カーペットに血がついてしまった……! 部分的に落とすことはできる?


 

カーペットに血がついてしまった……! 部分的に落とすことはできる?

洋服やタオルなどとは異なり、気軽に洗濯ができないカーペット。大きく重いカーペットを自宅で丸洗いするとなると大きな手間がかかります。
しかし、カーペットはさまざまな汚れがつきやすいアイテムでもあります。

万が一、血液がついてしまった場合、汚れた箇所だけを部分的に洗うことはできるのでしょうか。
また、どのようにして落とせばいいのでしょうか。
疑問だらけのカーペットの血汚れについて、落とし方やケア方法をご紹介いたします。

 

 

カーペットに血がついてしまった……部分的に洗うことはできる?

カーペットに血がついてしまった場合、丸洗いの洗濯をするのではなく、部分的にシミ抜きをするのが最適なケア方法といえます。
正しい手順をふんでしっかりとシミ抜きをすれば、目立つ血のあとをキレイさっぱりと落とすことができますよ。

血がついてしまったときは、体から血が流れていることと、カーペットに血をつけてしまったことの動揺が入り混じり慌ててしまいがちですが、落ち着いて対処にうつりましょう。

カーペットについた血汚れのシミ抜き方法

カーペットに血がついてしまったときは、なるべく早くシミ抜きに取りかかりましょう。
時間が早ければ早いほど、シミ抜きが簡単に済みます。

一方、血がついてから長時間が過ぎて完全に血が固まってしまうと、家庭でのシミ抜きが難しくなるため注意が必要です。
では実際にどのようにシミ抜きをするのか、以下から詳しく見ていきましょう。

シミ抜き方法

1. カーペットについた血をティッシュでつまむようにして拭き取る
2. カーペットについた血を水で濡らした布にしみ込ませるように押し当てる
3. 布をしっかりと洗い、カーペットについた血を叩き込みながら汚れを落とす
4. 水に石けんを溶かした液を作る
5. 4に歯ブラシをつけ、カーペットの血汚れ部分をこすり洗いする
6. 水に濡らしたキレイな布で血汚れ部分を拭き取る
7. 血汚れが落ちるまで5~6を繰り返す
8. 乾いたタオルでカーペットの水気を拭き取り、自然乾燥させる

カーペットの血汚れを落とすときの注意点

カーペットの血汚れを落とすときの注意点

一般的に、ひどい汚れを落とすときにはぬるま湯やお湯を使うといいと言われていますが、血汚れを落とすときには水を使ってください。
ぬるま湯やお湯を使うと血が固まってしまうため、落ちにくくなってしまいます。
冬場などは水の使用が厳しいこともありますが、ゴム手袋などを着用するなどの工夫をしましょう。

また、血汚れを落とす際にゴシゴシと左右にこすってしまうと、血が広がってしまいます。
これを防ぐためにも、布で血を落とす際は叩き洗いをすることを心がけましょう。

カーペットについた血が大量な場合、無理に自宅でケアをしようとすると、血汚れが広がったり生地を傷めたりする可能性があります。
血液用洗剤やオキシドールなどを使用するという方法もありますが、汚れがひどい場合はクリーニング店でシミ抜きをするというのも1つの方法です。
大切なカーペットを長く愛用するためにも、最適な方法でケアをしましょう。

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