羽毛布団の湿気を取る方法とは? ずっと気持ちよく使おう!


 

羽毛布団の湿気を取る方法とは? ずっと気持ちよく使おう!

羽毛布団はふんわりと軽く、とても暖かいことが魅力ですが、使っているうちに湿気が溜まりやすいという一面も……。
湿気を帯びているまま使用すると、本来の暖かさを発揮できなくなるおそれがあります。
さらに羽毛布団自体の寿命を縮めてしまうこともあるので、こまめに湿気を取り除くようにしましょう。
今回の記事では、羽毛布団の湿気を取る方法をご紹介します!

羽毛布団に湿気は大敵? その理由とは

羽毛布団の中のダウン(羽毛)は、寒いと枝羽が膨らみ、暖かくなると閉じる性質があります。

さらに、体温で暖まった熱を逃がしにくいという特徴もあるので、寒い日でも暖かく体を包んでくれるのです。
しかし羽毛布団は使い続けるうちに、空気中の水分や人の汗を少しずつ吸収していき、湿気を帯びていきます。
人の汗には微量の塩分や皮脂が含まれているため、これらの成分が中のダウンに付着し汚れが溜まっていくと、ダウンの枝羽が温度に応じて開閉しなくなります。

その結果、ダウンが本来持っている“温度調節機能”が上手く働かなくなってしまうのです。
羽毛布団の持つふわふわ感や暖かさをキープするには、定期的に湿気を取るお手入れをしましょう。

羽毛布団をふんわりさせる、湿気取りの方法とは?

羽毛布団のふっくら感を蘇らせるには、湿気を取って乾燥させるのがポイントです。
日頃から湿気を取ってケアをしておくことで、羽毛布団内のダウンがしぼむのを防ぐことができます。
また、湿気による雑菌の繁殖を防ぐことで、においやカビの発生を防ぐ効果もありますよ。

朝、羽毛布団を裏返しにしておく

朝起きたとき、羽毛布団をすぐに畳んでしまうと、肌に触れていた部分の湿気が内部にこもってしまいます。
そのため、肌に触れていた部分が表になるように裏返して広げ、30分ぐらい経ってから畳むようにしましょう。
このとき、扇風機やサーキュレーターなどで風を当てると湿気が飛びやすくなります。

天日干しをする

月に1~2回程度、天気の良い日に天日干しをすることで、羽毛布団の内部にこもった湿気を飛ばすことができます。
このときのポイントは、晴れの日が続いて湿度が低い日に干すことと、長く日光に当てすぎないことです。
晴れていても前日が雨だった場合などは、湿気が多いので羽毛布団を干すのに適していません。

また、湿気を飛ばしたいからといって長く日光に当てると、羽毛布団の表生地の色落ちや劣化につながることがあります。
干すときは途中で裏返し、表と裏で合計1~2時間程度を目安に干すようにしましょう。

布団乾燥機を使う

羽毛布団の湿気を取るには、布団乾燥機を使うという手もあります。
羽毛布団はデリケートなので、少し低めの温度・短い時間に設定するのがポイントです。
寝る前に使用すれば布団がふんわりと暖かくなり、寝つきも良くなるのでおすすめですよ。
ただし、布団乾燥機を使いすぎると、熱の影響で中のダウンが傷んでしまうことがあります
湿気が気になるからといって、頻繁に布団乾燥機にかけるのは避けましょう。

羽毛布団は定期的に湿気を取って、気持ちよく使おう!

対処法を知っておけば、クレヨンのシミも怖くない!

ふわふわと暖かい羽毛布団に包まれて眠るのはとても気持ちが良いものです。

しかし、湿気が溜まったまま放置すると、本来のふんわり感や保温性を損なうだけではなく、カビやにおいの発生原因になることもあります。
毎日気持ちよく使用するために、まめに湿気を取ることを心掛けましょう。

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