洗濯お役立ちコラム

枕の正しい洗い方の手順とメンテナンス方法を紹介

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寝具は、寝ている間でも汗などで汚れます。

特に、枕は顔が直に触れるので、汗・皮脂・臭いなどのよごれが原因で汚くなります。

しかし、枕を自宅で洗っていいか迷いますよね。

この記事では、自宅でおこなう枕の正しい洗い方の手順とメンテナンス方法、洗える枕の種類について解説しましたので、参考にしてください。

布団のおすすめ宅配クリーニング3選

枕の正しい洗い方

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枕を洗う場合、洗濯機を使って洗うか手で洗うかで洗い方が異なります。

それぞれの手順、乾燥させるときのポイントを紹介します。

洗濯機を使用して枕を洗濯する場合

洗濯機で枕を洗う手順は以下の通りです。

  1. 洗濯する枕からまくらカバーを外す
  2. 枕に目立つよごれがついている場合は、事前に洗剤につけて汚れを浮かしておく
  3. 枕を洗濯用ネットにいれる
  4. 洗濯機に枕と中性洗剤をいれる
  5. ドライコース・手洗いコースなど、やさしく洗うモードに設定して洗濯する
  6. 洗濯後、枕をたたいて中身を均一にする
  7. 天日干しまたは陰干しする

手洗いで枕を洗濯する場合

枕を手洗いする場合は、中性洗剤のほか、洗濯する枕のはいる大きなたらいや洗面器を用意しましょう。

バスタオルがあると、洗ったあと枕についている余計な水分を拭き取ることができるので、乾くまで時間を短縮できます。

洗濯機で枕を洗う手順は以下の通りです。

  1. 洗濯する枕からまくらカバーを外す
  2. 枕に目立つよごれがついている場合は、事前に洗剤につけて汚れを浮かしておく
  3. たらい・洗面器にぬるま湯を張り、中性洗剤をまんべんなく溶かす
  4. 枕全体をぬるま湯につけて、洗剤が枕のなかに浸透するように揉みほぐして汚れを洗う
  5. 枕から洗剤がでてこなくなるまでしっかり水ですすぐ
  6. 乾燥したバスタオルを使って枕の水分を拭き取る
  7. 天日干しまたは陰干しする

自宅で洗える枕の素材と洗えない素材を紹介

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余計な手間をかけないで枕をきれいに洗濯するには、洗濯することおすすめしますが、自宅で枕を洗濯できない素材があります。

自宅で枕を洗濯する前に、自宅で枕を洗える素材かどうか確認しましょう。

自宅で洗うことができる枕の素材例

自宅で洗うことができる枕の素材は、以下の3つがありあす。

  • ビーズ
  • パイプ
  • ポリエステル

上記の3つについて詳しく解説しましたので、見てみましょう。

①ビーズ

ビーズは基本的には洗うことができますが、一部洗えないビーズがありあすので、洗濯表示マークを確認しましょう。

一般的には細かいビーズは水分をたくさん吸収して乾きにくいため、水洗いは不向きと言われています。

ビーズのなかが空洞になっていて、弾性力がある耐久性に優れたマルコビーズは水洗いすることは可能です。
ビーズやパイプが枕から取り出せる場合は、ザルなどに移して水洗いすると簡単によごれを落とせます。

その後、水分をしっかり拭き取ってから、風通しのよいところで乾かしましょう。

このとき、パイプのなかの水分を完全に乾燥させるようにしましょう。

②パイプ

ストローのような筒状のものを細かく切ったパイプは、耐久性・通気性の高い素材です。

また、水洗いも可能ですので、繰り返し洗っても劣化しにくいため洗濯に適しています。

※低反発枕によく使われているウレタン素材や、そばがらは洗濯できません。

羽毛は自宅で洗うことは原則できません。

羽毛を洗いたいときは、クリーニング店に任せましょう。

③ポリエステル

ポリエステルは、人口繊維でわたのようなふわふわさせた素材で、枕に多く使用されています。

ポリエステルのなかには、洗濯できない種類がありますので、洗濯表示マークを確認しましょう。

洗濯表示で洗えない場合は、天日干しで「日光消毒」することをおすすめします。

自宅で洗うことができない枕の素材例

自宅で洗うことができない枕の素材は以下の3つです。

  1. そばがら
  2. 羽毛
  3. 低反発ウレタン

上記3つについて詳しく解説しましたので、見てみましょう。

①そばがら

そばがらは、基本的には乾きにくい素材です。

そのため、洗濯して水分が付着するとカビが発生しやすくなるので、素材が腐敗しまうので、洗濯することができません。

②羽毛

羽毛を洗濯すると、羽毛のもつふんわりした触感が失われます。

ほかにも、先ほど紹介したポリエステル・パルプなど洗える素材のなかでも洗えない素材もあります。

洗濯するときは、枕の洗濯表示マークをしっかり確認して自宅で洗えるかどうか確認しましょう。

③提案発ウレタン

低反発ウレタンは洗濯すると反発力が低下します。

そのため、ウレタン素材の枕は洗濯しないようにしましょう。

洗えない素材を使用した枕をお手入れする方法とは

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洗えない素材を使用した枕の正しいお手入れ方法は以下の2つです。

  1. 布団クリーナーを使用する
  2. 直射日光をあてて干す

上記2つについて簡単に説明しましたので、見てみましょう。

①布団クリーナーを使用する

ダニ・ハウスダスト対策には有効な布団クリーナーを枕に使用します。

布団クリーナーのなかには枕を温める機能がついているので、布団だけではなく、枕のお手入れにもおすすめです。

②直射日光をあてて干す

布団クリーナーがご家庭にないときは、日光に当てましょう。

晴れた日に干して、週に1回程度おこなうことをおすすめします。

洗濯してはいけない枕を洗濯した場合

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洗濯できない素材の枕を洗濯してしまうと、枕が破けたり、素材が劣化・破損する場合があります。
間違えて洗濯してしまったときは、枕全体をやさしく押して、水分をしっかり取り除きます。

濡れたティッシュ・キッチンペーパーなどでやさしく叩いて取り除きます。

ウレタン素材は濡れてしまうと、破ける可能性がありますので、取り扱いには注意しましょう。

ある程度の水分を取り除いた後は、風通しのよい場所で陰干ししますが、完全に乾くには1週間ほどかかりますので、洗濯してはいけない素材を洗濯しないようにしましょう。

枕の洗濯頻度はどのくらいが適切なのか

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枕についている汚れや臭いが気になる場合は、年に一度か、半年に一度に枕を洗濯することをおすすめします。

枕は乾燥するまで時間がかかるため、カラッとした天気の良い日に洗濯しましょう。

また、雑菌の臭いや菌の繁殖を防ぐためには、干す・消臭スプレーを使用するなど、日頃から手入れすることをおすすめします。

枕をなるべく汚れないようにするコツ

寝るとき布団や枕に身体が接触すると、髪の毛、整髪剤やメイクなどのよごれが布団・枕などに付着します。

臭い・黄ばみにより汚れてから洗濯すると遅いので、髪の毛や顔など身体をキレイにしてから寝るようにしましょう。

自分で枕を洗うことが面倒なら宅配クリーニングへ

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自分で枕を洗濯したいけれど、時間がない、洗う手間が面倒と思う方もいます。

そんなときは宅配クリーニングを活用しましょう。

ここでは、布団・枕など寝具クリーニングに定評がある宅配クリーニング業者を紹介します。

寝具クリーニングに定評がある宅配クリーニング業者は以下の3つです。

寝具におすすめの宅配クリーニング3選
  1. ふとんリネット
  2. リナビス
  3. 白洋舎

上記3つについて詳しく説明しましたので、見てみましょう。

①ふとんリネット

ふとんリネット出典:https://www.futonlenet.jp/
ふとんリネットは、布団クリーニング専門のクリーニング業者です。

ネットでクリーニングを申し込むと、専用バッグまたは圧縮袋(別途有料)が郵送されます。

そこに品物を詰めて郵送会社に集荷してもらいます。

ただし、洗濯できないビーズ枕、低反発枕はサービス対象外なので注意してください。

ふとんリネットのおすすめポイント

ふとんリネットのおすすめポイントは以下の3つです。

  1. シミ汚れ・黄ばみによる汚れを分解しやすくする「タンパク質分解酵素」吹き付ける
  2. 抗菌・報酬効果のある洗剤で洗濯する
  3. 布団専用乾燥室・ダンプラ―で乾燥させる

上記3つの方法で布団・枕を快適な状態にしてくれます。

別料金になりますが、防ダニ加工を施すことができますので、アトピー・アレルギー・喘息が気になる人は嬉しいオプションサービスです。

自宅ではなかなかできない、自宅では手間がかかる防臭効果・抗菌・乾燥をしっかりして商品を仕上げてくれます。

汚れを落としやすくなる「タンパク質分解酵素」を吹きかけて洗濯することもよいサービスです。

②リナビス


出典:https://rinavis.com/
リナビスは、クリーニング歴40年以上の職人が一つ一つ丁寧にクリーニングする宅配クリーニング業者です。

そのため、高品質の仕上がりに定評があります。

リナビスのおすすめポイント

リナビスのおすすめポイントは以下の7つです。

  1. 送料無料(地域により異なる)
  2. 保管サービス(無料で最大6カ月保管)
  3. シミ抜き無料
  4. ボタン修理無料
  5. クリーニング相談無料
  6. 毛玉取り無料
  7. 再仕上げ無料

リナビスは他のクリーニング業者では優良なオプションのほとんどを無料で提供しています。

保管サービスもあるため、衣替えの季節に受け取ることができますので、家の収納に衣類を詰める手間がなくなります。

③白洋舎


出典:https://takuhai.hakuyosha.co.jp/
白洋舎は全国展開している実店舗クリーニング業者ですが、実は宅配クリーニングもおこなっています。

サービスの基本的な流れは、ネットで受付すると、宅配キットが届きますので、荷物を詰めて宅配便で郵送します。

枕は受け付けていますが、種類が少ないので事前に相談しましょう。

白洋舎のおすすめポイント

白洋舎は単体でサービスを受け付けていますので、枕や布団などのみでもクリーニングにだすことが可能です。

地域によっては、白洋舎の従業員が定期的に集荷をおこなっています。

そのため、日頃から忙しくてクリーニング店にいけない人、ネットで申し込むことが面倒と感じている人にもおすすめできます。

全国的に知られているため、安心感があり、万が一のときには保証制度もありますので、安心して商品を預けることができます。

よくある質問

枕の洗濯に関するよくある質問をまとめました。

よくある質問
  • 枕はどれくらいの頻度で洗濯すべき?
  • 枕を洗濯する際の注意点は?
  • 枕のお手入れ方法は?

枕はどれくらいの頻度で洗濯すべき?

A.年に一度か、半年に一度くらいの頻度をおすすめします。

枕は完全に乾くまで時間がかかるため、カラッとした天気の良い日に洗濯するといいですよ。

また雑菌の臭いや菌の繁殖を防ぐために、消臭スプレーを使用するなど日頃から手入れするのもおすすめです。

枕を洗濯する際の注意点は?

A.自分の枕が自宅で洗濯できる素材のものかどうかを確認することです。

ビーズ、パイプ、ポリエステルは自宅で洗うことができます。

しかし、そばからや羽毛、低反発ウレタンでできた枕は自宅で洗濯できません。

洗濯する前に表示をきちんと確認しておきましょう。

枕のお手入れ方法は?

A.布団クリーナーを利用する、直射日光を当てて干す、などの方法があります。

布団クリーナーの中には、枕を温める機能がついているものもあるので、布団だけでなく枕のお手入れも可能です。

布団クリーナーがない場合は日光に当てて干すのもおすすめですよ。

まとめ~枕の正しい洗い方~

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枕を洗う方法は2種類あり、洗濯機を使用して枕を洗濯する場合と手洗いで枕を洗濯する場合があります。

まずは、洗濯機を使用して枕を洗濯する場合は以下の手順ですので、もう一度見てみましょう。

  1. 洗濯する枕からまくらカバーを外す
  2. 枕に目立つよごれがついている場合は、事前に洗剤につけて汚れを浮かしておく
  3. 枕を洗濯用ネットにいれる
  4. 洗濯機に枕と中性洗剤をいれる
  5. ドライコース・手洗いコースなど、やさしく洗うモードに設定して洗濯する
  6. 洗濯後、枕をたたいて中身を均一にする
  7. 天日干しまたは陰干しする

また、手洗いで枕を洗濯する場合は以下の手順ですので、もう一度見てみましょう。

  1. 洗濯する枕からまくらカバーを外す
  2. 枕に目立つよごれがついている場合は、事前に洗剤につけて汚れを浮かしておく
  3. たらい・洗面器にぬるま湯を張り、中性洗剤をまんべんなく溶かす
  4. 枕全体をぬるま湯につけて、洗剤が枕のなかに浸透するように揉みほぐして汚れを洗う
  5. 枕から洗剤がでてこなくなるまでしっかり水ですすぐ
  6. 乾燥したバスタオルを使って枕の水分を拭き取る
  7. 天日干しまたは陰干しする

枕の素材によって洗濯できる素材・洗濯できない素材があります。

洗濯できる素材は以下の3つですので、見てみましょう。

  • ビーズ
  • パイプ
  • ポリエステル

選択できない素材は以下の3つですので、見てみましょう。

  1. そばがら
  2. 羽毛
  3. 低反発ウレタン

洗濯できる素材のなかでも、洗濯できない素材の種類がある可能性がありますので、枕を洗濯するときは洗濯表示マークを確認しましょう。

最後に、自分で枕を洗ったけど、なかなか汚れが落ちない、満足いかないときは宅配クリーニングを活用してキレイにしてもらいましょう。

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