スーツの型崩れを防ぐ! 良いハンガーの選び方とは?


 

スーツの型崩れを防ぐ! 良いハンガーの選び方とは?

コートやジャケットなどの上着をかけたり、洗濯物を干すときなどに何気なく使っているハンガー。日常的に使うものだからこそとくに意識せず選ぶものですが、スーツを吊るす場合は、きちんとスーツに合ったハンガーを使わないと、スーツが型崩れしてしまうので注意が必要です。今回は、スーツの型崩れを防ぐ、ハンガーの正しい選び方をご紹介いたします。

 

 

スーツに合わないハンガーとは?

クリーニング店でもらったプラスチックハンガーや100円ショップで購入した針金ハンガーにスーツを吊っているという方は要注意。
細いハンガーがスーツの肩部分に食い込んでしまうと、スーツの型崩れの原因になります。
スーツは一度型崩れをしてしまうと見た目も良くありませんし、着心地も悪くなってしまうのです。スーツをより長持ちさせて、型崩れを防ぐためには、そのスーツに合った良いハンガーを使うことが大切です。次に、正しいスーツ用ハンガーの選び方をご紹介いたします。

ハンガーは正しいサイズを選ぼう

スーツをかけるハンガーを選ぶときには、サイズ感がとても大切です。
スーツの肩幅に合わず、小さすぎるハンガーも肩の部分にクセがついてしまいます。
逆に大きすぎるハンガーにスーツを吊るのも、袖の部分に出っ張ったクセがついてしまうためNG。
スーツは決して安価なものではなりため、きちんとしたハンガーを使って長持ちさせたいもの。ワイシャツ等の場合は細い針金ハンガーでもOKですが、スーツの場合には型崩れを防ぐために正しいサイズのハンガーを使いましょう。

正しいスーツ用ハンガーの選び方

スーツの型崩れを防ぐ! 良いハンガーの選び方とは?

・横幅
スーツにピッタリと合ったハンガーを選ぶためには、まずスーツの肩幅を計測することから始めます。
たとえば男性のMサイズのスーツであっても、縫製によって肩幅には38cm~48cmとばらつきが出る場合も。肩幅のサイズから1~2cmを引いた数字が、そのスーツにピッタリ合うハンガーの目安です。
たとえば、右の肩先から左の肩先までが42cmだった場合には、横幅40cm程度のハンガーがちょうど良いサイズだといえます。

・厚み
スーツやジャケットの肩部分は丸みを作って仕立ててあるため、ハンガーにもこの丸みを支えられる厚さが必要です。スーツに合わせて、3~5cm程度の厚みのあるハンガーを使うようにしましょう。
人の肩のラインを意識するというのが、ハンガーを選ぶときのポイントです。
人の肩のラインと同じように少しカーブラインのあるハンガーを選べば、より型崩れを防ぐことができます。

・素材
ハンガーを選ぶときには、その素材にも着目しましょう。
プラスチックのハンガーは軽いのが嬉しいポイントですが、扱いによっては破損してしまうことも。木製のハンガーは頑丈なので一度購入すれば破損の心配がなく、一生モノとして使うことも充分可能です。
さらに、木のハンガーには防湿・防臭効果もあるため、スーツを長持ちさせるのに最適です。

良いハンガーを選べばスーツを長持ちさせることができるため、長期的に見れば安いハンガーを使うよりお得といえます。
大切な一着にはピッタリと合うハンガーを使って、スーツを丁寧に扱っていきましょう。

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