
「自宅で革ジャンのカビを落とす方法ってある?」
「久しぶりに着ようと思ったら、革ジャンが白カビだらけだった!どうしたら良い?」
扱いが難しいといわれる革ジャンは、普段のお手入れをさぼるとあっという間にカビができてしまいます。
しかし軽度・少量のカビであれば、自宅で簡単に落とせます。
このページでは革ジャンにできてしまったカビの、簡単な落とし方を紹介していきますよ。
革ジャンのカビを予防する方法もあわせて紹介するので、お手入れ方法を見直してみてください。
重度で根深いカビは、クリーニングに出してプロに任せないと完全に落とすのは難しいです。
記事後半では革ジャンのカビ取りに強い宅配クリーニングを紹介しているので、クリーニング選びの参考にしてください!
【この記事で分かること】
- 革ジャンにカビができる原因
- 自宅で革ジャンのカビを落とす方法
- 革ジャンのカビを予防する方法
- 革ジャンのカビ取りに強い宅配クリーニング3選
革ジャンにカビができる原因

カビができやすい革ジャンですが、そもそもなぜカビができるのか原因をご存知ですか?
まずはカビができる原因を把握して、正しいお手入れ・保管方法に役立てましょう!
革ジャンにカビができる主な原因は、下記の3つですよ。
- 湿度が高い環境
- 汚れはカビの栄養源
- 保管方法がNG
湿度が高い環境
革ジャンにできるカビは、基本的に湿度が原因です。
一般的に「カビができやすい」「お手入れが難しい」といわれる革ジャンは、ファッション上級者が持っているイメージが強い人も多いでしょう。
そもそも革製品は通気性が悪い素材のため、カビが繁殖しやすいので適切なお手入れが欠かせません。
革ジャンを収納しているクローゼットは、定期的に換気して湿気をためないようにしましょう!
服同士も詰め込みすぎないよう、適度に距離をあけて風通しが良い状態を保ってください。
汚れはカビの栄養源
実は湿度だけではなく、汚れも革ジャンのカビの大きな原因の一つです。
汚れが付着したまま収納してしまうことで、カビが繁殖しやすい環境ができてしまいます。
食べこぼし・飲みこぼしはもちろん、ほこりも汚れの一種です。
そのほか下記の汚れが、カビの栄養源となり繁殖していきます。
- 皮脂の汚れ
- 汗
- 革用クリーム
お手入れに使っている人も多い革用クリーム。
実は塗りすぎてしまうと、クリームの油分がカビの栄養源になる場合が…!
お手入れ目的で革用クリームを使用する際は、薄く伸ばすような塗り方を意識してください。
保管方法がNG
大切にしようと思ったばかりに、保管方法を間違えてしまっている人は少なくありません。
下記の方法で保管してしまっていないか、チェックしてみてください。
- ビニールカバーをしたまま収納している
- プラスチックの衣装ケースに保管している
クリーニングから戻ってきた時についているビニールカバーを外さないまま、クローゼットに収納するのはNGですよ!
プラスチックの衣装ケースも避けましょう。
どちらも通気性が悪く、湿気がたまる原因になるからです。
そのほか革ジャンのカビを予防する方法を後述で解説しているので、要チェックですよ。
革ジャンを大切にしたい人は、まずは適切な知識・やり方を押さえておきましょう。
自宅で革ジャンのカビを落とすクリーニング方法

軽度のカビであれば、自宅でもカビ取りができます。
下記の通り、自宅にあるアイテムでカビ取りする方法を紹介していきますね。
- 革用ブラシで落とす
- 革専用クリーナーで落とす
- アルコールで落とす
- 重曹水で落とす
カビができてしまったからといって、着るのを諦める必要はありませんよ!
まずは自力で大切な革ジャンを綺麗にしてみましょう!
①革用ブラシで落とす
軽度なカビであれば、革用ブラシで落とせます。
革用ブラシが自宅にない場合は、乾いた布(ウィス)または毛先の柔らかい使用済み歯ブラシでも代用可能。
下記の手順を参考に、革用ブラシでカビを落としましょう。
【手順】
- 革用ブラシでカビを落とす
- 布を水で濡らし、固く絞る
- カビの部分を布で優しくふき取る
- 陰干しする
なお水拭きすると色つやが落ちたり、シミが残るリスクがあることは覚えておきましょう。
②革専用クリーナーで落とす
革ジャン自体を傷めないよう、革専用クリーナーでカビ取りする方法があります。
革用ブラシでカビを落とせなかった場合、下記の手順を試してみてください。
【手順】
- 革専用クリーナーを乾いた布につける
- カビの部分をやさしくふき取る
- カビが取れるまで、①②を数回繰り返す
- 陰干しする
- 革用クリームを塗る
陰干しでしっかり乾燥させたら、ミンクオイルなど革用クリームを塗って栄養補給しましょう。
ただし、クリームの塗りすぎはカビの再発原因となります。
薄く伸ばすように塗りましょう!
③アルコールで落とす
革専用クリーナーを持っていない場合、アルコールで代用できます。
アルコール除菌スプレーを、カビ部分に吹きかけタオルでふき取るだけです。
ただし革専用のアイテムではないので、変色やシミの原因になる恐れがありますよ。
④重曹水で落とす
革ジャンのカビは、重曹でも落とせます。
専用のブラシやクリーナーが必要ないので、誰でも試しやすいですね。
アルカリ性の重曹を使えば、カビ取り・皮脂汚れ落とし・臭い取り効果に期待できますよ。
重曹で落とす方法は、下記手順を参考にしてください。
【手順】
- ぬるま湯100mlに小さじ1杯の重曹を入れて、重曹水を作る
- 重曹水をつけたタオルで、カビ部分を優しくふき取る
- 新しいキレイなタオルで重曹水をふき取る
- 陰干しする
- 革用クリームを塗る
タオルでふき取るだけではカビが落ちない場合、歯ブラシに重曹水を付けてカビ取りをしましょう。
ただし強くこすらないよう気を付けてくださいね。
自力で落とすのが難しい革ジャンのカビはプロに任せよう!

広範囲に広がったカビや繊維の奥まで根付いてしまったカビを、自力で落としきるのは難しいです。
自力では落としきれない革ジャンのカビは、クリーニングのプロに任せてしまいましょう!
プロの手でカビを根こそぎ落とすだけでなく、再発防止の加工もしてもらえます。
革ジャンのカビができにくくなると助かりますね。
クリーニングに出すときは、下記のメニューを選ぶようにすると良いですよ。
【クリーニングメニュー】
- カビ落とし(シミ抜き)
- 撥水加工
- リカラー(補色)
革ジャンをクリーニングに出す頻度は、下記を目安にしましょう。
- 毎日(頻繁)に着用する人・・・2年に1回
- あまり着用しない人・・・4~5年に1回
ただし革ジャンの汚れがひどい時などは、すぐクリーニングに出すようにしてくださいね。
革ジャンのカビ発生を予防する方法5選

革ジャンはとても繊細でお手入れが難しいです。
実は間違った方法でお手入れしてしまい、カビを発生させてしまった人もいるでしょう。
まずは正しい知識を持って、適切な方法で革ジャンをお手入れすることが大事ですよ。
きちんとお手入れすることで、カビを防ぐだけでなく劣化や色落ちなども予防できます。
下記の予防策を実践して、大切な革ジャンを自分好みに育てていってください!
- 着用後すぐにクローゼットに収納しない
- 定期的にクローゼットを開けて換気する
- ビニールカバーを外して保管する
- 普段来ていない革ジャンも定期的にお手入れする
- 消臭スプレーを使用しない
①着用後すぐにクローゼットに収納しない
着用後は体温や汗で、革ジャンに湿気が籠もっている状態です。
この状態のまま、クローゼットに収納するのはNGですよ!
必ず汚れをふき取り、陰干しで風を通してから収納してください。
直接肌が触れる箇所(首回りや袖など)は、水に濡らしてから硬くしぼったタオルでふき取るようにしましょう。
②定期的にクローゼットを開けて換気する
上述の解説にある通り、湿気はカビの原因になります。
クローゼットなどの収納スペースは、定期的な換気が必要です。
特に湿度が高い梅雨時は要注意!
部屋で加湿器を使用している人は、積極的に換気するようにしましょうね。
③ビニールカバーを外して保管する
ビニールカバーを付けたまま革ジャンを収納するのは、やめましょう!
ビニールは通気性が悪いため、湿気がたまりやすいです。
特にクリーニングからビニールカバーがかかった状態で戻ってきた際は、必ずカバーを外して保管するように注意してください。
なお、プラスチック製の衣装ケースも通気性が悪いのでNGですよ!
④普段来ていない革ジャンも定期的にお手入れする
最低年に1回を目安に、革ジャンをお手入れしましょう。
衣替えのタイミングでは、下記の手順を意識してくださいね。
- 収納前に汚れを落とす
- 革用クリームを塗る
- クローゼットに収納する
普段来ていない革ジャンも、定期的なお手入れでカビ予防ができますよ。
⑤消臭スプレーを使用しない
日常的に消臭スプレーを使用している人は、革ジャンには吹きかけないよう気をつけてください。
革製品は、消臭スプレーが使用不可の場合が多いんです。
臭いが気になって消臭スプレーをかけると、その部分だけ変色したりシミになるリスクがあります。
なるべくクリーニングに出して、綺麗に仕上げてもらいましょう。
「どうしても今日着たい!でも臭いが気になる!」という人は、変色やシミが目立たないジャケットの裏生地にかけてください。
革ジャンのカビに強い宅配クリーニング3選
革ジャンのカビに悩んでいる人は、宅配クリーニングの利用をおすすめします。
宅配クリーニングならやり取りが自宅完結なので、仕事で忙しくて店舗の営業に間に合わない人も、時間を気にせず利用できますよ。
また革ジャンのカビ取りが得意なクリーニング店まで、わざわざ足を運ぶ必要もありません!
革ジャンのカビ取りに強い宅配クリーニングでスピード・品質・料金を徹底比較し、厳選した下記の3社を紹介します。
- リネット
- リナビス
- クリコム
宅配クリーニングを活用して、気楽に革ジャンを綺麗にしていきましょう。
リネット

最低料金 | 484円(税込)/1点 |
---|---|
最短仕上げ日数 | 最短2日 |
保管サービス | 最大8ヶ月 |
送料 | 8,800円以上で無料 |
パック・単品 | どちらも可 |
再仕上げサービス | お届け日から30日以内 |
対応エリア | 全国 |
発送方法 | 自宅集荷・コンビニ発送 |
支払い方法 | クレジットカード・代金引換 |
\10点以上で初回最大40%OFF!/
リネット公式サイトはコチラ
革ジャンのカビ取りは、リネットがおすすめです。
リネットであれば、自宅にいたままクリーニングが完結!
注文~お届けまでの最短日数は、たったの2日!
業界トップレベルのスピードが強みで、お急ぎの人でも安心して利用できます。
リネットでは革ジャンのカビ落とし以外にも、撥水加工で再発予防が可能。
大切な革ジャンのカビ取りやお手入れは、1点注文・まとめ出しのどちらもOKで利便性抜群のリネットに任せましょう!
リナビス
最低料金 | 7,524円(税込)/3点 |
---|---|
最短仕上げ日数 | 最短5日 |
保管サービス | 最大12ヶ月 |
送料 | 無料 |
パック・単品 | パックのみ |
再仕上げサービス | 到着後1週間以内 |
対応エリア | 全国 |
発送方法 | 自宅集荷・コンビニ |
支払い方法 | クレジットカード・代金引換・後払い決済(NP後払い) |
\最大12か月無料保管!/
リナビス公式サイトはコチラ
クオリティが気になる人は、ベテラン職人による手仕上げで確実にカビを落とすリナビスが人気ですよ。
リナビスではカビ取りだけでなく、撥水加工・リカラーにも対応。
ベテラン職人の腕で、革ジャンの風合いも綺麗に蘇りますよ!
最大12ヵ月まで無料の保管サービスを実施しているので、衣替えのタイミングでまとめてクリーニングに出してそのまま次のシーズンまで預けておくのもアリ。
自宅で保管するよりも、防虫防カビ対策はばっちりなので安心です。
クリコム

出典:https://cl-takuhai.com/
最低料金 | 330円(税込)/1点 |
---|---|
最短仕上げ日数 | 最短5日 |
保管サービス | – |
送料 | 4,400円以上で無料 |
パック・単品 | 単体のみ |
再仕上げサービス | – |
対応エリア | 全国 |
発送方法 | 自宅集荷・コンビニ発送 |
支払い方法 | クレジットカード・代引き決済 |
クリコムも革ジャンのカビ取りが得意な宅配クリーニングですよ。
リーズナブルな価格ながら、高クオリティなカビ取りをしてくれます!
どこにしようか迷っている人は、割安で高品質なクリコムがおすすめ!
カビ取りに特化したクリコムでは、根深いカビ取りも対応可能です。
他店では革ジャンのカビ取りを断られた経験がある人も、諦めて捨ててしまう前にクリコムに任せてみてください!
革ジャンのカビに関するよくある質問
革ジャンのカビに関して、よくある質問をまとめました。
気になる質問をチェックして、疑問点は事前に解消しておきましょう!
- 革ジャンについたカビの落とし方とは?
- なぜ革ジャンにカビが生えるの?
- 宅配クリーニングはどうやって選べば良い?
軽微なカビであれば、自宅にあるアイテムで簡単に落とせます。
革専用のブラシ・クリーナー・アルコール・重曹のいずれかを使用しますよ。
カビの範囲・程度に合わせて、適切な方法を選びましょう。
詳しいカビの落とし方は、革ジャンのカビ取り方法を参考にしてください。
革ジャンのカビの原因は、「湿気」「栄養源」「間違った保管方法」の3つです。
決して安くはない革ジャン。
大切にお手入れしているつもりが、間違ったやり方でカビを繁殖させてしまっている可能性も…。
革ジャンのカビの原因を理解して、適切な方法でお手入れしましょう。
革ジャンのお手入れのやり方をチェックして、大切な革ジャンを自分好みに育ててください。
革ジャンのカビ取りに強い宅配クリーニングを選びましょう。
おすすめは下記の3社です。
- リネット
- リナビス
- クリコム
そのほか利便性・料金なども比較し、長く愛用できるところを見つけてください。
まとめ~革ジャンのカビは自力で落とせなければクリーニングに出そう~
革ジャンのカビは、軽度なものは自宅で落とせます。
下記のアイテムがあれば、上述の手順を参考にしてカビ取りを実践してみてください。
- 革用ブラシ
- 革専用クリーナー
- アルコール
- 重曹
自力で落としきれないカビは、プロにクリーニングを任せましょう!
プロの手で綺麗にカビ取りをしてくれるほか、再発予防もしてもらえますよ。
お気に入りの革ジャンを長く着るためにも、まめにお手入れして大切に育てていってください。