普通に洗っても落ちてない……? 加齢臭を徹底的に落とす洗濯術


 

普通に洗っても落ちてない……? 加齢臭を徹底的に落とす洗濯術

中年と呼ばれる世代に突入すると、いつしか漂ってくる加齢臭。
きちんと洗濯をしていても、強烈な加齢臭は洗濯物に残ってしまうことがあります。
しつこい加齢臭のニオイをスッキリと落とすためには、どのように洗濯をすればいいのでしょうか。
今回は、なかなか落ちない加齢臭のニオイを徹底的に落とすための必殺お洗濯術をご紹介いたします。

加齢臭のニオイが普通の洗濯で落ちないのはなぜ?

いつもと同じように洗濯をしているのに、加齢臭のニオイだけが残ってしまう……。
この原因は、加齢臭の元となっているのが皮脂の油汚れだからです。
油は水に溶けにくいという性質があるので、通常の洗濯だけでは落ちにくいことがあります。

とくに、冷たい水で洗濯すると油汚れが浮きにくいので、さらに洗い流しにくくなります。
毎回きちんと洗濯をしているつもりでも、落としきれなかった油汚れが蓄積し、それがどんどんと募っていくことで、洗っても落としきれない頑固なニオイとなってしまうのです。

加齢臭の洗濯には弱アルカリ性の洗剤を使うのが正解!

加齢臭は皮脂が原因ということは先述していますが、ニオイが漂うのはその皮脂が酸化することが原因となっています。つまり、加齢臭は酸性の性質を持つということです。
酸性のニオイを中和させるためには、一般的な中性洗剤ではNG。酸性をきちんと中和させてくれる弱アルカリ性の洗剤を選ぶのが正解です。

さらに酵素が含まれているものであれば、より一層ニオイが落ちやすくなります。
最近では弱アルカリ性の洗濯洗剤が増えていて、ドラックストアやスーパーなどでも気軽に購入できます。

酸素系漂白剤の力を借りて、加齢臭のニオイを落とす!

酸素系漂白剤の力を借りて、加齢臭のニオイを落とす!

弱アルカリ性の洗剤を使ってもニオイが落ちないという場合は、酸素系漂白剤を使用することをおすすめします。
このとき、洗濯には40度程度のお湯を使うのがポイントです。
お湯を使うことで加齢臭の元となっている油分を浮かせ、溶かしやすくすることができます。
たっぷりのお湯に適量の酸素系漂白剤を溶かし、30~40分程度浸けておきましょう。
時間が経ったらキレイなお湯ですすぎを行い、仕上げに弱アルカリ性の洗剤を使って通常通り洗濯をすればOKです。
酸素系漂白剤を使ったときには、洗濯のすすぎを2回コースに設定して、しっかりとすすぎを行うこともポイントです。

洗濯は毎日のことだからこそ、加齢臭の蓄積を感じるのは嫌になってしまいますよね。
今回ご紹介した洗濯方法を取り入れれば、頑固な加齢臭のニオイをシャットアウトすることができます。
もともと加齢臭がしみついた衣類の洗濯はもちろん、加齢臭の予防として弱アルカリ性の洗剤や酸素系漂白剤を使うのもOKです。
毎日の洗濯に工夫をして、気になる加齢臭のニオイとさよならしましょう。

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