家庭にあるもので落とせる! 衣類の【メイク汚れ別対処法】


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毎日メイクをする女性なら、服に化粧品がついてしまった経験が一度や二度はあるはずです。最近のメイク用品は落ちにくくなっているので「大切な服にシミができてしまう…!」と慌ててしまいますよね。

しかし素早く的確な対応をすれば、頑固なメイク汚れでも簡単に落とすことができます。

洗濯時の注意点や、化粧品別の落とし方をご紹介します!

▪️まずは服のラベルを見て判断を

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化粧品で服が汚れてしまっても、いきなり水につけて洗うのは的確な方法とは言えません。まずは服のラベルを見て、衣類に合った洗い方を判別しましょう。

もしドライマークがついているようなら、表面の汚れを軽く落とすぐらいにして、クリーニングに出しましょう。最近はドライマークでも家で洗える洗剤がありますが、頑固な汚れとなると素人では難しくなります。

特にシルクなどのデリケートな繊維、水洗いが難しいスーツなどは洗濯のプロに任せたほうが安心です。ラベルを見て水洗いがOKな衣類なら、以下の方法を試してみましょう。

ただし、洗剤を使う場合は服の目立たない場所でテストし、問題がないことを確認してから実践してくださいね。

▪️化粧品によって違う汚れの落とし方

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■ファンデーション
メイクをしていて一番衣類につきやすいのがファンデーションですよね。そんな時は、台所用洗剤が汚れ落としとして活用できます。
薄手の生地の場合は、汚れがついた面にタオルを当てて、裏面から汚れを叩き落とします。歯ブラシに洗剤をつけ、汚れの周りから細かく叩いて、タオルに汚れを移していきましょう。汚れが取れたらしっかり水洗いをした後、通常通りの洗濯をして完了です。衣類が厚手の場合は洗剤を汚れになじませ、布でつまみとるようにしましょう

■マスカラ
マスカラは、衣類についた直後は無理に触らないほうが無難です。汚れが伸びたり、衣類の奥に入り込んでしまったりと、汚れが拡大してしまう恐れがあります。乾いた状態になったら表面の汚れを払い落して、シミ落としを始めましょう。
マスカラ汚れに有効なのは、ポイントメイク専用のリムーバーです。いつも愛用しているメイク落としなら、マスカラ汚れも簡単に落とすことができますよ。こちらも歯ブラシにつけて汚れを叩き落とし、その後洗濯をして完了です。

■口紅
一見落としにくそうな口紅も、家庭で簡単に落とすことができます。使用するのは口紅の油分によくなじむ、クレンジングオイル台所用洗剤です。二つを混ぜ合わせ、歯ブラシにつけて汚れを浮かしていきましょう。シミになっている場合は、洗剤を多めにつけて指で揉みほぐします。汚れがゆるんだら、水ですすぎ落としましょう。その後、衣類に合った方法で洗濯をして完了です。
オイルと洗剤の他、アルコールベンジンでも代用できます。

■マニキュア
マニキュアは、乾く前にうっかり服に触って付着してしまうケースが多いようです。そんなマニキュア汚れには除光液が有効です。歯ブラシだと難しいので、面棒につけて少しずつ丁寧に落としていきましょう。その後水ですすいで、通常の洗濯をして完了です。
しかしデリケートな素材だと、除光液で穴が開いてしまう恐れがあります。心配な場合はクリーニングに出してプロに任せましょう。

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