いつの間に!? 衣類についた「サビ」は落とせる?


 

いつの間に!? 衣類についた「サビ」は落とせる?

きちんと洗濯して保管しているつもりでも、気が付いたときに「お気に入りの洋服にシミがついていた!」なんていうこともありますよね。
実は、シミだと思っている汚れの中には「サビ」もあるのです。
なぜ衣類にサビがついてしまうのでしょうか? もしサビがついてしまったら、落とすことはできるのでしょうか? 今回は、洋服についた「サビ」の対処方法をご紹介いたします。

 

 

洋服についた「サビ」の原因は金属や物干し竿

衣類にサビがつく原因として考えられるのは、ベルトやバッグ、ネックレスなどの金属部分に触れていた部分に金属粉がうつって、酸化してしまったこと。
また、物干し竿やベランダの手すりに洗濯物を干した際に、サビがつくことも考えられます。
サビと一言でいっても実はいろいろな種類があり、赤茶色やオレンジ色のサビは「鉄サビ」、黒色なら「銀金属」、緑色なら「銅金属」だと考えられます。
衣類のどの部分に何色のサビがついているのか確認し、その周辺に身に付けていた金属類がないかを調べてみましょう。

家庭でもできる? 衣類についた「サビ」の落とし方

一般的に一度ついてしまったサビは普通に洗濯しただけではなかなか落とせるものではありませんが、家庭でのケアで薄くしたり落としたりすることもできます。
たとえば、サビ汚れに効くのが「レモン汁」。サビがついてしまった部分にレモン汁を垂らし、乾かないように注意しながら24時間放置して洗い流しましょう。それでも落ちないしつこいサビの場合には、レモン汁に塩を混ぜて軽くこすり洗いをしてみてください。

また、「食用酢」もサビを落とすのに有効です。ただ、レモン汁も食用酢も生地を傷めてしまう恐れがあるので、目立たない場所でテストをしてからサビ落としに使うようにしましょう。
さらに、重曹のペーストも効果的です。水に溶いてペースト状にした重曹を、サビがついてしまった部分に塗って3時間ほど放置しましょう。シーツやアウターなど、丈夫な生地の場合は歯ブラシなどで擦ってから洗い流してもいいでしょう。

どうしても落ちない「サビ」はクリーニング屋さんへ!

いつの間に!? 衣類についた「サビ」は落とせる?

家庭でできることをやってみてもサビが落ちないという場合には、クリーニングに出しましょう。クリーニング屋さんにはサビを落とす専用の薬品があります。無理な洗濯やサビ落としで大切なお洋服をダメにしないためにもオススメの方法です。

せっかく洋服のサビを落としたとしても、ベランダや物干し竿にサビがついたままではまた同じことが繰り返されてしまいます。
お洗濯の前にしっかりと掃除をして、サビの付着を防いでいきましょう。

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