見えない汚れにご用心! 「カーペット」の正しいケア方法


見えない汚れにご用心! 「カーペット」の正しいケア方法

リビングなどのカーペットの清潔さに自信がありますか?
「目立つ汚れもないし、こまめに掃除しているから大丈夫」と思っているかもしれません。
しかし、丁寧に掃除してもカーペットには目に見えない汚れがひそんでいるものです。
掃除機で表面のホコリやゴミを取るだけでは十分とは言えません。
家族の健康のためにもカーペットの正しいケア方法を知っておきましょう。

洗濯表示をチェック! 自宅で丸洗いが一番

普段は掃除機でホコリを吸い込むだけで終わりのカーペットですが、実は丸洗いできるものも少なくありません。
「大きくて洗濯は無理では?」と思いがちですが、洗濯表示を見て水洗い可能となっていれば自宅で丸洗いできます。
カーペットを洗濯するなら、天気のよい乾燥した日が狙い目です。

干すスペースも重要で、カーペットの重さに耐えるベランダの手すりなど広い場所が必要です。
これらの条件を満たせるならいざ、カーペットの洗濯開始です。

洗濯機に入る大きさなら簡単

見えない汚れにご用心! 「カーペット」の正しいケア方法

カーペットの種類によっては普段の洗濯と何も変わらずに洗濯機で簡単に洗えます。
綿素材など神経を使わない素材で小さなものは洗濯ネットに入れて普通に洗濯して乾かします。容量の大きな洗濯機なら安心ですね。

洗濯ネットに入れる前に、大きな汚れやシミがあれば揉み洗いやつけ置きをしておくと効果的です。
コンパクトに畳むか丸めてネットに入れてかさばらないようにしましょう。
ネットに入れる時は、汚れのある部分が外側にくるようにするのがポイントです。
目に見えない汚れが落ちて驚くほどきれいになるはずです。

大物は浴槽で踏み洗いがおすすめ

素材的に洗濯機には入れたくないもの、大きすぎて入らないものは浴槽を利用しましょう。
最初に清潔な浴槽に洗剤がよく溶ける程度のお湯を張ります。
洗剤は素材に合う専用のものを使用するのが安心です。お湯によく溶かして洗剤液を作ってからカーペットを畳んで入れます。
洗剤液に入れた途端、お湯がみるみる色づいてくるかもしれません。
それほど汚れていたということになります。
手で押し洗いでもよいのですが、素材が余程デリケートでない限り足で優しく踏んで汚れを落としていきましょう。

ゆっくり足で踏み洗い、最低でも1回はカーペットの上下を変えてまんべんなく踏み洗いをしましょう。
本当に気持ちよく、驚くほど汚れが出てくることでしょう。

最後はお湯を変えてすすぎ、足で踏んでも汚れが出てこないきれいなお湯になったら完了です。
水分を含んで重くなったカーペットはしばらく浴槽のふちにかけて水分を抜きます。
水分が十分切れたらベランダに干して乾燥させましょう。

毛並みが長いものは濡れた状態の時にブラシなどで整えるときれいに仕上がります。
早く水分を切るために、少しずらしてカーペットの端の一か所が真下を向くように干すとよりよいでしょう。

家中のカーペットをすっきり洗って清潔な空間を作りましょう。
ふっくら洗い上げて汚れが落ちたカーペットの気持ちよさは、やみつきになること間違いなしです。

詳しくはこちらから