室内の花粉症対策に! カーペットの効果と掃除のコツ


 

カーペットやラグは自宅で洗える! 大物の洗い方、乾かし方のコツ

ぽかぽかと暖かく、外へのお出かけが楽しくなってくるこの時期。しかし、スギ花粉やヒノキ花粉の飛散量がピークに達するこの時期の外出は、花粉症の方にとってはつらいもの。
出かけるたびに止まらないくしゃみや鼻水に悩まされているという方も少なくありませんよね。ところが、花粉が舞っているのは屋外だけではありません。風に乗って、あるいは衣類に付着してやってきた花粉は、室内にも少なからず舞っているのです。
実はそんな花粉の対策には、カーペットを敷くのが有効だとご存知ですか?
今回は、意外と知られていないカーペットの花粉対策効果についてご紹介いたします。

 

 

花粉が再び舞い上がるのを防いでくれる!

心地よい肌触りで、床のひやりとした感触を和らげてくれるカーペット。しかし、「花粉を吸着してしまうから」と、冬の間防寒のために敷いていたカーペットを春になるとしまってしまうというご家庭もあるのではないでしょうか?
ところが、この花粉を吸着する効果こそが、室内での花粉症の症状を和らげるカギとなっているのです。
実はカーペットには「ダストキャッチ効果」と呼ばれる効果があり、カーペットを敷いている部屋ほどハウスダストが少ないとされています。花粉に対するアレルギー症状が出てしまうのは、花粉を吸いこんでしまうから。フローリングや畳の場合、一度床に落ちたはずの花粉も人が動くたびに舞い上がってしまうため、その分吸い込む機会も多くなってしまいます。
ところがカーペットなら、舞い降りてきた花粉を繊維が絡めとり、再び舞い上がるのを防いでくれるのです。

掃除機で花粉を一網打尽に!

カーペットやラグは自宅で洗える! 大物の洗い方、乾かし方のコツ

カーペットに集まっているからといって、部屋に花粉が蓄積していることには変わりありません。アレルギー症状を防ぐためには、こまめな掃除でカーペットをキレイに保つことが大切です。
カーペットの花粉をしっかりと取り除くためには、掃除機と粘着クリーナーを二度掛けすることがポイントです。まずは粘着クリーナーでカーペットの表面に付着した花粉をしっかりと除去し、続いて丁寧に掃除機をかけていきましょう。
掃除機をかける際は、ヘッドをしっかりとカーペットにくっつけた状態でゆっくりと移動させることが大切です。縦方向と横方向にそれぞれ2回ずつかけておくと、毛足の奥深くまでしっかりと花粉を吸い取ることができますよ。

いかがでしたか?
花粉症の時期に活躍してくれるカーペットの効果と、カーペットに蓄積する花粉の掃除の方法をご紹介いたしました。
「家にいてもずっとくしゃみや鼻水が出ている」という方は、帰宅時に体からしっかりと花粉を払い落とすのとあわせて、カーペットを導入してみることをおすすめします。
カーペットのダストキャッチ効果が、花粉症の症状を和らげてくれるかもしれませんよ。

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