実はコレが大事なポイント! ダウンジャケット洗濯後の干し方


 

赤いダウンジャケット

寒い冬に大活躍してくれるダウンジャケットは、品が良いものであれば長く愛用できるアイテムです。長く使用するためには、汚れなどを落としてキレイな状態に整えておくことが大切ですが、ダウンジャケットはご家庭でも洗濯できることをご存知でしょうか。
手洗いはもちろん、物によっては洗濯機で洗うこともできるダウンジャケットですが、実は洗濯の工程の中でとくに大切なのが「干し方」です。
ダウンジャケットならではのふんわり感をキープさせて型崩れを防ぐためには、洗濯の仕上げともいえる干し方にポイントがあったのです。
今回は、ダウンジャケットを長く愛用するための干し方についてご紹介いたします。

ダウンジャケットの干し方を間違えると……?

Tシャツやジャケットなどの洋服とは異なり、ダウンジャケットは生地の中にダウンやフェザーなどの羽毛が入っているため、乾きにくいという特徴があります。
ダウンジャケットの暖かさは、この羽毛によるものですが、干し方を間違えて生乾きの状態にしてしまうと、羽毛の劣化やイヤな生乾き臭を招いてしまいます。
また、羽毛が劣化するということは、ダウンジャケット特有の暖かさが損なわれ、寿命が短くなってしまうということ。ダウンジャケットを長く愛用するためには、中の羽毛の状態にも注意が必要です。
さらに、干し方を誤るとジャケット全体の型崩れや、羽毛の偏りを起こすこともあります。ダウンジャケットならではの、ふんわりとしたボリューム感が失われてしまうため注意しましょう。

ダウンジャケットを干すなら、まずはハンガー選びから!

脱水後のダウンジャケットを干すときには、肩の部分に厚みがある大きなハンガーを選ぶことが大切です。Tシャツなどを干す用の細いハンガーにかけてしまうと、ダウンジャケットの肩部分に重みがかかるため、型崩れさせてしまう恐れがあります。
ご家庭に肉厚のハンガーが無いという場合には、ホームセンターや100円ショップなどで購入しておきましょう。
また、平干しができるスペースを確保できる場合には、平干しで乾かしてあげると中の羽毛の偏りを防ぐことができます。平干しにするときには、形を整えてから、腕部分を伸ばすようにしてシワにならないよう注意しておきましょう。

乾かすときには直射日光を避けて陰干しに!

青いダウンジャケット

ダウンジャケットの素材によっては、直射日光に当てすぎると生地が傷んだり、変色したりする可能性があるものもあります。
ダウンジャケットを丁寧に扱うためにも、風あたりの良い場所で直射日光を避け、陰干ししましょう。このとき、ハンガーで干していると、中の羽毛が下に寄っているのではと不安になってしまいますが、濡れた状態で羽毛を動かそうとするのはNGです。ダウンジャケットの表面が乾いてきたときに両手でダウンジャケットをはさみ込み、軽くパンパンと叩きながら羽毛を均一に整えていきましょう。

ダウンジャケットは、一見乾いたように思えても、実は中のダウンが乾ききれていないということがあります。しっかりと乾かすためには、少なくとも2~3日陰干しをしてあげるのがポイントです。じっくりと干して、ダウンジャケットの劣化や傷みを防いでいきましょう!

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