保育園で布おむつが指定されていたり、節約や慣れてもらうために布おむつにしている方は多いのではないでしょうか?
そこで悩むのが布おむつの洗い方ですよね。
赤ちゃんのことを考えると、どんな洗剤を使っていいのか不安になったり、
布おむつのシミや臭いのことを考えるとどのように洗っていいのか悩むことも多いと思います。
今回は布おむつを赤ちゃんに優しく、シミや臭いが残らないような洗い方をご紹介します。
布おむつの洗い方は?

おしっこで洗う場合とうんちで洗う場合では少し異なりますが、用意するものは同じです。
正しい洗い方をするためにも道具をそろえましょう。
布おむつを洗う時に用意するもの
- つけ置き用のバケツ
- 洗う用のバケツ
- 洗濯板
- 洗剤、洗濯石鹸、セスキ炭酸ソーダ、重曹、(いずれか1つ)
ゴム手袋など、水が入らないものであれば大丈夫です。
バケツは分けて使いましょう。
容量は水をためた時に、布おむつがすべて浸かる容量であれば大丈夫です。
100円ショップにもあるのでお近くの店舗で探してみましょう。
布おむつの洗い方、おしっこの場合
① 手洗いで汚れを軽く落とします。
あまりこするとしみ込んでしまうので汚れを落とすくらいで軽く行いましょう。
② つけ置き用のバケツにお湯を張り、洗剤など(自分で選んだもの)を入れて、
3時間~一晩(半日)程度布おむつをつけておきます。
しっかりと漬けることで、シミが消えたり、臭いの原因や、カビ、雑菌が消えたりするので、ちゃんと漬けましょう。
③ 最後に洗濯機で洗います。
④ しっかりつけて汚れなどが落ちたので、洗濯機で洗っても大丈夫です。
ポイント
布おむつをつけておく時は必ずすべて浸かるようにしましょう。
湿った状態ではみ出ているとカビなどの原因になります。
布おむつの洗い方、うんちの場合
① 硬いうんちはトイレへ流し、柔らかいうんちはトイレットペーパーでふき取りましょう。
後々大変になってしまうので、できるだけとりましょう。
② バケツにぬるま湯を入れ、布おむつをいれたら、うんちを振り落とすように振っていきます。
うんちを振り落としたバケツはトイレに流しましょう。
③ ある程度落ちたら、汚れた部分は洗剤で洗い落しましょう。
ゴシゴシこすらないようにしましょう。
あまりこすりすぎると、しみ込んでしまいます。
④ つけ置き用のバケツにお湯を張り、洗剤など(自分で選んだもの)を入れて、
3時間~一晩(半日)程度布おむつをつけておきます。
すべて浸かるように漬けましょう。
ポイント
②でできるだけうんちを落としてから洗いましょう。
振り落とすことを行ったバケツは菌などが繁殖しないようにしっかりと洗いましょう。
バケツは消毒しても流せば大丈夫なので赤ちゃんの為にも掃除しましょう。
布おむつの洗い方の注意点

布おむつをつける時のバケツのお湯は水ではなくお湯にしましょう
お湯にすることで。重曹やアルカリウォッシュが溶けやすく、浸透しやすくなり殺菌効果があります。
水だけで漬ける事は、カビや雑菌などが発生し感染の恐れがあるので、必ず重曹やアルカリウォッシュを入れてしっかりと溶かしましょう。
お日様で干そう
布おむつはデリケートな部分に触れたりするので洗う以外にも干す時も気を使いましょう。
お日様で干すことで雑菌効果や、仕上がりがふわふわになるので、赤ちゃんへの負担を減らせ、安心して着けることができます。
晴れの日は必ずお日様に当てて干してあげましょう。
布おむつを洗う時はどれがいいの?
- 洗剤・洗剤洗濯石鹸・セスキ炭酸ソーダ・重曹
であればどれでも大丈夫です。
しかし、少し違いもあるので詳しく見ていきましょう。
重曹・アルカリウォッシュ(セスキ炭酸ソーダ)の違いは?
共に使うことは可能ですが、セスキ炭酸ソーダは重曹と比べると、水に溶けやすく、アルカリ性が少々強い特徴があり、おむつによっては生地がザラザラしてしまうこともあるので、肌が敏感な赤ちゃんは重曹で洗うことがおススメです。
漂白剤などはダメ!
汚れたからと言って漂白剤など強い洗剤などを使うのは絶対にいけません。
赤ちゃんの肌が荒れてしまったりする可能性があるので正しい方法で洗い落しましょう。
洗剤を使うなら赤ちゃん用が良い
おすすめは【Rinenna(リネンナ)】
もし、赤ちゃんがウイルスなどを持っていたとしても、リネンナの洗剤を使えばもみ洗いの工程を省き、洗うことができるので感染のリスクを抑えることができます。
また、カビ、汚れ、臭いを防ぎ、雑菌効果まであります。
是非使ってみてはいかがでしょうか。
布おむつを洗う時の量は?
例えば重曹は、水2Lに対し、大さじ1杯程度いれてしっかりと、溶かして布おむつを漬けましょう。
入れすぎてしまうと、あまりよくないので適度な量を入れることが重要です。
入れた重曹は溶けることで効果が発揮されます。すべて溶かしましょう。
※お水ではなくお湯がおススメです。
布おむつのメリットは?

洗ったりするのが面倒くさかったり冷たかったりする布おむつ、紙おむつと比べ何かメリットはあるのでしょうか?
紙おむつでいいのでは?
と思うと思いますが、実は以外にもメリットがあったりするんです。
布おむつは意外とメリットがある
紙おむつと比べ布おむつは不快感が感じやすくなっているんです。
それの何がいいの?と思った方もいると思いますが、赤ちゃんがおしっこやうんちをした時、不快感で泣いたり、目を覚ましたりして排出したことを教えてくれるようになるんです。
そうなると、おむつを替える時のタイミングがわかりやすくなるというメリットなんかもあります。
タイミングがわかると便利ですよね。
繰り返し使えて経済的に楽
紙おむつは1回限りですが、布おむつは繰り返し使えるので経済的に楽になります。
紙おむつを替える頻度にもよりますが、1年で2倍以上のおむつ代を削減できます。
布おむつはかぶれにくい
紙おむつと比べ不快感を覚えやすい布おむつですが、その為赤ちゃんが排出した時がすぐにわかるようになります。
その為、紙おむつとくらべ早く交換ができるのでかぶれにくくなります。
赤ちゃんの為にも布おむつを着けてあげてもいいかもしれません。
布おむつを買う時の注意点として、オーガニックコットンなど、赤ちゃんの肌に優しい素材を使った上げる事がいいでしょう。
赤ちゃんの肌は繊細なので、布おむつだけではなく、洋服は肌に優しい素材の物を買ってあげると赤ちゃんの肌が守られます。
紙オムツのメリットは?
紙おむつは1回限りの使い捨てタイプなので後始末が圧倒的に楽です。
また、布おむつと違い、不快感があまりないので、排出しても気づかないことが多く、大人の都合で変えることができます。
布おむつはいつくらいに履くの?
大体生後~10カ月以内の間は布おむつを履いている赤ちゃんが多くいます。
ペースが速いからという親が多く、紙だと気づかないし蒸れてしまう。
そして何よりお金がかかる。
一日に何回も何回も買い替えると足りなくなってきてしまう為、布おむつの赤ちゃんが多いようです。
布おむつの洗い方を理解し清潔な布おむつをつけよう
布おむつの洗濯方法、赤ちゃんに優しく洗浄力のある洗剤から布おむつのメリットまでご紹介させていただきました。
赤ちゃんは敏感で、布おむつは直接肌に触れるものなので、正しい方法でしっかり洗い清潔に保ちましょう。
成長に合わせて、布おむつにしてみるのもいいかもしれませんね。