実は家でも洗える? ダウンジャケットの手洗い方法


実は家でも洗える? ダウンジャケットの手洗い方法

5月が終わって、だんだんと肌寒いと感じることもなくなり、本格的に冬物をしまおうとしている方も多いのではないでしょうか?
ただしまうだけではなく、コートなどをクリーニングに出してからしまうという人もいるでしょう。しかし、全てクリーニングに出しているとお金がかかってしまいますよね。
ここでは、クリーニング代を浮かす手段のひとつとして、ダウンジャケットを手洗いする方法をご紹介しいます。

時間が経っていなければ流水洗いで落とせる

付けてしまって時間があまりたっていない墨汁なら、比較的容易に落とすことができます。
乾いてしまう前になるべく早く対処しましょう。

墨汁が付いた部分をもみながら流水を当てましょう。もみこむと墨汁が広がるので必ず流水を当てながら行います。汚れが薄くなるまで根気よく続けてください。

ダウンは水洗いできる?

ダウンについている洗濯タグをみると、ほとんどの製品にドライマークと水洗い禁止のマークがあるでしょう。しかし、一部を除いてこのようなダウンでも水洗することができます。
水洗いできないのは、レザー、フェイクレザー、ウールの3つです。これらは水洗いすると傷んでしまったり縮んでしまったりするので、クリーニングに出すことをおすすめします。

《ダウンジャケットの洗い方》
ダウンを用意する
ファスナーやボタンなどが引っかからないように念のためにしめておき、ダウンを裏返します。

1.ダウンを洗う洗剤と水を用意する
洗面器や洗濯機にぬるま湯(30℃以下)を張りましょう。おしゃれ着用洗剤(中性洗剤)をぬるま湯に溶かします。45Lに対して、60mlぐらいが良いでしょう。

2.染み渡らせる
ダウンを軽くたたんで浸して、すみずみまで浸透させます。

3.押し洗いをする
浸透したら30~40回、優しく押し洗いをします。
このとき、もみ洗いやこすり洗いをしないように気をつけてください。
水が汚れたら排水してください。すぐに水が汚れてしまう場合は押し洗いをもう一度おこないましょう。

4.水ですすぐ
洗濯機か洗面器に水を溜めます。今度は洗剤を入れずに10~20回押してすすぎましょう。水の濁りがなくなったら終了です。

5.軽くタオルドライをする
ダウンを押して、軽く水分取り除き、タオルなどで挟んで水分をふき取りましょう。しぼらずに軽く拭く程度で十分です。

6.脱水をする
洗濯機に入れて脱水を行います。洗濯ネットがあれば使用しましょう。
脱水は長くても1分にしてください。

7.陰干しをする
脱水が終わったら、型崩れしなように注意してハンガーにかけて干しましょう。ハンガーは厚みのあるものを選ぶのがポイントです。
出来るだけ風通しのいい場所に干しましょう。中の羽毛は乾きにくいので、完全に乾くまで2~3日待ってください。
干す時は羽が団子のように固まっていても、無理にほぐさないようにしてください。

8.防水スプレーを吹きかける
完全に乾いたら、ダウンを振りさばいて空気を入れましょう。その後ダウン表面に防水スプレーを満遍なく吹きかけて終了です。防水スプレーは外で吹きかけるようにしましょう。

実は家でも洗える? ダウンジャケットの手洗い方法

一見、ダウンを自分で洗うのは失敗しそうで気が引けてしまうかもあるかもしれませんが、素材に注意して丁寧に扱えば家でも洗うことができますよ。乾燥禁止の表示がなければ30分ほど乾燥機にかけても大丈夫です。
「あまり着ていないのに、クリーニングに出すのはちょっと……」という方はぜひ試してみてくださいね。

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