やられちゃった……! 子どもがカーペットにお漏らししたときの対処法


 

やられちゃった……! 子どもがカーペットにお漏らししたときの対処法

小さな子どもはトイレが間に合わずに、お漏らしをしてしまうことも珍しくありません。
お漏らしをした場所がフローリングであれば簡単に拭き取ることができますが、カーペットの場合は水分を吸収してしまうため、できるだけ早い対策が必要になります。
今回の記事では、カーペットにお漏らしされてしまったときの対処法をご紹介します。

 

 

カーペットのお漏らし対策には“酢”が効果的!!

お漏らしをされたときのツンとくる臭いの元は、おしっこの中に含まれているアンモニアによるものです。この嫌な臭いを取るには“酢”を使う方法がおすすめです。アンモニアはアルカリ性の性質を持っているので、酸性の性質を持つ“酢”をかけることで中和され、臭いを取ることができます。
ただし、そのまま酢をかけると酢の臭いが気になったり、カーペットの下の床材を痛めたりする恐れがあるため、水で薄めてから使います。作り方は酢と水を1:1で割るだけと、ごく簡単です。スプレーボトルに詰めかえれば掃除のときに使いやすいので用意しておくとよいでしょう。
酢は家にある穀物酢などでOKですが、酢の臭いが苦手な場合はクエン酸を使っても同じ効果が得られます。クエン酸の場合は、水200mlに対してクエン酸小さじ1を混ぜれば完成です。

お漏らしされたときの具体的な対処法&掃除方法とは

酢水(クエン酸水)を作ったら、以下の手順でカーペットのお漏らし部分を掃除していきます。

用意するもの
酢水(クエン酸水)、古タオルなどの布数枚、タオル、ビニール(お漏らし部分をカバーできる大きさのもの)、重しになるもの(分厚い本など)

手順
1.お漏らしをされた部分に布をあて、上から押して水分をしっかり吸い取る。
2.酢水(クエン酸水)を、カーペットがびしょびしょになるぐらいたっぷりとスプレーする。
3.布で濡らした部分をよく拭き取る。
4.ふたたび酢水(クエン酸水)をたっぷりとスプレーし、濡らした部分の下にタオルを敷いて、上にも乾いたタオルを乗せる。
5.上に乗せたタオルにビニールを乗せ、重しになるものを乗せてしばらく置く。

タオルでカーペットをサンドイッチするように挟み、重しを置くことで、カーペットの水分と一緒に汚れや臭いを吸い取ってくれます。ときどき様子を見て、タオルがたっぷり濡れていたら乾いたものと交換しましょう。タオルに水分が移らなくなったらお掃除完了です。
また、手順どおりに対処をしても臭いが取れないときは、熱湯をかけるかスチームアイロンをゆっくりあてると臭いが取れやすくなるので、試してみてください。

対策を知っておけば、カーペットのお漏らしも怖くない

対策を知っておけば、カーペットのお漏らしも怖くない

お漏らしは時間が経てば経つほど臭いが取れにくくなりますので、気づいたらすぐに対処をすることを心掛けましょう。また、お漏らしが頻繁に起きるなら、いっそのことカーペットを洗濯機や手洗いで洗えるものに換えてしまうのも良い方法です。
お漏らしのたびに子どもを怒ると、親子ともにストレスを感じてしまいますよね。お子さんによってはストレスでお漏らしがひどくなる場合もありますので、「子どもがお漏らしをしてしまうのは仕方がない」と割り切ったほうが、気持ちも楽になりますよ。そのかわり、掃除を含めた“お漏らし対策”はきっちり万全にしておきましょう。

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