食べ物をこぼしちゃった……カーペットについた油汚れの落とし方


 

食べ物をこぼしちゃった……カーペットについた油汚れの落とし方

ちょっとしたミスで床に食べ物をこぼしてしまうことって、結構ありますよね。
床がフローリングであればすぐに汚れを拭き取れますが、カーペットが敷いてあった場合、そうはいきません。
しかも落とした食べ物が油っこいものだと、ベタベタとした頑固な油汚れがカーペットに付着することになります。
今回はそのような油汚れをどう落とすべきなのか、くわしくご紹介します。

カーペットの油汚れは「広げない」のが鉄則

カーペットに食べ物を落とした場合、ほとんどの方が慌てて布巾などで拭き取ろうとするはずです。
しかし闇雲に拭くと、油汚れが周りに広がったり、カーペットの繊維に浸透したりして、かえって事態が悪化してしまうことがあります。
そうなるとさらに落としにくくなり、消えないシミができてしまう可能性も。カーペットに油汚れが付着したときは、広げずに正しい対処を行うことが大切です。

カーペットの油汚れの落とし方

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カーペットに油汚れがついたときは、まずティッシュペーパーなどに油分を吸収させることをおすすめします。
汚れの広がりや繊維への浸透を防ぐことで、被害を最小限に抑えることができますよ。
では、必要なアイテムと落とし方の手順を見ていきましょう。

■用意するもの

ティッシュペーパー、ベンジン(または除光液)、台所用洗剤、水、タオル、バケツ

■手順

1.ティッシュペーパーで油分を吸収する

食べ物を落としたらまず、汚れを広げないようにつまみ取りましょう。
その後、油汚れが付着した部分にティッシュペーパーを当てて、油分を吸収します。
キッチン用のペーパータオルなど、油分を吸収するものが効果的です。

2.ベンジンで汚れを拭き取る

ティッシュを押し当てても油分がつかないくらいになったら、ベンジン(または除光液)を綺麗なタオルに少量染み込ませて、汚れの外側から内側に向かってたたくように拭き取ります。
内側から外側に向かって拭くと汚れを広げてしまうので注意してくださいね。
なお、ベンジンや除光液はカーペットに使っても問題がないか、目立たないところでテストしてから使いましょう。

3.台所用洗剤で汚れを拭き取る

バケツに水と台所用洗剤を入れて混ぜ合わせます。
そこに新たに用意したタオルを入れて染み込ませ、軽く絞ってから汚れた部分をたたきながら拭きます。
ベンジンで拭くときと同じように、外側から内側に向かって行いましょう。

4.洗剤を拭き取り、ドライヤーで乾かす

水を含ませて絞ったタオルを用意し、カーペットに染み込んだ洗剤を拭き取ります。
その後、ドライヤーで優しく乾かして完了です。

カーペットの油汚れには正しい対処を

ご紹介した方法はバターやマヨネーズ、サラダ油などの油汚れに有効です。
まずはティッシュペーパーでしっかりと油分を吸収することが、汚れを広げないコツです。

もし洗えるタイプのカーペットなら、ベンジンで汚れを落としてから洗濯機で洗っても良いでしょう。
どうしても落ちない場合は、クリーニング店に頼ることをおすすめします。
油汚れがついたときは慌てず正しい対処を行って、綺麗なカーペットをキープしてくださいね。

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