第一印象はスーツの「色」で決まる? シーン別オススメスーツ


 

第一印象はスーツの「色」で決まる? シーン別オススメスーツ

みなさんは、どのような基準でその日着ていくスーツを選んでいますか?
デザインやシャツ・ネクタイとの組み合わせなど、意外にも少しの違いで印象は変化するもの。
そのため、毎日のスーツ選びに苦労しているという方も多いのではないでしょうか。
そこで今回は、その日のベストなスーツを選ぶために覚えておきたい「色」が持つ効果についてお話しいたします。

第一印象はデザインではなく色で決まる?

普段私たちは、視覚や聴覚、嗅覚などのさまざまな器官を通じて外部の情報を脳にインプットしていますが、なかでも最も情報量が多いのが視覚だとされています。
さらに、なんと視覚情報の80%近くは色彩に関する情報であるとも言われているのです。
そのため、着ている服の色によって、相手に与える第一印象をコントロールすることが可能になります。
スーツの色として最もオーソドックスな紺やグレーといった色は、それぞれどのような印象を与えるのでしょうか?

日本で定番のスーツカラー3つ

第一印象はスーツの「色」で決まる? シーン別オススメスーツ

■紺・青
日本におけるビジネススーツの基本は「濃紺」。
黒に近い濃紺は相手に敬意を表す色とされており、誠実さを印象付けます。
また、知性的な印象も与えるため、商談や打ち合わせなどで信頼感を得たいときにはピッタリの色だと言えるでしょう。
明るめの紺、または青色に近い紺ほどカジュアルな印象になるため、ライトな色合いのスーツはデスクワーク中心の日にしておくのが良いでしょう。

■グレー
黒に近い「チャコールグレー」のスーツは、濃紺と並ぶビジネススーツの基本の色です。
日本人の肌に合わせやすく、落ち着いた印象を与えてくれます。
紺と同じく、明るい色になるほどにカジュアルな印象が強まっていくのも特徴です。
明るめのグレーは清潔感のある都会的な印象を与えるため、パーティーなどの華やかな場に身につけていくのが良いでしょう。

■黒
本来、冠婚葬祭などの際に着用されていた黒のスーツ。
就活などで多く用いられるようになった近年は、ビジネスシーンでも黒スーツの着用は一般的なものとなってきました。
しかし、やはり濃い黒のスーツはフォーマル感が強く出てしまいます。ビジネスには相応しくないと考えている方も少なからずいるため、社外に出掛ける際に着用するのはおすすめできません。
また、海外ではビジネススーツとして黒いスーツを着用することがないため、海外の方と合う際に黒のスーツを身につけるのは避けた方が無難です。

いかがでしたか?
最も無難なのは、濃紺とチャコールグレーのスーツを、無地と柄入りで何着か用意しておくことでしょう。
その日の仕事内容に合わせて、色が与える印象によってスーツを使い分けてみてくださいね。

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