ダニは洗濯だけでは退治できない？衣類にダニがうつるってホント？

ダニは小さいので目では見えにくいですが、家中の色々な場所に生息しています。

特に注意したいのが布団・カーペットなどのインテリア用品です。

分厚い布製品にはダニが隠れやすいので、ダニ対策が欠かせません。

ダニを放置すると、アレルギーを引き起こすこともありますよ。

今回は、ダニがついたアイテムの洗濯方法や、退治方法などをご紹介します！

ダニは自宅の洗濯で退治できるのか

そもそもダニは自宅の洗濯で退治できるのか、詳しく解説していきます。

まずは、ダニに関するよくある質問にお答えします！

ダニに効く洗剤や漂白剤はある？

ダニに効く洗剤や漂白剤があれば、洗濯で一掃できそうですよね。

しかし、残念ながらダニは洗剤などではほとんど死なないことが分かっています。

漂白剤は菌に効果的で、ダニのエサになるカビ菌などは殺菌できます。

ですが、ダニ自体は菌ではないので、漂白剤単体ではダニ退治はできません。

ダニは水に弱い？

ダニを退治するためには、ダニの特徴を押さえておきましょう。

ダニが耐性のあるもの	水・洗剤・漂白剤など
ダニが弱いもの	50℃以上の暑い環境

ダニは水に強いため、つけおきしても死なないのが特徴です。

しかし、洗濯機で回すことにより衣類についたダニはほぼ退治できます。

ですが分厚い素材の場合、ダニは奥に入り込むため、洗濯ではダメージを与えられません。

つまり寝具類やカーペットなどの場合は、洗濯ではダニ退治ができないのです。

意外としぶといダニですが、熱に弱いという弱点があります。

ダニは天日干しで退治できる？

ダニは暑い場所が苦手ですが、天日干しするのはどうなのでしょうか。

結論を言いますと、天日干しではあまり効果がありません。

例えば布団を外に干したとすると、日の当たる表面ではダニが弱ります。

しかし、布団のような厚さがあるものでは、裏側に逃げ込むので退治できません。

もし天日干しでダニを退治できても、ダニの死骸が布に残ってしまいます。

ダニの死骸は別のダニのエサになるので、天日干しは効果的ではありません。

ダニの退治方法4選

ダニは洗濯では退治できませんが、熱に弱いということが分かりました。

それでは、実際にどんな方法で退治するのか、詳しくご紹介します！

どの方法もダニに効果的なので、ご自宅でできそうな方法を選んでくださいね。

①熱湯でつけおきする

衣類のダニ退治なら、熱湯でつけおき洗濯するのが手軽でおすすめです。

まずは洗濯表示を確認して、水洗いができるかどうかを確認してください。

熱湯といっても、熱すぎるお湯では衣類の繊維を傷めてしまう恐れがあります。

ダニは50℃以上で死滅しますので、お湯が冷めることを考慮して60℃程度のお湯を用意してくださいね。

洗濯槽に耐熱性があるかどうかは、洗濯機の説明書を確認してくださいね。

「洗濯機はダニ退治に向かないのに、なぜ洗濯するの？」と思う方もいると思います。

つけおきでダニは死にますが、ダニの死骸が服に残った状態になります。

洗濯するのは、ダニの死骸を洗い流すことが目的です！

②高温乾燥する

高温乾燥もダニには効果的です。

自宅に乾燥機やヒーター付き洗濯機がある場合は、ぜひ活用しましょう！

ダニ対策モードが用意されていることもあるので、説明書を確認してくださいね。

乾燥機がない場合や毛布などの分厚いものの場合は、コインランドリーに持っていくのがおすすめ。

ランドリーの大型乾燥機なら80℃程度で乾燥するので、ダニを全滅させられます！

自宅よりパワフルで大きい乾燥機なので、ダニの死骸もしっかり吹き飛ばせますよ。

③アイロンをかける

服にアイロンをかけるだけでもダニ退治ができますよ。

アイロンがけで衣類のシワを伸ばすついでに、ダニ退治もできて一石二鳥です！

④布団乾燥機やスチームクリーナーを使う

布団乾燥機でもダニ退治は可能です。

布団乾燥機なら布団はもちろん、カーペットのダニ駆除にも使えますよ。

カーペットに使う場合は、上に毛布などをかけて乾燥機を挟んでくださいね。

スチームクリーナーなら布団・カーペット・ソファーなどのあらゆるものに使用できます。

水洗い効果もあるので、ダニのフンや死骸もスッキリ取り除けるのでおすすめです！

洗濯すると他の衣類にダニがうつる？

ダニがついた服を洗濯すると、他の衣類にダニが飛びうつることがあります。

なるべく洗濯機に入れる前に、ダニ退治しておくことをおすすめします。

さらに洗濯で死ななかったダニが洗濯槽に残った場合、槽の中で繁殖してしまいます。

このダニが次の洗濯時に衣類にうつることがあるため、対策は必須です。

洗濯槽の中には垢や汚れが溜まりやすく、湿気でカビが生えやすい環境になっています。

これらはダニのエサになりますので、衣類にダニがうつるのが嫌な場合は注意が必要です。

洗濯槽を綺麗に保つ

洗濯槽の中にダニを繁殖させないためにも、槽の掃除はこまめに行いましょう！

月に1回、洗濯槽クリーナーで丸洗いするのがおすすめです。

洗濯機を買ってから掃除をしたことがない…という方は、驚くほど汚れが浮いてきます。

洗濯槽クリーナーがない場合は、重曹とお湯でつけおきすることもできますよ。

洗濯後にできるダニ対策

ここからは、洗濯後にできるダニ対策をお伝えします。

普段から対策をしておけば、ダニが寄り付かない環境にできますよ！

除湿する

部屋や洗濯槽の湿度対策をすることで、ダニのエサとなるカビが発生しにくくなります。

ダニが発生しやすい湿度は60℃以上なので、乾燥剤や除湿機を使って湿度を下げましょう。

そして、洗濯槽の中も湿気やすいので注意してください！

洗濯が終わったらすぐに干し、洗濯機の蓋を開けっ放しにして湿気がこもらないようにするのがポイントです。

掃除機で吸う

掃除機では、布についたダニの死骸やフンを吸い取ることができます。

布団やカーペットはこまめに掃除機をかけて、ダニのエサになるものを取り除きましょう！

スチーム式の掃除機なら、熱でダニを駆除しながら汚れも取り除けるのでおすすめです。

ダニ対策用グッズを使う

最近では、ダニ対策用のグッズもたくさんあります。

ダニが嫌がる成分が入った洗剤なら、洗濯するだけで防ダニ効果がつくので便利ですよ。

ハウスダストをまとめる除菌スプレーなら、ダニのエサなるものを粘着ローラーで簡単に取り除けます。

上記2つは生きたダニの駆除にはなりませんが、ダニが発生しにくい環境作りができるのでおすすめです。

ダニ退治には宅配クリーニングもおすすめ

家で丸洗いできない布団類や、水洗いできないカーペットなどは、クリーニングに依頼しましょう！

持ち運びが大変なインテリア用品のクリーニングなら、宅配クリーニングがおすすめ。

玄関まで取りに来てくれるので、手間がかからず簡単に洗えますよ！

ダニ退治におすすめの宅配クリーニングを3店厳選しました。

宅配クリーニングは、まとめて洗うとお得になったり、防ダニ加工が付けられたりとメリットが多いのが特徴です。

高品質な宅配業者のみを選びましたので、自分に合いそうなお店を見つけてみてくださいね。

ふとんリネット

最低料金	9,680円（税込）/布団1枚
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寝具一式でもパック料金でお得に！

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1～10枚までのパックから選び、布団・こたつふとん・毛布・敷パット・カーペットカバーなどを好きに組み合わせて洗えます！

特に、毛布・敷きパッド・ベビー寝具は2枚で1カウントになるのでおすすめです。

カーペットや絨毯は畳めなくても集荷OK

カーペットのコースは2種類あります。

畳めないカーペットは受付できないお店も多い中、クリーニングパンダなら受付OK！

厚手のカーペット・絨毯でも安心して出せますよ。

カーペットは縦横の合計サイズで料金が変わる！

カーペットクリーニングは、畳んだり巻いた時の3辺の合計が160cm以内のものならOK。

料金はカーペットの畳数か、縦横の合計サイズで計算します。

大きさが畳数で測りにくいオーダーメイドカーペットでも、見積もりが簡単に出せます！

布団に潜むコナヒョウダニの死亡率は100％！

クリコムの布団クリーニングでは、アレルギーの原因物質をしっかり取り除けますよ。

都立衛生研究所の試験では、コナヒョウダニの除去率が100％と認定されています！

真空パックに入れて返してくれるので、シーズンオフ時のダニ対策にも最適です。

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